アラ・還世代のつぶやき

還暦後の楽しみ方あれこれ

命をつなぐ「災害時の食事」

2012-06-17 18:18:38 | 日記
 卒業した学校では同窓会活動として年4回程度、栄養士のスキルアップのため卒業生が講師になり講習会を実施しています。
今回は昨年起きた東北地方での地震後の栄養士としての活動や「災害時の食事」を勉強しました。




実際にボランティアとして現地に行かれた方も被災地の栄養士の方とのコミュニケーションがうまくとれずに、充分な栄養士活動というより、現場での在庫食品の把握から、始められたとのことであった。またそれぞれの避難所の人数により問題意識にも差があり、必要とされる食材も違い長引くほどに食事の摂取状況による体調不良が生じてきても、制限のある状態なので、栄養士として必要と思われるサポートが出来なかったらしい。

但し、その後各避難所で提供された食事の1日の平均栄養量を比較すると、栄養士が食事管理をしていたところでは、エネルギー量が2000kcal、野菜量が200gを超えていて、不在のところに比べ、ビタミン類、たんぱく質もしっかりとれていた。 栄養士の存在価値が数字に現れていてうれしい

今回はアルファ米(炊いた後に一定の処理を経て乾燥させたもの)と無洗米の美味しい食べ方とスナック菓子からポテトサラダへ変身させる簡単テクニックを学びました。
ご家庭でも参考になると思います。

◆ごはん
アルファ米に乾燥野菜(小松菜)を大さじ1杯加えお湯を注水線(160cc)加え30分置く水でも可と記載されているがお湯のほうが美味しいらしい



左:オクラ(このままでもとても美味しい) 右:小松菜


無洗米(約100g)を耐熱製のビニール袋に入れ、ペットボトルの緑茶(今回は綾鷹)140ccを加え輪ゴムで縛り、鍋に湯を入れビニール袋ごと米を加え中火で30分~40分かけて炊くと香りのよいごはんの出来上がり!  ほうじ茶やウーロン茶より緑茶がお薦め!

◆ポテトサラダ
スナック菓子に水150ccを加えしばらく置き、柔らかくなればマヨネーズを少々加える。





◆出来上がり


持ち出し用食品に乾パンを入れていましたが、唾液量が少ない幼児や高齢者には水分の多いお粥などのレトルトなども備蓄しておくほうが良いらしいです。


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