オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア で日本を懐かしく思うこと

2019-04-10 13:37:23 | 日記

日本とは反対側にあるオーストラリアは、今は、秋なのです。


もの思う秋、私は、好きでオーストラリアに来た訳だけれど、


日本の事を、本当に懐かしく思うことがあります。



   


   例えば、日本のデパート


   朝いちばん、


   制服を着たきれいなお姉さんたちが、”いらっさいませー” と、頭を下げて出迎えてくれ、


   もう、全く、お姫様気分で入場し、きれいな催し物売り場のバーゲンに行き、


   試食でおなかもいっぱいになり、楽しく過ごし、


   閉店時には、ホタルノヒカリ、をバックに、”姫様のお帰りー”と頭を下げ、


   また来てね!というそぶりで、お送りしてくれるので、


   ”明日も絶対来るぞ!!!”


   と言う積極的な気分なったものです。


  
   オーストラリアのデパートみたいに、店員はどこにもいないと思ったら、


   店員同士仲良く集まってお話ししていて、


   お邪魔すると、”何か用かい?”みたいなことは、絶対無い。





   
   主婦の格好をした、宮中の女房みたいなレジのお姉さんが、業務に忠実かつ完ぺきに、



   目にもとまらぬ早業でマシンガンのようにレジを打ち、おまけに、


   見つからないものがあれば、ササっと走り去り、一瞬で、”姫!これでござりますか?” と、


   差し出してくれ、


   洗剤や食料を仕分けして、袋詰めまでし、あたたかく、見えなくなるまで、見送ってくれるような


   感じのスーパーマーケットは、オーストラリアではありえません。


   
   まだ閉店前の時間なのに、早々とレジのお金の計算をはじめ、入ろうとするお客を


   まるで犬を追い払うかのように、追い出すか、


   ”5分以内で出て来いよ!”と脅迫するのが、定番。


   
   

   こっちのレストランは、ウェイターが来るまで、おとなしく待つのがマナーなので、


   おなかがすきすぎて、気絶寸前になるまで、オーダーできない上、やっと食事にありついて、

   
   夢中で食べている時にだけ、何人もしつこくウェイターが来て、


   ”食事は美味しいか?”と、恩着せがましく聞いて、食べるのを邪魔します。


   日本のレストランのように、よべば、”ただいま参りますー!”と、来る上、念のために、


   催促用の、ベルまで置いてあるなんてねー、


   あなた、それでもチップなんて期待されない喜びを感じないといけません。
   

   
   
   日本のコンビニでは、たとえマニュアルロボットだったとしても、


   店員が、全員明るく、”いらっしゃいませー”と大歓迎してくれ、たとえ100円のものを買っても、


   必ず、有難がってもらえる、


 
  
   
   まだまだ、細かいことはいっぱいあって


   電化製品が、なんでもすぐ壊れるとか、壊れて保証期間内に持って行ってるのに、


   ”お前が安物買うから、壊れたんだ”と、高い商品の購入を勧められたり、 

 
     
    芝刈り機を、修理に出して、一日で壊れたので返金を求めに行ったら、


   ”働いた時間はタダにできない”と、、、、仕事に対するプライドは、ありませんね?、


    交差点の信号機がしょっちゅう壊れて、皆、恐る恐るのろのろ運転しなきゃいけないとか、

  
    走っている途中で、自転車の、車輪が外れたり、


    魚が、美味しくないとか、


    大根が高くてまずいとか、

    
    家の中でも靴を脱がないとか、


    いえ、いえ、それでも幸せなんだけれど、、、、
    
   

    ああ、たまには日本に帰って


          ‘’ポチ‘’から ”姫” に戻って、美味しい和食を、たらふく食べたいものです。