オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア フィットネクラブツアー

2020-09-21 19:49:32 | 日記

私は、長い間フィットネス業界で働いてきた人間で、凡そ、50000人以上の方を、

フィットネスへとお誘いしましたから、クラブ内は自分の家のような感じに

くつろげるのですが、、、威圧を感じる方もいらっしゃるのを知っています…

多分、

私がクラブやバーに行った時の感じ?

滅多に行かないのですが、全席に、ごあいさつ回りしなくちゃいけないような、

妙な落ち着きのなさを感じます。

 

生まれてこの方、運動したことが無いマダムをお教えしている時、

デモしたあと、ふと目を離したすきに、バックエクステンションマシンのてっぺんに、

仁王立ちになって、よろけて落ちそうになりながら、微笑んでらっしゃったのに、

驚いたことがあります。危ないので、すぐに降りていただきましたが、

マシンへの体のセッティングの仕方が、分からなかったと仰いました。

自分の体が、どんな風に動いているか把握できたらっしゃらなかったのですねぇ~。

 

さて、前置きはおいて、

オーストラリアでも、フィットネスは盛んで、フィットネスクラブは沢山あり、不況でも何でも、

一定の方々は、雨が降ってもヤリが降ってもいらっしゃいます。

日本と違うのは、土足でクラブに入るという事と、パーソナルトレーナーを

連れている人がけっこう多いという事です。

後は、同じようなもんです。

世界中、人間のカラダと言うのは、似た形をしているので、マシンの使い方も、クセも、

使い方の良くない所も、殆ど皆同じです、、、と言う事で、

今日はコロナ以来流行りの、バーチャルフィットネスツアーなどやってみたいと思います。

 

さて、レセプションを通り抜けると

マシンや、プール、サウナがあるクラブが多いですが、まずはジムに行くのが王道です。

プールやサウナは、疲れた筋肉をほぐすのに有効ですから、先にほぐしたら、

やる気力、失せます…ほぐしてばっかりで、ジムに来ない方も良くある話です。

ウェイトと、有酸素運動では、ウェイトが先です。

何故なら、ウェイトトレーニングを先にした方が、有酸素運動をしたときの

脂肪の燃焼が早くなるからです。

それに、ウェイトトレーニングは筋疲労の前に集中してやった方が、より筋肉が付きますが、

持久系の運動は、ただ黙々とやれば、効果は期待できます。

 

スクワット、嫌いな方が多くてこっちでもやらない方も多いですが、

最初にかつ最大にやって欲しいのが足の運動。

おなかの脂肪を燃やしたいと思ったら、スクワット! 燃えます!!

フォームが難しいので、初心者は、マシンでやるのが無難です。

レッグプレスも大切です。

スクワットしてる方って若く見える方が、すごく多いです。

...多分、足を使うと脳が、まだ現役で狩猟して走り回ったり戦ってると思うからだと思います。

色々な形がありますが、こういうのが一般的です。

スクワットとレッグプレスは、効く筋肉は殆ど同じですが、

引力に逆らう分、スクワットが辛いです。

次、

レッグカールは、ヒップアップに効くと言われていますが、、、

このように、曲がったベンチのマシンだと、

ご覧の様に、お尻より、このように太ももの後ろと、ふくらはぎに効きます。

実生活で、この筋肉を激しく使うことはないので、見た目の問題がメイン?

 

どうせやるなら、お尻に効く、こっちのマシン。

ベンチがこのようにまっすぐのマシンは、正しいフォームでやると

ヒップアップにも効きますし、お尻の筋肉、腰を守るために大切です。

又、軽めで丁寧にやるとペルビスフロアにも効果的で、

是非やって戴きたいエクササイズです。

次、

カーフレイズは、ふくらはぎを鍛え、足首を細くしますし、

ペルビスフロアにも有効ですが、

こんな風に、何処にも捕まらずに正しくやることは、無理難題です。

バレリーナじゃあるまいし、、、まっすぐきれいにつま先立ちできる訳ないだろ!ヽ( `д´*)ノ

大抵の場合、体重が外側に逃げて、ふくらはぎの外側ばかり筋肉が付き、O脚になります。

見栄を張らず、どこかに捕まるか、マシンを使って、まっすぐ上にかかとを上げましょう。

 

レッグエクステンションも、是非やってください。

膝を守るために大切だし、

膝小僧がゆるんで、ゾウさん膝になるのを予防してくれます。

目指せ美脚!

さて、足の次のやって戴きたいのは、背中。

大体、人間のカラダと言うものは、背中側の方が、おなか側より、

3倍衰えやすいと言われていますので、何はさておき、せなかは、カラダの前側より

せっせとやって戴きたいものです。

背中が丸くなってくると、どんな素敵な服も似合わなくなります!!!

ジジババくさいし…

背中の運動も色々ありますが、

ディップスとか、

ロープーリーとか、

 

フロントプルダウンとか、ありますが、

私はバックプルダウンを初心者の方にはお勧めしています。

バックにおろすと、肩を痛めるなど反対される方もいらっしゃいますが、

このようにきれいなフォームでやると、背中で一番丸くなってきやすい上部を使います。

上部は、早いうちに意識できるようになっておかないと、あとで習いにくいので

私は、お勧めしてます。

でも、このように、下を向いてやったらダメです。

背中の運動は足の運動に続いて、お嫌いな方が多いようですが、頑張ってください!

大体、嫌いな場所と言うのは、衰えやすい場所です...もしくは、衰えてしまってる。

胸とか、上腕とかより、2倍は多くやって戴きたいものです。

セクシーな背中目指して、頑張りましょうネ!

次、

カラダの前の運動、

 

カラダの前の運動で、凄く注意が必要だと思うもの、いくつか挙げておきます。

まず、胸の運動で、人気のバタフライ。

男女ともに、これが好きな方は多いですが、気を付けないと、胸よりも、

肩の前にばかり筋力が付いてしまって、胸の筋肉が付きにくくなったり、

猫背、巻き肩になりやすいので、私はあまりお勧めしていません。

やるなら、正統派、チェストプレスをやっておきましょう!

Wow!!!

なにごとも、ひかえ目に...

ああ、あと、男性がよくやってらっしゃる アームレイズ

" これは、良く効く” と、しばし喜んでらした後で、肩を傷めてしまった...

と言う方の苦情を聞いたのは一回や2回ではございません。

私が、手術をしたのも、ここの腱です。私はフロントレイズしてませんが、

この辺りは、オーバーユースになりやすく、痛めやすいので、くれぐれもご注意ください。

 

まあ、大体こんなところで、、、

見てるだけで十分お疲れになられたのではないかと存じますので、

本日はこの辺で終わりますが、貴方の身の回りで謎のマシンなどございましたら、

写真など送って下されば、使い方の注意点などお伝えしますので、

 

お気軽にご連絡くださいネ!