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これは、5月25日のミニバラの蕾です。他のバラがそろそろ終わりかけた頃、咲き始めました。
ミニバラは、中国のバラ「ロサ・キネンシス・ミニマ」をもとに育成されてきました。
バラの園芸品種は2万~3万あるといわれますが、バラの原種は、分類学者によって異なりますが、
約150~200種類ぐらいといわれます。
そのうち、現在の栽培バラ系統にかかわる原種は、意外と少なく、7~8種といわれています。
ロサ・ガリカ (ヨーロッパ中西部から西アジアにかけて分布・紀元前から栽培)
ロサ・キネンシス・スポンタネア (中国西南部、四川省を中心に分布。1季咲き。栽培型のロサ・キネンシスは、
背の低い木立性の個体が現れ、「四季咲き」を獲得。)
ロサ・ギガンティア (中国南西部雲南省からミャンマーにかけて分布。一つの枝に一花の単生。
中国では、「大花香水月季」とよばれ、ティーローズの香りは本種に由来。)
ロサ・ムルティフローラ (北海道から九州・朝鮮、中国北部に分布。和名「ノイバラ」。円錐形の房咲き。
房咲きのもと。)
ロサ・モスカータ (ヒマラヤから小アジア、地中海(南ヨーロッパ、北アフリカ)に分布。ムスク
ローズともいわれ、独特のムスク香のもとに。ダマスクローズやノアゼットローズ
の成立に関与。)
ロサ・ルキアエ (本州・四国・九州・朝鮮・中国に分布。和名「テリハノイバラ」。茎が長く伸長
(ロサ・ウクライアナ) することから、つるバラのもとになったバラ。)
ロサ・フェティダ (西アジアの乾燥地。現代バラに鮮黄色を導入した黄花。雑種起源の種)
ロサ・カニナ (ヨーロッパに広く分布。ドッグローズ ロサ・アルバの親。接ぎ木用の台木)
他に、ロサ・フェニキア(小アジア・中東からトルコ原産。ダマスクローズの片親か)
ロサ・ルゴサ(和名「ハマナス」北海道・本州(太平洋側は茨城以北日本海側は、島根県以北)、
東アジア(朝鮮・中国北部以北)、ヨーロッパで改良されたハイブリッドルゴサとなる)などがあります。
ミニバラのもとになった「ロサ・キネンシス・ミニマ」は、栽培型の「ロサ・キネンシス」が、
わい性(他に比べて草丈または樹高が低い性質)突然変異したものと見られています。
5月29日
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背丈は最高でも20cm、ただ花径は、ミニの中でも大輪系なので4~5cmはあります。
5月30日 背景を白にすると 黄色が映えます。
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6月3日「モンテローザ」の赤とピンクを購入しました。栄養十分といった感じで、葉の緑も濃いです。
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6月5日 蕾も2日目のバラも並べて。
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ピンクのバラは、褪色が思いのほか早かったです。
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6月9日 咲きそろって来ました。
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ミニバラの特徴は、開花してから、10日~2週間くらいは十分美しく楽しめます。
この後、残念ながら黒点病になり、随分、葉を落としてしまいました。
しかし 病気の葉を日々、取り去り、花後に液体肥料を与えたところ、
7月24日、 8月3日
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8月8日、 そして今日8月14日
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葉を落としても、元気に復活し、花は小さくとも美しく咲いてくれました。
つい他の花に気をとられ、うっかり撮りそこなうミニですが、振り返ってみればそこに「美しいミニ」はあったのです。