ブラームス
交響曲第2番
指揮…ジュリーニ
演奏…ロサンゼルスフィル
好み度…4(5点満点)
ジュリーニのおおらかさとロスフィルの明るい響きはこの曲にあっているのでは、との期待を持って聴いた。
第1楽章は、聴かせどころは少しテンポを落としてゆったりめに情感を前面に聴かせ、強奏部はしっかり音を弾き切って、明るい力感とおおらかな情感、あるいはジュリーニの力強い表現意欲が感じられてなかなか。
第2楽章は厚みのある弦の響きが印象的ではあるが特に感銘を受けるかといわれればどうか。
第3楽章も特に可もなく不可もなく。終楽章では何かちょっとまとまりきらない印象を受け、いろんな音が聴かれる割にはオケ一体となった活力とか爆発感は感じられず、速度を早めるフィナーレも厚い高揚感を伴えないまま、ちょっと軽い感じを受ける。
全体的な響きとして、明るく鳴ってはいるが艶を伴った豊かさとかにはなっていないような印象を受けるし、演奏全体の印象として何か底の深みを感じないような気がして、ネットでいくらか名盤との評もあったが、そうとは思われなかった。
交響曲第2番
指揮…ジュリーニ
演奏…ロサンゼルスフィル
好み度…4(5点満点)
ジュリーニのおおらかさとロスフィルの明るい響きはこの曲にあっているのでは、との期待を持って聴いた。
第1楽章は、聴かせどころは少しテンポを落としてゆったりめに情感を前面に聴かせ、強奏部はしっかり音を弾き切って、明るい力感とおおらかな情感、あるいはジュリーニの力強い表現意欲が感じられてなかなか。
第2楽章は厚みのある弦の響きが印象的ではあるが特に感銘を受けるかといわれればどうか。
第3楽章も特に可もなく不可もなく。終楽章では何かちょっとまとまりきらない印象を受け、いろんな音が聴かれる割にはオケ一体となった活力とか爆発感は感じられず、速度を早めるフィナーレも厚い高揚感を伴えないまま、ちょっと軽い感じを受ける。
全体的な響きとして、明るく鳴ってはいるが艶を伴った豊かさとかにはなっていないような印象を受けるし、演奏全体の印象として何か底の深みを感じないような気がして、ネットでいくらか名盤との評もあったが、そうとは思われなかった。
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