北海道電力は家庭向けで平均17%値上げすると発表し、結果15%での認可と今冬は激変緩和措置を取ることとなった。
メディアは原発再稼働反対を唱え経営努力も足りないと言うのだが、具体的な事を論じずに反発しているあたり、計算もできない文系やプロパガンダばかりなのかと呆れてしまう。
原発再稼働反対を声高に訴える自体はいいのだが、電気料金値上げにも『体たらくな経営』と言うだけで具体的な中身を知ろうともせずにただ感情的に反対する連中もこれまた多数いる。
運転ベースの発電コストに絞れば火力は相当燃料が安くならない限り原発より安くなるはずがないので、原発が停止したままだとコストが跳ね上がるのは当然である。
自らは新たな安定電源を確立するまでは原発を使うしか安定的に安く供給できる見込みが立たないと踏むが、電気料金値上げを許容してでも原発を即座になくせと言うのであれば立派な意見として議論する事はできるが、原発再稼働反対・電気料金値上げも反対と感情的な輩は議論の余地などまったくない。
忘れられてしまっている事であろうが、原発稼働増による運転コスト削減として少しずつ電気料金が値下げされ還元されてきたのだが、昨今燃料コストが大幅に跳ね上がった火力は燃料コスト削減をしても違法なて取引でもしない限りは以前の費用でさえも難しく、火力メインを続けていれば貿易赤字が恒常化して国富がどんどん失われてしまう。
横道に逸れるが、かつて民主党政権を誕生させた選挙では『子ども手当』欲しさに多数が民主党や候補へ投票したのだが、外国人参政権賛成や世論に乗っかり自民党批判ばかりで政権運営能力に疑問符がついていたのは冷静に考えれば当時からわかっていた事なのだが、メディアの誘導と感情論が酷い政治に結びつけてしまった。
話を戻して原発再稼働反対・電気料金値上げ反対はメディアの誘導なのであり、再稼働に賛成でも反対でも良いが、まずはメディアに流されて思考停止するような事をせず、冷静に分析し自分の意見を持つべきである。