オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 習いごと事情

2014-11-24 22:17:53 | 日記
日本でも、習い事は盛んですが、

オーストラリアでも、とても盛んです。

オーソドックスなところで、水泳。

ここゴールドコーストは海が近いせいもあるのでしょうか、

学校では冬以外はいつも水泳の授業があって、そのせいでしょうか、

誰でも一度は、水泳教室に通ったことがある、と言うのが実情です。

子供たち、すごいですねぇー。
狭いプールで、行列して泳いでいるのを見ると、まるっきり、魚の大群に見えます。
日本だと、バタフライまで出来る人って、そう多くはないんじゃないですか?

あと、ピアノとかバイオリンとか、空手、柔道、カンフーなどが、

日本と同じく、習い事のトップグループに入っています。

オーストラリアらしいのが、オージーキックと言って、小さめのラグビーボールでする、
サッカー遊びなのですが、学校と契約をしているのか、
放課後の校庭で生徒を募集しにきますから、
お手軽なので、男女問わず、習う子供が多くいます。

変わっているなぁと思うのが、

演劇とか、モデル教室。
自己意識が高いせいでしょうか、自分の子供が俳優やモデルになれると思っている
親が結構多いのです。
“それは、どう見ても間違っていると思いますよ”
と言う言葉は、ぐっと抑えて、

誰だって、自分の子供は特別だしね!と。


…でも、ここがオーストラリア

嫌になったり、飽きたりして、すぐに辞めてしまうので何でも、続く人がいません。

私も、生活の為に、ピアノなんて教えたりしますが、


最初は熱心なんだけど、難しくなってきたり、練習しなければいけなかったりすると

すぐに辞めてしまいます。

ピアノは余程才能がある人じゃないと、練習するのが楽しいなんて事は無いし、

ゴールだって、ゲームの様にお手軽じゃないので、

余程親が頑張って子供をなだめたり、説得したりしないと、練習なんてしないのです。



うちは、子供にカンフー習わせてたんですけど、

大体3ヶ月周期で、他の子供たちは入れ替わっていて、

折角、才能ありそうだった子供も、続けなければ、やがて、才能無くても、やってるだけ、の、

ウチの子供の方が、上手になるのは、物事のルール?


趣味の3年、

玄人肌の7年、

プロと言えるには10年以上はやらないといけないと、何方か偉いお坊さんが仰ってましたが、



趣味だって、3年やら無いと趣味といってはいけない、なんて、言ったら、

オーストラリア、無趣味の人ばっかりでしょうねぇー。

我慢、と言う言葉。

オーストラリアでは、無いのかもね?