~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

坂の町<282日目> Stayed in ポルト

2011-12-03 23:00:00 | スペイン(2&3回目)~ポルトガル
 今日は市内を見て回るだけなので、午前中は宿でゆっくりと過ごした。

 12時前に宿を出て、旧市街にあるクレリゴス教会の前のカフェで昼食を摂りながら、歩き方を開いてこれからどうやって名所を周っていくかを考えていた。


 すると、ほとんどの観光地が12時くらいから14時まではお昼休み。

 やってしまった。。

 何も考えず午前中のんびりしたことを少し後悔。

 仕方ないので、まずは明日のナザレ行きのバスのチケットを買いに行った。そして、そのままドン・ルイス一世橋へ行った。
 ポルト市庁舎。


 旧市街の様子。広角より望遠の方が良かったけど、レンズ交換がめんどくさい&埃入るのでできればしたくなかったので、そのまま広角で撮った。



 ドン・ルイス一世橋は上部と下部の2段構えになっていて、上部は電車、下部は車が通れるようになっている。ポルトは丘だらけの街だから、橋の上部で丘の上同士を結び、下部で丘の麓同士を結んでいる。


 電車は路面電車のようになっているので、ホントに目の前を通って行く。もちろんスピードは落としているけど、結構な迫力。きっと撮り鉄のヒトにはたまらないんだと思う。




 橋から見たポルト。




 みかん生ってた。


 橋を渡りきったところからはポルトの旧市街がよく見えた。


 天気が悪いのが残念だけど、ボケ~っと眺めているだけで気持ちよかった。寒かったけど…

 しばらくぼんやりした後、橋を渡ってカテドラルへ行った。カテドラルはまだ開いていなかったので、外から見るだけ。


 カテドラル前から見る旧市街の景色もなかなか良い。


 写真を撮っていると1人の欧米人に写真を撮ってくれと頼まれたので、1枚撮ってあげた。確認後、
 「Perfect!!」
 と言われたのが、なんか嬉しかった(笑)。

 坂を下りてドウロ川沿いを歩き、サンフランシスコ教会へ行った。
 坂道。


 ドウロ川沿い。奥の橋がドン・ルイス一世橋。


 川沿いの建物。


 サンフランシスコ教会。


 さすがに教会とかには飽きているんだけれど、ここは違った。天井、柱、壁と至るところが金箔で覆われた彫刻が施されている。写真撮れないのが残念。小さな教会だけど、見る価値があると思う。

 次は、隣のボルサ宮。


 ここの観光はツアーのみなので、英語&スペイン語同時翻訳ツアーに入った。ガイドは英語があまり得意ではないらしく、ゆっくりと丁寧に喋ってくれる。おかげで、今までで一番良く理解できた気がする(笑)。

 ここも写真は撮れなかったが、アラブの間は見事だった。スペインのアルハンブラ宮殿を模して作られたらしい。まだアルハンブラ宮殿に行ってないから分からないけれど、ボルサ宮のアラブの間も見る価値は充分にあると思う。

 坂の登り下りで疲れていたけど、最後にクレリゴス教会の塔に登った。てっぺんからは大西洋も見えるし、市内ももちろん良く見える。ホント天気が曇りなのが残念だ。
 午前中に撮った。このときはまだ雲が薄かったのに…


 ずっと奥に大西洋があるんだけど、見えないね。この写真じゃ…


 石像も街を見下ろしている。


 カテドラル側の風景。


 帰りに少しつまみ食いした後、カップ麺を買って帰った。なんか久しぶりだと無性にカップ麺が美味しく感じる。今日で3日連続。まだロクなポルトガル料理食べてないな。まぁ明日からでいいや。

 途中、サンタクロースが居た。


 青い集団。


 このあと、赤い集団と青い集団が太鼓鳴らしあっていた。何だったんだろ?

 <世界遺産58個目(文化遺産50個目)>・・・ポルト歴史地区
 ポルトのサン・ベント駅の周辺。坂が多くて結構しんどい。

 <宿泊地>イエローハウスホステル(Yellow House Hostel) 8人ドミ 8.9ユーロ
 詳細は昨日と同じ。

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ポルトガル発祥の地<281日目> Stayed in ポルト

2011-12-02 23:00:00 | スペイン(2&3回目)~ポルトガル
 昨日は早く寝たので、必然的に早く目が覚めた。早く起きる必要がない日に限って目が覚める。もっとも最近はずっと早起きしてるけど…

 宿の朝食を食べた後、電車に乗ってギマランイスという街へ向かった。ここは、ポルトガル発祥の地と呼ばれているらしい。レコンキスタはスペインが有名だけど、同じイベリア半島のポルトガルでももちろんあって、その結果、ポルトガルができて、その初代国王アルフォンソ・エンリケス生誕の地がギマランイスだそうだ。

 ギマランイスの駅を出て旧市街へ向かったが、特別なことはない普通の街だった。


 とりあえず、世界遺産に登録されている建物を中心に順番に見て回った。
 ノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会。


 ブラガンサ公爵館。




 ブラガンサ公爵館の中。




 ブラガンサ公爵館の中は博物館になっていた。入口にはクリスマスツリーが飾られていた。もう12月。このまま行けばクリスマスはスペイン南部か、早ければモロッコだ。あんまり興味ないけど、交通機関や観光に影響するからそろそろどうやってクリスマス~年末年始を過ごすかを考えないといけないかもしれない…


 サン・ミゲル教会。


 ギマランイス城…


 ギマランイス城の城壁からは市内が見渡せる。


 ただし、逆光。


 花。マクロレンズ欲しいな。


 あじさいやんね?こんな時期に咲くんや。


 芝生に転がった空き瓶。誰が捨てたんだか?


 晴れると気持ちいい!


 一通り観光を終えたら13時を過ぎていた。ポルトへ戻る電車は13:55発。これを逃すと2h後になる。観光を終えた街に2hは辛いので、昼食を食べるよりもポルトへ戻ることを優先した。

 そもそも今日は観光の途中でスイッチが切れたように、何だかヤル気がなくなってしまった。こうなると観光はもちろん、食事すらめんどくさい。やりたいことはただ引きこもることのみ。

 という訳で、ポルトへ戻っても特に何をする訳でもなく、2日連続となってしまったけれど、マクドナルドへ行き、帰りにカップ麺を買って宿に戻った。

 ヤル気ないときには何したって無駄だから、宿で本を読むなり、PCをいじっている方がマシ。たぶん観光続きのせいで若干飽きてきてるせいだと思う。スペインが良かっただけに、ポルトガルでももう少しインパクトのある観光地が欲しい… さっさとロカ岬へ向かった方が良いのかも…

 今日見つけたプリングルスの自動販売機。


 <世界遺産57個目(文化遺産49個目)>・・・ギマランイス歴史地区
 ポルトのサン・ベント駅からギマランイス駅まで近郊列車で1h15m。2.8ユーロ。ギマランイス駅を出て左に進み、最初の交差点を右に進んで、坂を下っていくと旧市街に着く。

 <宿泊地>イエローハウスホステル(Yellow House Hostel) 8人ドミ 8.9ユーロ
 詳細は昨日と同じ。

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ポルトガルに入りました<280日目> Stayed in ポルト

2011-12-01 23:00:00 | スペイン(2&3回目)~ポルトガル
 今日は久しぶりの陸路国境越え。
 とは言うものの、全く緊張も何もない。だって、イミグレも税関も何にも無いから。

 サンチアゴ・デ・コンポステーラを出たバスは順調に走り、普通に橋を渡ったと思えば、ポルトガルだった。道路標識で『ポルトガル』ってあっただけ。楽なんだけど、なんか味気ない。

 目的地のポルトまであと10kmって表示を見たところでバスは停まった。何だろうと思うと、何とご飯休憩。『あと20分もしないんやから走ってくれよ』と思うけれど、仕方ない。たぶんバス自体はリスボンまで走るんだろう。

 30分後にバスは再出発。予想通り20分もしないうちにポルト市内に着いた。

 到着した場所はバスターミナルではなく、バス会社のオフィスの目の前らしい。メトロの駅からも遠く、市バスはどっかに走ってるんだろうけどよく分からないので、宿まで歩くことにした。
 2kmくらいだと思うんだけれど、ずっと上り坂。いつまで経ってもこの重さの荷物に慣れない。少しずつ出発時よりは減ってるはずなんだけれど、重くなっている気がする。観光で増えたパンフレットのせいかな?

 30分くらいかけて何とか宿に到着した。気温は低くてジッとしていると寒いんだけれど、宿に着いた頃には汗をかいていた。

 あまりに空腹だったので(さっきの休憩では食べなかった)、休憩もそこそこに街へ出た。

 宿に来る時もそうだったが、結構人気が少ない。そういう地域なんだろうか?身の危険を感じることはないが、あまりに人が少ないとちょっと焦って早歩きになる。結局は、そんな心配も杞憂に終わり、中心部に行くとたくさんのヒトがいた。

 ジョアンI世広場に来たとき、ふとマクドナルドが目に入った。なぜかワシが看板に付いている。


 中に入ってみると、シャンデリアやら壁にある彫刻やら、マクドナルドとは思えないほど豪華だった。ブダペストの西駅にあるマクドナルドが世界一豪華らしいけど、コッチの方がよっぽど豪華に見えた。


 ジョアンI世広場。


 ご飯を食べてスグ宿に戻るつもりをしていたけれど、せっかくなので少しだけブラブラと歩いた。
 何の建物だったかな?


 サン・ベント駅。


 構内はポルトの歴史に関する絵が描かれている。




 乗ってないけど、電車。


 ショッピングモールの中。


 さすがに疲れたので、途中でビールとカップ麺を買って宿に戻った。スペインでは一度も見なかったインスタントラーメンが目に入ったので、つい買ってしまった。今日の夕食はこれでいいや。それにしても一日の食事がマクドとカップ麺ってのはちょっと悲しいけれど…

 <宿泊地>イエローハウスホステル(Yellow House Hostel) 8人ドミ 7.9ユーロ
 住所:Rua Joao das Regras, 96。レプブリカ広場の北東角から東へ延びる通り沿い。メトロのトリンダーデ駅から北に歩いて5分程だが、強烈な上り坂なのでしんどいかも… サンチアゴ・デ・コンポステーラからバスできた場合、たぶんガリサ広場に着くはず。そこからはほぼ真っすぐ東へ進んでいけばレプブリカ広場に着くが、ずっと上り坂。2kmはないと思う。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン、冷蔵庫など諸々有り。Wi-fi 有り。
 備考:旧市街まで徒歩10分くらいだけれど、静か。たまたまかもしれないが部屋の電気がメッチャ暗くてとてもじゃないけど、部屋で本を読んだり、PCしたりすることができないのが不満。

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訪れた世界遺産:スペインその2

2011-12-01 22:00:00 | 世界遺産&ルート:ユーラシア横断編
今回の旅で訪れた世界遺産のまとめです。

今までの日記の最後に書いたものをまとめたもので、特別新しい情報はないですが、
まとまってる方が分かりやすいので、まとめてみました。
何かの役に立てば幸いです。
ただし、この情報通りに行こうとして行けなかった場合でも責任取れませんので、あしからず…m(_ _)m

くれぐれも参考程度にしておいて下さい(笑)

<12ヶ国目>スペイン (2011.11.16~12.1)


<訪問済み>
46.セゴビア旧市街とローマ水道橋 - (1985年、文化遺産)

 2011.11.17訪問。
 マドリッドのプリンシペ・ピオ・バスターミナルからバスで約1~1.5h。30分~1hに一本の割合。セゴビアのバスターミナルから水道橋&旧市街までは徒歩10分程度。セゴビアの駅はローカル、AVEともに少し遠いのでバスの方が安くて便利かも…

47.古都トレド - (1986年、文化遺産)

 2011.11.18訪問。
 マドリッドのエリプティカ広場バスターミナルからバスで約50分。30分に一本の割合。トレドのバスターミナルから旧市街までは徒歩10~15分程度。バスターミナルは電車の駅よりも近いし、バスの方が安い。帰りはマドリッド近くで渋滞に巻き込まれたので1h10mくらいかかった。

48.マドリードのエル・エスコリアル修道院とその遺跡 - (1984年、文化遺産)

 2011.11.20訪問。
 マドリッドのチャマルティン駅からRENFE近郊線C-3 or C-8で約1h。午前の早い時間なら30分に1本はありそう。日中は1hに1本だった。
 修道院へは、エスコリアル駅の改札を出て左側の階段を登って、正面の道を真っ直ぐ。突き当りの公園内の並木道を道なりに約15分程進んで、公園を出たら正面の壁を右から回りこむように進めば、修道院に着く。駅から徒歩20~25分程度。
 ちなみにチャマルティン駅から乗ったが、マドリッド中心部のソルやアトーチャからも乗れる。

49.サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 - (1993年、文化遺産)

 2011.11.21, 11.30訪問。
 ブルゴス大聖堂前のサンタ・マリア広場やサンタ・マリア門も巡礼道の一部(らしい)。何の目印も気付かなかった。

50.ブルゴス大聖堂 - (1984年、文化遺産)

 2011.11.21訪問。
 ブルゴスのバスターミナルを出て左へ進むとスグに見える。徒歩5分くらい。

51.ビスカヤ橋 - (2006年、文化遺産)

 2011.11.23訪問。
 メトロ1号線アレエタ(Areeta)駅を進行方向に出た後、左折し、真っすぐ行けば川に出て、スグ右側にビスカヤ橋が見える。メトロ2号線のポルトゥガルテ(Portugarte)駅からも行ける。

52.アルタミラ洞窟とスペイン北部の旧石器洞窟美術 - (1985年、文化遺産 ; 2008年拡大)

 2011.11.25訪問。
 サンティリャーナのバス停(トレラベーガからの終点)で降りて進行方向にある3つの分かれ道の一番左の道を進み、「アルタミラ洞窟」の看板に従って右折。後は道なりに進めば着く。ゆっくり歩いて30分くらい。
 ちなみに、現在訪れることができるのは博物館と、中に造られた精巧なレプリカの洞窟のみ。元の洞窟には入ることができない。

53.オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群 - (1985年、文化遺産)

 2011.11.26訪問。
 オビエド市内中心部にあるカテドラル内のカマラサンタ。駅やバスターミナルから徒歩10分程度。

54.ルーゴのローマ城壁 - (2000年、文化遺産)

 2011.11.27訪問。
 ルーゴ市内中心部。バスターミナルを出ると目の前。カテドラルのそばなど数ヶ所から城壁の上に登れる。どうやら市民の散歩コースにもなってる模様。

55.ヘラクレスの塔 - (2009年、文化遺産)

 2011.11.28訪問。
 ラ・コルーニャの旧市街から海岸沿いに北の方へ歩けば着く。徒歩30分くらい。

56.サンティアゴ・デ・コンポステーラ旧市街 - (1985年、文化遺産)

 2011.11.30訪問。
 バスターミナルからは、目の前の道を真っ直ぐ進み、左折し、しばらく歩くと大聖堂が見えてくる。駅からは、階段を上って右斜め前方に延びる道を真っ直ぐ進めば旧市街へ着く。


<過去に訪問>
アントニ・ガウディの作品群 - (1984年、文化遺産)
バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサンパウ病院 - (1997年、文化遺産)

<未訪問>
コルドバ歴史地区 - (1984年、文化遺産)
グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン - (1984年、文化遺産)
アビラ旧市街と市壁外の教会 - (1985年、文化遺産)
アラゴンのムデハル様式の建築物 - (1986年、文化遺産)
ガラホナイ国立公園 - (1986年、自然遺産)
カセレス旧市街 - (1986年、文化遺産)
セビリャの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館 - (1987年、文化遺産)
サラマンカ旧市街 - (1988年、文化遺産)
ポブレー修道院 - (1991年、文化遺産)
メリダの遺跡群 - (1993年、文化遺産)
サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院 - (1993年、文化遺産)
ドニャーナ国立公園 - (1994年、自然遺産)
歴史的城壁都市クエンカ - (1996年、文化遺産)
バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ - (1996年、文化遺産)
ラス・メドゥラス - (1997年、文化遺産)
サン・ミジャンのユソ修道院とスソ修道院 - (1997年、文化遺産)
ピレネー山脈のペルデュ山 - (1997年、複合遺産)
アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区 - (1998年、文化遺産)
イベリア半島の地中海沿岸の岩絵 - (1998年、文化遺産)
コア渓谷とシエガ・ベルデの先史時代の岩絵遺跡群 - (1998年・2010年、文化遺産)
イビサ、生物多様性と文化 - (1999年、複合遺産)
サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ - (1999年、文化遺産)
アタプエルカの考古遺跡群 - (2000年、文化遺産)
エルチェの椰子園 - (2000年、文化遺産)
タラゴナの遺跡群 - (2000年、文化遺産)
バル・デ・ボイのカタルーニャ風ロマネスク様式教会群 - (2000年、文化遺産)
アランフエスの文化的景観 - (2001年、文化遺産)
ウベダとバエサのルネサンス様式の記念碑的建造物群 - (2003年、文化遺産)
テイデ国立公園 - (2007年、自然遺産)
シエラ・デ・トラモンタナの文化的景観 - (2011年、文化遺産)

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