オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 公園事情

2016-10-09 13:52:33 | 日記
流石、日本の20倍の面積を持つオーストラリアには、大きな公園から小さな公園、遊具施設の整った講演、


バーベキューできる公園、芝生とベンチだけの公園など、実に沢山あって、


日本のママの様に、公園デビューの心配もしなくて良いし、、、だってそこに来てるママが気に入らなかっ


たら、次の公園に行ったらいいでしょ?


そして、さすが観光ビジネスの盛んなゴールドコースト


この前なんて、プロなんだろうけど、宙返りの練習をする、若いお兄さんたちが来てたりして、タダでショ


ーを見せて頂いたような、お得な気分だったのです。



ウチの子供なんて、自分の庭の様に使わせていただいてるし、自分の土地が広くなったような気分。



 ”私、公園の横に住んでるんです”


と言うと、皆、”いいねぇ!”と、言ってくれるし、実際私も、住むまではラッキーだと思っていたのですが、



そればかりでもないのです。


ウチの場合は、ただ、ベンチと机、が、屋根の下にあるだけの公園で、10メートルもあるような大木が何本も植わっているんだけど、


その大木が、ウチの庭に枯葉やタキギを山の様に降らしてくれるだけでなく(ウチ、カマドでもあれば、良かったんだけど…)


屋根の上に覆いかぶさっていて、雨樋を詰まらせて、掃除が大変なのです。



だって放っておくと屋根に水が溜まって、家が倒れたって話も聞いてるし…



で、市役所に電話して、”悪いけど、うちの上だけでも、枝、切ってくれる?”



と、お伺いしてみると いきなり、”裁判所に訴えてください。そこで話し合いましょう” と。


裁判にこりごりの私は、仕方なくすごすごと、年中日陰になった庭の、枯葉の間ににょきにょきと生える、


毒キノコ、これ、マツタケかシイタケだったら儲けられるのになぁ、と人生の不条理を


嘆きながら暮らしているのです。



公園に来る人だって、読書する人とか、エクササイズする人が利用者の殆どで、静かで良いんだけど、


わざわざ、タバコを吸いに来る人が居るのです。



きっと、家で吸えないから、ここに来てくつろいでるんだろうけど、ウチの窓は公園の方に向いていて、閉めなくちゃならないし、


毎朝、バルコニーのマイジムでエクササイズをしている私としては、凄く迷惑。


一度、その女性に事情を話して、



”悪いんだけど、朝は、よそで吸うようにお願いできれば有難いなぁ”と言うと、



”ここはパブリックの場所で、私には、ここで吸う権利があるのよ! ワハハ…”みたいな。



オーストラリア
では、 “公園にお菓子を持って行ってはいけない”などと言う、くだらない法律はあるけど(きっと肥満防止なんだろうけど)



こういう公園で、タバコ吸ってはいけないと言う法律は無い。



で、ささやかな仕返しと言っては何ですが、裏庭の畑にまく為に買った、素晴らしい匂いの鶏糞の肥し、



彼女が帰ったあと、明日に備えて、ベンチの周りに撒いてやりました。


あそこに、キノコも生えるかなぁ!


ハーベストが楽しみな、隣の公園なのでした。