この日この花(6)

2017年05月27日 | アンの庭 5月のばら
5月21日

イージー・ゴーイング 背丈はラベルにある90cmよりずっと低く70あまりで
コンパクトです。花形は平咲きです。



ペチュニアは次々と新しい花を咲かせ、毎朝の喜びの一つです。


ビエ・ドゥの蕾が膨らんできました。フランスのデルバール社作出。


アンジェラ


またゆっくり止まっていました。羽を広げると黒に白の三本の筋があります。こちらを見ているように思えました。
羽を閉じると外側は茶色と白です。


調べてみるとミスジチョウの種類・コミスジのようです。まるでポーズをとっているかのようです。


この日の花のある一日です。



追記

5月21日 通りがかった「なんじゃもんじゃの木」の近くで、大きな木にこんな花が咲いていました。
下のほうの花の香りを嗅いでみると、いい香りがします。もしやこれは、あの句で有名な木では?


調べてみるとやっぱりセンダンです。あの句とは「栴檀は双葉より芳し」のことです。
ただしこの句の栴檀(センダン)とは、本来は白檀を指すようです。


武田薬品工業 京都薬用植物園のホームページによると

センダンの古名は「あふち」で清少納言の「枕草子」では「木のさまにくげなれど楝(あふち)の花いとをかし。」と詠まれ、花の美しさなどを表現しています。他にも「万葉集」「徒然草」などでも「楝」の名が見られます。また「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」の栴檀はインドに分布する香木のビャクダン( Santalum album Linn.)を指し、センダンの葉には芳香がありません。また材の利用として、加工性が比較的よく建材、家具、琵琶の胴などに用いられます。

とのこと。

万葉集にも、山上憶良や大伴書持の歌にも「あふち」として読まれています。

古語のあふちは、 会う地の意味がかけられているとか

花の色が淡い藤色で あわふぢ→あふちになったとか

所説ありました。