☆日本再生ブログ~Byのんpapa

政治・経済・社会を少々保守的視点からの思想やメディアが伝えぬ内容、更に交通関係の趣味も入るという何とも謎なブログです

公共事業は日本を守る為に必要不可欠

2014-06-25 19:30:04 | 社会・政治
公共事業が悪だというイメージがついてから国民の目が厳しくなり減少の一途を辿ったが、それに伴い技術屋や職人がどんどん減り続けてしまった。
それが東日本大震災の復旧と復興への足枷となり、また日本の技術力低下をもたらしかねないのであるが、その縮図でわかりやすいのがJR北海道である。
JR北海道は慢性的な赤字体質なので人員を極限まで切り詰める事で乗り切ろうとしたが、一方赤字で追い詰められる会社は組合の意向を呑まざるを得ないため、労使共に既存の雇用を守るため、長期に渡る新規採用凍結と技術者を育てる事を先送りし続けた。
そして設備投資も赤字を盾にして多くを先送りにし、事故トラブル不祥事の連鎖で取り返しのつかないところまで酷く脆い状態となって、結局他から応援を得る事実上の会社組織崩壊に至った顛末である。

JR北海道単体なら別に北海道にいない人には何ら影響がないので他人事に見えるだろうが、これを大きく見ていくと人材や設備の投資、いわゆる公共事業を国が下手に削り過ぎるとJR北海道のように負の連鎖が止まらなくなる危険性がある。

極端に利用が見込めないインフラは更新せずに何かに代替して集約する必要はあるが、基本的に老朽化したインフラは造り替えをしていく必要がある。
例えば営業用の車は余程豪華な仕様でもない限り、本来『贅沢品』でなく『設備投資』という扱いなのであるが、赤字会社が設備投資しないのを是とする風潮は変えていく必要がある。
JR北海道も金があって新車をたくさん入れるのではなく、飽くまで安全を含む設備投資の一環で今まで削り過ぎた分を入れるだけなのである。

JR北海道の一連の問題は、国の行く末に関する暗示に見えて仕方ない。





W杯とマスゴミ

2014-06-19 20:47:12 | 社会・政治
テレビを見ると、あたかもW杯は勝算ありという報道ぶりなのだが、日本は世界ランク48位で他3ヵ国と比較にならないくらい低く、神風が吹いて勝てるかどうかの強い相手だ。

それを勝てて当然とも取れる報道にどれだけ流されている人がいるのか気になってしまう。
最近矢継ぎ早に出てくる安倍バッシングに流される人が増えているのと同じなのだ。
コートジボワールには敗れるべくして敗れたのであるが、あーでもない、こーでもないと変な理由つけているのには呆れるばかりだ。
コートジボワールは前半ナメてかかるが、本田が点入れて以降本気を出し、後半にエース
を投入して巻き返した。
前半の折り返しから試合終了までコートジボワールに握られてしまっていたのは惜しいと言える状況ではなく、これが日本の実力なのである。
期待を持つのは悪い事じゃないが、期待させすぎは問題ではなかろうか。

『カード』を見直してみよう

2014-06-12 21:22:16 | 社会・政治
最近は現金より『カード』で財布がパンパンになるなんて声をよく耳にする。
クレジットカードでパンパンになるという意味ではなく、ポイントカード、ICカード、果てには病院の診察券も今やカードなので、貧乏であってもパンパンになってしまうのだ。
近年はIC乗車券の相互利用化、スマホやiPhoneなどで決済やポイント付与したり、ポイントカードも大規模なグループのサービスに乗る動きが加速しているが、ユーザーからすれば新たなカードを作らなくても特典が受けられるのは良い流れである。

さて、こうしたサービス業に対し問題山積みなのが病院の診察カードである。
サービスを強化するという意味ではないのだが、受診している複数の病院データを1枚のICカードに集約して診療データを集積するのである。
集積したデータを見れば持病やこれまでの経過を正確に知る事ができ、仮に意識不明で救急となる際も救急隊員や救急医療が素早く判断し処置までの時間短縮に繋がる。
更にセットで健康保険証や身分証明書のICカード化も進めば本人確認もしやすくなるので、患者側も医療側も大きなメリットとなる。
これにはすごく巨大な投資が必要と思われるかも知れないが、IC読み取り端末を受付に置き、原則既存のパソコンと連動させれば良いので、データの変更こそ必要だが小規模な診療施設でも導入が可能である。












維新の分裂は予想できたもの

2014-06-05 22:56:26 | 社会・政治
日本維新の会は遂に橋下と石原が折り合わず決裂する事が決まったとマスコミは大きく取り上げているが、政策的に橋下と石原が折り合うはずなどなかったので予想ができた流れなので驚く事はなかった…と言うより何故統合したのかが疑問であったくらいだ。
みんなの党から左派江田らが分かれ結いの党となり、維新の左派橋下らが結いの党との統合、更に民主党左派を集めて左派大勢力を作り上げるという中身である。
これに保守の石原らが納得できないと党を割るという事は容易に想像がつく。
予想外に橋下側が少なく石原側が多かった事には安堵したが、石原側は他党にくっつく事はなく、橋下はこれでも勢力拡大が可能と意気込んでいるようだ。
ただ橋下の影響力低下は避けられそうにないでしょう。
これだけは言えますね。