オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 禁煙事情

2018-06-03 16:56:32 | 日記
日本でも最近は、喫煙にたいして厳しいようですが、


私が日本にいた、20年ほど前は、まだまだ喫煙者が強くて、


健康産業に従事する会社に勤めていたのも関わらず、営業さんを始め、


社長さんまでも、喫煙者だったものです。



一時期、オフィスの仕事を手伝っていたころが数か月ありましたが、



その時まで自分が、かなりひどい、タバコアレルギーだとは知らなかったけれど、



アレルギーだったんですね。



辛くて辛くて、仕事中もマスクしていたら、社長が不憫に思ったのでしょう、



自ら禁煙を実行してくださいました。



多くの社員(主に営業さん)から、怨念のような、重々しい空気を私の両肩に感じたわけですが、




多くの社内喫煙者も、否応なく、禁煙を始めてくださった、わけです。






程なく、3か月ほどで “禁煙したら、ストレスがたまる” と社長はギブアップされたので、



他の社員たちも、ほっと胸をなでおろし、喫煙スタートしたというエピソードがあります。



喫煙と言うのは、ほんの些細な事から、スタートすることが多いのですが、


辞める時には、禁断症状を始め、かなり辛いものがあると聞いています。



この私も、高校生ぐらいの時に、友人に勧められ、一度、吸ってみたことがありますが、


超甘党だったので、全く魅力を感じず、吸わなかったわけです。



もしもあの時、、、いえ、今でも、



イチゴ味とか、バニラ味とか、あんこ風味の、甘いタバコがあれば、はまっていたかもしれないと思うと、


喫煙者が禁煙する姿には、涙さえ誘うほど、同情してしまうものです。


確かに、はたで、堂々と吸われることほどハタ迷惑で、腹立たしいものはなく、



煙で脳がもうろうとし、何故か自分が犬であるような気がしてきて、一度、



相手に噛みつきそうになったこともありますが、


こそこそ隠れてでも吸わなければ済まない喫煙者には、もう少し、いたわりの心をもっても良いのでは?



人間の依存性にたいしてされた古い実験結果があります。



サルを、それぞれのグループに分け、


カフェイン、ニコチン、アルコール、アンフェタミン、ペンタゾシン、モルヒネ の中毒にさせ


そのあと、レバーを何回も押さないと、各薬品が出ない装置を与え、何回まで頑張って薬を得るためにレバーを押すか



依存嗜好の検査をするのです。



その結果、



サルの実験による精神依存の強さ(柳田による)

 カ フ ェ イ ン   100
 ニ コ チ ン   800-1600 
 ア ル コ - ル   3200-6400 
 ア ン フ ェ タ ミ ン   3200-6400 
 ペ ン タ ゾ シ ン   3200-6400 
 モ ル ヒ ネ   1600-6400 


他の条件下では、20000-30000回以上、押し続けたという結果もあるそうです。



サルよりも知能の高い人間なら、もっと、快感を求める欲求が高いので、


この結果はさらに多くなるだろうと言われています。


そうなれば、寝食してる時間、ありませんね?


まさに、 “人間やめますか? 麻薬やめますか?”の世界なのです。


そう、このデータでは、タバコが1600回。


一秒に1回レバーを押すと考えて、1600秒、なら、おおよそ300分。



すると、5時間?



と言う事は、タバコをやめ、吸いたい発作が来たあと、大体5時間我慢すれば、欲求が弱まると言うことですね?



頑張ってください。



タカラダの外から薬品を入れて、ストレスを解放しようとしても、なにも良いことは有りません。



体の状態をコントロールしている、本家本元の交感神経や副交感神経、ホルモンンのバランスを崩し、



余計、治しにくくさせてしまいます。



兎に角、走りましょう。



エクササイズすることは、コンピューターのルビュートと同じです。



一度ご破産して、体自身に、正しい方向に行かせるように仕向ける行為です。



ご検討祈ります!!!




PS 下の写真は、オーストラリアで売っているタバコのパッケージです。おどろおどろしいですね?










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