オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 楽チン事情

2015-01-26 23:00:23 | 日記
オーストラリアに来て、文化の違いに戸惑い、困った事とかもあるけれど、実は、


お、これは得?したな、何てことも一杯あるのです。


仕事柄、一番思うのは、フィットネス。

日本だと、あんまり熱心に健康の事やっていると、フィットネスクラブ外では、

何だか変人扱いされちゃうような所もあったりして、お客様にも気を使ったのですが、

こっちは、政府が、医療費削減のため、運動やれやれ状態なので、運動やっている人は、

  ″偉いねー!”って言ってもらえるし、

堂々と、やりたいだけ運動できて、フットネスをしないほうが、身の狭い思いをしたりするくらい、

皆、フィットネスや健康に、熱心なのです。



食べ物だって、日本では、野菜ばかり食べていると、心配されたりしますが、

こっちはベジタリアンも多いので、無理に、ハンバーガーを薦められる事もありません。


タバコだって、今でこそ日本でも禁煙のところが多くなりましたが、

私が日本の会社にいた頃は、吸わないほうが、肩身の狭い思いをしたものです。



それから、町を歩くときの気楽さ。

日本だと、何か人と違うと、上から下まで、ジーっと見られたり、何かいわれたりしますが、

こっちだと、きっと、紋付はかまで歩いていても、放っておいてくれます。



道を歩きながら、ものを食べるのも、全くOKです。

ちゃんと正装した大人の人だって、何か食べながら歩いている事なんて、珍しくもありません。


お酒だって、今でこそ、日本でも強要なんてされませんが、

それでも、ウーロン茶を飲んで酔ったふりしなくても、

″飲めないのぉーーーー!!!??″

と、がっかりされる事も無く、堂々と水を飲みながら、一緒に、楽しめます。




誰でも気軽に名前で呼び合うのも楽チン。


英語は謙譲語とか敬語が無いのでしょうか?

上司だって、先生だって、名前を呼び合うし、日本流に、苗字に、ミスターやミセスを

つけて呼ぶより、名前を呼んだほうが喜んでもらえるみたいなのです。

今まで、尊敬の意を表して、ミセス○○と呼んでいたのを、名前呼び捨てに変えたとたん、

急に親しくしてもらえるようになった事も、あります。

自分の親でさえ、ママやパパだけじゃなくて、名前で呼んだりもするのには、びっくりしましたけど。


他にも、小さなことは色々あるけれど、


この、他人に対する鷹揚さは、きっと、子供の頃からのインターナショナルな教育のせいですね!


だって、クラスメートだって、色々な人種で、見た目だけでなく、習慣も食べ物も違うのですから、


自然と、皆同じじゃないって、学ぶし、気にもならなくなるのではないかと思うのです。



…それでも、

オーストラリアって、何でこんなに、離婚率、高いんでしょうねぇー?