オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 平屋暮らし事情 

2015-08-19 00:30:21 | 日記
子供のリクエストから、アパート住まいを終了し、


平屋住まいになったわけですが、


アパート住まいの時のように、家賃や、管理費などを払わなくて良いと喜んでいたのに、オーストラリアでは、

色々なお支払いがあって、結局高くつくのです。


まず、rate というものがあって、水道代プラス、市役所のサービス(ごみ収集とか、図書館、駐車場など)


へのお支払い、になるそうで、どこに住んでいるかとか(人気の居住地だと、お高い)土地の大きさとか、


果ては、家のトイレの数とかで、値段が決まるそうなのです。


因みに、人気のゴールドコーストに住んでいる私ですが、半年で15万円くらい。


高い!高い!そんな事、知らなかったぁ!!ずるいなぁ、先に言ってくれないとなぁ、と言っても後の祭り。


おまけに、請求書の裏面の注意書きには、


”払えなかったら、あなたの家を強制的にオークションにかけて売るから、よろしくネ!”と書いてあるではありませんか。


ああ、あの、”政府取り押さえの超お買い得オークション”というのがあったけど、こういうことだったのね、、、と今更納得。


 恐ろしいなぁー!



その他にも、出費はいっぱいあって、


例えば、アパートに住んでいればただでついてくるセキュリティ。


隣家との距離が広いオーストラリアでは、母子家庭なので、セキュリティは気になるところなのですが、


自分ではいれば、月に1万位、さらに何か起こって警報がなったりしたら

(小さなことに反応して、なることがあるのです)


”自分で見に行きますか?”なんて電話がかかってくるけど、行けるわけないので、

結局、出張手当としてさらに1万円お支払いするのです。


エアコンが壊れても、アパートのように、お抱えのメンテナンスのおじさんがいるわけでなく、


エアコンスペシャリスト、というなる人を見つけてお願いしないといけないし、


水回りや、ガス周りは、配管工事やさん、雨漏り専門屋さん、電気配線専門屋さん、


庭掃除は、芝刈り専門、高い木専門、普通一般の植木専門 etc etc...



この人たちは、基本的に時間給なのですが、下手な人だったりすると、時間ばっかり食って、一向に直らなくても、


やっぱり、徴収されるのです...”ああ、上手くゆかなくって時間かかったから、3万円ね” なぁんて。


冗談じゃない、上手くさっさとできないのは貴方の実力不足でしょうが?


と思いつつ、それでも支払うのがこっち流。だから上手い人は人気があって、一見さんでは、なかなか来てもらえないのです。


先週、”普通一般の植木専門屋さん”を、お願いしたんだけれど、約束した日に来ない。


契約してから入居まで3か月かかっているので、木と草が伸び放題なのです。


ご丁寧なことに、前のオーナーは、


南国情緒よろしく、庭と庭の周り中に、竹とヤシの木のあいの子みたいなのをずらーっと植えてくれたので、


半端じゃなく植物の育ちの良いオーストラリアの木々はすくすくと育って、


もう、雀のお宿、ならぬ、化け物屋敷になっているのです。


日光が入らなくて、日中でも薄暗くて寒い部屋。


いっそのこと、大島紬を着て、日本の古き良き文化、紹介するよ、と言って、


日本の美しい、うら若き砂かけばばあとしてデビューでもしたら、人気者になれるかもしれない?


等と、、、お金儲けも考えたけれど、どこかに無理があるような気もするので、



仕方がなく、つば広の帽子と、大はさみを買って、


自分で切りまくったのでした。


切るのは結構楽しかったのだけれど、


切った葉っぱは、生ごみとしていちいちビニール袋に入れて出さないと、


ごみ集めのおじさん、ご丁寧に、ごみ箱からわざわざ、放り出していってくれるのです。


ああ、、、


どこまでも、慣れにくい、平屋暮らしなのです。