ローズサポート~あれから 初めての春(2)~(お庭A)

2013年06月03日 | ローズサポート
5月29日、去年11月半ばに、ローズサポート(1)でお伺いしたお庭を再訪しました。
                        (2012年11月23日日記分)

この日は曇りで、時折小雨が降る日でした。同じ京都でも北部にあたり、標高も高いので、
バラはこれから咲く、良い時期になっていました。

まずお部屋で、とっても嬉しいお出迎えがありました。黄色い大輪のバラが飾られていたのです。
        
素晴らしい花形で、なんといっても大輪。イングリッシュローズの「ゴールデン・セレブレーション」です。

11月は、こんな光景でした。
 

 

この大きく張り出してるバラは、冬の「アンジェラ」です。ここまでが11月の様子です。
 

さあここからは、今年の5月末です。なんということでしょう~
ラララ~ラララ~ララララ~♪~あの音楽が聞こえてきそうな、
その後の庭が目の前に広がっていました。


入口のバラもすっかり若葉が出て、もうすぐ、オベリスクや支柱が何本か必要になりそうなくらい
枝が伸び始めていました。「フレンチラベンダー」がいっぱい広がっていて、「ジューンベリー」が実をつけていました。
    
シャクヤクもたわわに。 「タイム」や、「ワイルドストロベリー」。珍しい「アカツメクサ(赤詰草」の花が咲いていました。
  
 


あの「アンジェラ」です。こんなに蕾をいっぱい付けて咲き始めていました。




いったい何輪あるのか~数えきれない夢のような蕾の数です。
 

そして「アンジェラ」の気持ちが現れたみたいにハートの、しかも大きな葉っぱが、何か所もありました。



「ゴールデン・セレブレーション」です。すでに4輪大輪をカットしても、まだまだ蕾があります。
  
 

奥まで続く、沢山のバラが、若葉を茂らせ、一番最初の蕾が咲き始めたところです。

 

 

 

  

 

こちらでも、下の方の葉に、黒点病の葉がでているものがあり、できるかぎり取り去りました。
「アンジェラ」には、数枚の葉に、「チュウレンジバチ」の幼虫が付いていましたので、見つけ次第
取り去りました。

また別のバラで、せっかく伸びたのに、先端の蕾を「バラゾウムシ」のために、花首から折れているものが
ありました。これだけ沢山の蕾があれば、黒い点が付いているかどうかみつけるのも大変ですので、
虫の嫌がる天然素材由来の、バラの活性液を2000倍程度に薄めて、やはり最初は、柔らかい葉ではなく
枝に下から上まで、スプレーでかけることをお薦めしました。やはり、曇りの日や、夕方の涼しい時間が
お薦めです。(真昼の太陽が照りつけているときには、かけないようにしています。)

11月に伺ったときは、まだ最後の花もついていたこともあり、、咲かせてから、その後ご自分で剪定もされ、
施肥もして、春先には、一年草も植えたりして、庭づくりに精を出してこられたからこそ、こんなに素敵な庭が
出来上がったのですね。手や心をかけると、植物は本当に応えてくれると感じています。

窓辺に、ハニーサックルの蕾もいっぱい。シロツメクサやアカツメクサの葉も変化あって綺麗です。
  

   

 

お部屋から、バラがいっぱい咲く様子を見ながら、午後のティータイムをしていただきました。集まった方々と共に
とても楽しいひとときでした。日頃、お仕事と3人の子育てをされながら広いお庭もしていくのは並大抵なことでは
なく、本当に頭が下がります。お休みに招いて頂き、本当にありがとうございました。

これからもますます花が咲き、楽しみいっぱいのお庭です。

今朝、メールで、「ハニーサックル」の開花の様子と「バラさんたち、大分咲いてきました!」と写真が送られてきました。
嬉しいお知らせです。それが次の写真です。朝の光に輝く「バラ色の庭」です。