オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 言葉の違い事情

2015-12-02 23:31:31 | 日記
当たり前なんですけど、オーストラリアの日常語は英語


ただでさえ聞き取れない英語なのに、オーストラリア訛りがあって、


NEW Horisen English なんて言う、アメリカ英語を習った私としては、二重苦になる訳なのです。



ましてや、国際結婚した場合なんて、日本人と住む機会もなくなって、ほとんど一日中、英語。


聞き間違いとか、勘違いが多くて、イライラしてしまうこともあるんだけれど、


実は、良いことも結構あって、


お互いに一生懸命相手が何を言っているのか聞きあうんだけど、人間ってそう言う時って相手のことを思うでしょう?


まあ、いいかぁ!と、諦めて、相手の顔をまじまじと見て、何を言いたかったんだろう???


って、色々想像したりします。


愛を育むのには、言葉は少なめのほうが良いのです、、、、だって、好きなように解釈できるでしょう?


もしも喧嘩したって、相手が怒って何か失礼な事言ってるんだろうけど、そういう時なんて特に、スラングとかも使うから、


何を言ってるかわからないし、、、、何言ってるんだろう?すごくおこってるなぁー、、、みたいに。


ひどいことを言ってしまった時も、相手に伝わってなかったりして、ほっとすることも。



で、夫婦になって、妻の日本語なまりの英語に夫が慣れるから、


妻が誰かと英語でしゃっべっている時、相手に通じなくて、


旦那さんが妻の英語を翻訳している(?)なんていう風景はよくあるんだけれど、実はこの辺からが危ない。


オーストラリアの国際結婚の離婚率は70%なんていうけれど、私が思うに、


国際結婚破たんの原因は、文化の違いなんて、それはいいわけであって、


お互い、相手のことをよく聞く必要がなくなり、よく聞こうともしなくなり、自分のやり方を主張するようになり、


喧嘩になる、と言う、別に日本人同士だってするパターンと同じだと思うのです。


ただ、


ドイツ語は詩を書く言葉

フランス語は愛を語る言葉

イタリア語は歌を歌う言葉

スペイン語は祈りを捧げる言葉

ロシア語は人を呪う言葉

英語は商売をする言葉

日本語は人を敬う言葉


なんて、言うけれど、日本語の”人を敬う”やり方を英語にして喧嘩したら、オーストラリア人の夫、負けるんじゃないかなぁ、


と思うのです。だって、すごく理路整然としてないと丁寧に言えないでしょう?


だから、今まで、助けてやっていた妻に負けそうになり、逆切れして破たんするのかな?と。



やっぱり、今まで違う人生を生きてきた人と上手くやってゆくのって、国際結婚でも、日本人同士でも、



そうそう、かんたんではないなぁ、と思うのです。