オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 住宅購入事情

2015-08-10 22:38:31 | 日記
私事ですが、6年続いた裁判は、示談で終わり、


6月に来た誕生日に、年金が満期になったので、有り金かき集めて家を買うことにしたのです。


時に、この所、Gold Coastの物件は上昇期にあり、


さっさと買わないと、この限られた予算内では何にも買えなくなってしまうので、


兎に角、毎日のように必死で、探し回ったのです。


だって、先月まで5000万円くらいだったお家が、今月見たら6000万以上! 素敵なお家で、人気があったのかもしれないけれど、


そら、慌てますよねぇー


最初は、新聞やインターネットで捜すのですが、これは、うちの次男の仕事。予算内で、素敵なお家を探しては、

“これ買う?”と言ってくれます。で、


最終的にはやはり、2人で現地に赴かなければいけません。(反抗期の長男はついてきません)


此方は、日本のように、住宅展示場に行くだけで、お弁当がもらえたり、タクシー代が出たりなんてすることは無いのだけれど、


それでも、素敵なお家だったりすると、野次馬見物人が多くて、何のご褒美が無くても、後から後から、


”お宅、はいけーん!” と、エクササイズがてらに、見に来るのです。


賃貸でなくても、ここでもやっぱり不動産屋が強気なのは、


日本のように、”人気の物件は抽選で”なんてことはなくて、


あくまでも、値段とオーナーの気分次第?もっとはっきり言えば、不動産屋さんの気分次第? だと思うのです。


だって、値段交渉だって、不動産屋さんを通してするので、不動産屋さんがオーナーに


”こんな所で売ってあげたら? 相手は新婚さんだし” 


”いや、この家はもうすぐしたら、値打ちが上がるから、少し待って” とか、とか、とか、とか、、、



毎週末になると、沢山のお家が同時に、何処で何時から何時まで、ご開帳しますよ! と言う情報が新聞に載ります。




気になるお家をチェックして、ご拝観に行き、うまくいけば、その場で即決、SOLD! 


一足違い、なんてこともあるので、凄くお気に入りなら、兎にOPEN一番に見にいくのです。



しかしそこは、広いオーストラリア。おまけに、人気のお家は、強気の60分だけご開帳なんてところもあるので、


(大体2時間くらい?多い所なら5時間くらい開ける所もあります)


幾つもの家を見ようとすれば、時間と地図を睨めっこして、計画を立てなければいけません。


さて、


貧乏性の私には、10万円以上は大きすぎて、100万も1000万も、1億円だって同じ。


思い切って, ”エイヤッ”と、買った家は、古くたって、多少雨漏りがしたって、底冷えがしたって、


あっちこっち、ペンキがはげていても、レンジが壊れていても、外灯がつかなくても、


”悪いけど、売るから来月出て行ってね” なんていわれる心配の無い、自分の住処を得ると言う事は、


もう、涙が出るくらい、狂乱狂舞なのです。








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