~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

アフリカ大陸最西端<341日目> Stayed in ダカール

2012-01-31 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 昨日夜遊びしたせいか、今朝は9時過ぎに目覚めた。シャワーを浴び、洗濯をし、パッキングを済ませて、荷物を宿に預けて準備完了。タクシーに乗ってアフリカ大陸最西端のアルマジ地区へ向かった。

 到着するとスグに現地人からの声がかかる。「最西端はコッチだ」の声に沿って歩いてみたが、どう見ても最西端は対岸のように見えるので、そっちの方へ歩いた。
 アッチの方が最西端っぽい。


 結局、アフリカ大陸最西端は高級ホテルの敷地内。恐る恐るレセプションで『入っていいか』を聞いてみると、OKが出た。中はホントに高級。プールもある。メッチャ綺麗。




 プールの先にはビーチがあって、どうやらそのビーチが最西端の様子。km表示のある看板はあったが、他に最西端らしき表示はない。なので、確証はないが、まぁ最西端ということでヨシとしよう。
 この先が最西端。


 看板。


 最西端。


 最西端のバレーコート。


 最西端で昼寝。


 最西端を満喫後は、近くのレストランで海鮮料理。生ガキ12コで1500CFA(約230円)があったが、今回はパス。焼きガキなら食べたかったんだけれど…

 エビと魚の焼いたものを頼んだ。かなり美味しい。大満足。




 宿に戻った後は、近くのバーでビールを飲みながらネット。のんびりと過ごした後、夜行バスでマリへ行くユウスケくんを見送って夕食を食べ、宿に戻った。

 宿のテラスに行くと、昨日の朝に少しだけ話をした日本人が居た。バル夫妻との約束の10時まで話をして過ごしていた。彼は日本から直でセネガルとガンビアに来たらしい。なかなか珍しいチョイスをするもんだ。

 10時を過ぎてバル夫妻がやってきたので、一緒にタクシーで空港に向かった(2500CFA)。そして、空港のレストランでフライトの時間を待つ。バル夫妻は午前3時頃にチェックイン開始、おれは午前7時頃にチェックイン開始。いずれにせよ、まだまだだ…

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>ダカールの空港のレストラン タダ(飲み物のみ注文)
 住所:ダカールの空港。
 設備:wi-fi有り。
 備考:大量の蚊が居て、結構辛い。

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終わり良ければ全て良し?<340日目> Stayed in ダカール

2012-01-30 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 朝8時。カードを飲み込んだにっくき銀行へ行った。窓口を何ヶ所かたらい回しにはされたけれど、無事にカードを取り戻した。とりあえずは一安心。

 続いて、ガンビアのビザを取りにガンビアハイコミッションへ。宿から徒歩1分という近さが嬉しい。

 申請用紙をもらって記入を済ませたが、「とりあえず座って待ってろ」と言われた。大人しく座って待っていたが、いつまで経っても呼ばれる気配はない。受付の女性を見ると、化粧しながらペチャクチャ喋っている。
 じーーっと見つめていると、「早くパスポート持って来なさい」と言われた。お前が待ってろって言ったくせに…

 とりあえず無事にガンビアビザの申請も完了。銀行に行ってビビリながらもクレジットカードを使ってキャッシング。取り戻した銀行のカードは停止中で使えないので仕方なくクレジットカードを使った。
 お金も無事に手に入ったので、セネガル航空で飛行機のチケットを購入した。ここまでは非常に順調だ。

 宿に戻ってしばらくのんびりしていると、バル夫妻とユウスケくんが来たので一緒に昼食。一昨日と同じで市場の屋台へ。やっぱり安いのが助かる。
 今日の昼食。マフェ。


 昼食後は少し予定の時間より早かったが、ガンビアビザの受取に行った。受付の女性は「まだ2時じゃないでしょ!」って少し怒っていたが、無事にビザもゲット。そのままみんなで日本大使館へ行った。

 ダカールの日本大使館には図書館があって、マンガや小説がたくさんある。さすがにマンガの品揃えはイマイチやったけれど、それでもセネガルにこんなに日本語の本があるなんて感動だ。

 日本大使館でしばらく過ごした後、宿に戻って休憩。夕食はみんなで韓国料理で豪遊した。メッチャ美味いし、ボリュームもたっぷり。もちろん値段も昼食の10倍以上と高いが、充分満足だった。
 韓国料理は最初の小皿がいっぱい並ぶのだけで嬉しくなる。


 メイン。





 他にもいっぱいあったが撮るのを忘れた。

 そして、今日のメインのカジノへ。ミニマムが2~4ドルくらいと聞いていたが実際は10ドル。最初は勝っていたが、ブラックジャックを1人でする場合、2ヶ所に掛けないといけないらしい。仕方なく2ヶ所でやったが、最終的には100ドル負けで終わってしまった。まぁ100ドルくらいならご愛嬌だ。

 バル夫妻とはカジノ終了後に別れたが、その後ユウスケくんとバーでビール。結局、宿に戻ったのは11時半だった。アフリカってことで最初はメッチャビビってたはずなのに、結局は夜遊びしてしまっている。まぁ今でも1人になるとビビるけれど…

 深夜を回って銀行に電話。ネットの調子が良かったおかげで、無事にカードの停止を解除することができた。これで明日は銀行のカードでお金を下ろせるはず… 色々トラブったけれど、まぁ何とかなったかな?

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>オテル・ニザール(Hotel Nizar) ダブル 15000CFA
 ユウスケくんが来たので部屋をシェアすることにした。テント生活はいいが、電源がないのが辛い。

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ビザ情報:ガンビア編

2012-01-30 22:00:00 | ビザ情報:アフリカ縦断編
 ビザの情報を載せておきます。
 間違っているかもしれないし、たまたま取得できただけかもしれないので、あくまで参考程度に留めておいて下さい。

ガンビアビザ
2012年1月30日取得。

・取得場所 …ダカール。アリババレストランのある交差点を北上し、1つめの交差点を右折すれば、ガンビアの旗が見える。徒歩1分。
・所要日数 …即日。午前申請、午後2時受取。2012/1/30申請&受取。
・費用   …25000CFA。
・ビザの種類…観光ビザ。3ヶ月シングル。期限は申請日から。
・必要書類 …パスポート、写真2枚、申請書2枚(大使館にある)。
・備考
 受付のオバちゃんが何かイヤな感じだった。
 他に3ヶ月マルチ(3万CFA)、6ヶ月マルチ(3.5万CFA)、12ヶ月マルチ(4万CFA)があった。

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ゴレ島<339日目> Stayed in ダカール

2012-01-29 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 午前中はシャワーを浴びたり、洗濯したりして過ごした。

 11時頃になって港へ行った。昨日のゴタゴタのおかげであまり気は乗らなかったけれど、それでも何かしている方が気晴らしにはなると思い、観光に出かけることにした。目的地はゴレ島。

 思った以上に綺麗なフェリー乗り場で、フェリーも時間通りに出発。わずか20分ほどでゴレ島に到着した。
 ゴレ島行きのフェリー。


 結構、欧米人がたくさん。


 ゴレ島。


 ゴレ島は、奴隷貿易の拠点として栄えた島で世界遺産にもなっている。

 ただ、今のゴレ島はのんびりと落ち着いた島。






 観光地化しているので、お土産やガイドの呼び込みがかかるが、それでも雰囲気は良い。
 ブラブラと歩くと、教会やモスク、大砲の跡などがあった。歴史博物館を見つけたので入ってみたが、フランス語しか表示がなくて全然分からない。
 教会。


 モニュメント。


 大砲跡。デカかった。


 高台から。


 謎の土産物たち。


 遠くに見えるのがダカールの街。


 博物館。


 ビーチ。


 ガイドブックを宿に置いてきてしまったので、どこが見どころかはよく分からなかったが、ただのんびりと歩いた。結果、一番メインの奴隷の家に行きそびれてしまったようだ。まぁ仕方がない。仮に訪れていたとしても、きっと『ふ~~ん』って感想で終わってしまうやろうし、島の雰囲気を味わえただけで充分。ってなんか負け惜しみっぽいな…

 ダカールに戻った後、ビールを買おうとスーパーに寄ったが日曜だからか休み。

 結局、宿に戻ってゆっくりと過ごした。

 夕方、ミヨコさんがやってきてしばらく喋っていると、ユウスケくんもやってきた。西アフリカでこんなに日本人が集まるとは珍しい。しばらく3人で喋った後、ミヨコさんは自分の宿に戻ったので、ユウスケくんとご飯を食べに行った。

 日曜なのでローカルレストランは開いてないだろうということで、結局、宿の隣のアリババレストランで夕食。ツーリスト用なのかファーストフードのくせに結構、高い。

 その後、目の前のバーでビール。やっぱ、ビールは最高だ! 冷えたビールさえあれば、どこにでも行ける。3本飲んで良い感じになったところで、今日は大人しく宿に戻った。

 明日は忙しい。何と言ってもまずはカードを取り戻さねば…

 <世界遺産78個目(文化遺産70個目)>・・・ゴレ島
 ダカールの港から約20分。往復5000CFA。

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>オテル・ニザール(Hotel Nizar) 自前テント 5000CFA
 詳細は昨日と同じ。

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またもやカード吸い込まれた<338日目> Stayed in ダカール

2012-01-28 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 今日はバル夫妻と一緒に移動。もう一日サンルイに居ても良かったが、せっかく誰かと一緒に行動できる機会なので移動することにした。
 サンルイのバスターミナル。




 ロッソからサンルイまで乗ったセットプラスとは違って今日乗った車はキレイ。道路もキレイでかなり快適。何より日本人3人が横に並んでいるから、スペースも余裕があって過ごしやすい。ウトウトしているうちにダカールに到着した。
 途中、バオバブがあった。


 やっぱマダガスカルのバオバブの方が“らしい”気がする。


 キレイな道。


 ダカールは大都会。ヌアクショットとは大違い。

 無事に目的の宿に到着し、部屋を見せてもらうが10000CFAとちょっと高いので、屋上にテントを張らせてもらうことになった。テントでも5000CFA。ダカールは宿が高くて困る。

 落ち着いたところで昼食。バル夫妻に連れられて市場の屋台のようなところに行った。安くて美味しい。


 昼食後、バル夫妻と別れて宿に戻ろうとしたが、銀行があったので入ってみた。が、カードは使えず…
 どうしようかとちょうど銀行を出たところで、日本人に声を掛けられた。なんと日本大使館員。他の銀行に連れていってもらったが、今度はそこでカードがATMに飲み込まれて返ってこず。モロッコに続き、2回目。
 一緒に居た大使館員が近くに居た警備員に色々と言ってくれたが、やっぱり月曜までは無理。ホント最悪だ…

 「カード止めといた方がいいですよ」と言われたので、宿に戻ってスカイプで電話。「カードを取り戻すまでの一時的な間だけ止めたい」って言ったが、カードを止めたものの、再開の手続きは登録した電話から本人が直接かけないとできないらしい。

 それを先にちゃんと言えよ…

 いや、ひょっとしたらちゃんと言ってくれたのかもしれないが、電波が悪くてうまく聞き取れなかっただけかもしれないけど…

 既に停止手続きは終わってしまったので、このままではカードを取り戻したとしても意味がない。日本からの電話はできないだの、再発行しても受け取る術がないだの、散々色々と言った結果、とりあえずカードを取り戻してからもう一度コッチから電話をすることで、再開の手続きができる目処はたった。確実ではないけど…

 ただ本人確認にプッシュ電話が必要で、スカイプでもできるけど、ココでは電波が悪くて難しい。だけど、『日本の営業時間中に電話してくれ』と言われたので、コッチの夜中0時から朝の8時くらいの間に電話しないといけないから、外で電話を掛けるのも難しい。
 全く踏んだり蹴ったりだ。こんなことだったら、わざわざカード停止の手続きなんてするんじゃなかった。余計に事態をややこしくしてしまった。

 とりあえず今日と明日はもうこれ以上どうしようもない。それでも全然スッキリしない。

 『素直に月曜までキャッシングするのを我慢していれば…』
 『カード停止の手続きの電話をしていなければ…』
 『ちゃんとサンルイでもっと下ろしていれば…』

 色んな判断ミスが頭をよぎる。誰かのせいにしてしまいたいけど、やっぱり自分のミス。できるとこまでは自分でなんとか対処しなければ…

 バルセロナで酔って財布失くしたときは喜んで帰ったけど、今回は帰りたくない。まぁクレジットカードがあるからキャッシングして旅行を続けることはできるはず…

 それにしても今年に入ってからロクな目に遭わない。すでに、デモによる道路封鎖、交通スト、2回もカードを飲み込まれ、荷物はロストバゲージと散々。何か悪いことでもしたんかな?

 とりあえず、宿の屋上から見えるダカールの夜景。


 あ~、今日はストレス溜まったわー
 全てが無事に終わることを祈るのみ…(-人-) イヤ、マジで。ホント無事に終わって欲しい。

 <今日の移動>サンルイ→ダカール
 セットプラス。約5h。6000CFA(荷物代1000CFA)。
 荷物代は500CFAになると思う。道もキレイでかなり快適に移動できる。ダカールのバスターミナルから中心部のインディペンデンス広場まではタクシーで1000CFA。ただ結構近いのでホントは500CFAくらいの値段だと思う。

 <宿泊地>オテル・ニザール(Hotel Nizar) 自前テント 5000CFA
 住所:25 Ave Pompidou。インディペンデンス広場から西へ徒歩で5分くらい。有名なアリババレストランの隣のビル。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。野良wi-fi 有り。遅いけど…
 備考:ロンプラに載っている。

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4回目の再会<337日目> Stayed in サンルイ

2012-01-27 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 12時ちょっと前になって、バル夫妻が来てるかと思い、サンルイのユースホステルに行った。残念ながらまだ来ていなかったが、wi-fiが使えるので、しばらくそこでネットをしていた。

 やることも終わってパソコンを片付けようとしたところで、ちょうどバル夫妻が登場。中国、スペイン、モロッコ、セネガルと4回目の再会だ。今回の旅では一番長い付き合い?になる。

 3人で遅めの昼食を食べに行ったが、バル夫妻はセネガルの現地語もフランス語も喋れるので、ホントに助かる。言葉が分かるってのはやっぱりいいな。。おれももう少しフランス語が喋れれば、もっと西アフリカの旅が楽になるのに…

 昼食はチェブジェン。セネガルの代表料理の1つらしい。


 昼食後は少しだけ1人で街をうろついた。サンルイは他のセネガルの街に比べてちょっとオシャレらしい。他のセネガルを全く知らないので、そんな印象はないけど、確かに言われてみればちょっとオシャレ。




 でも、カメラを向けると「撮ったらダメ」とか言われたりする。別にそのヒトを撮ろうとした訳じゃなくて、街の様子を撮ろうとしただけやのに… だから結局、盗撮のように写真を撮ることに… イマイチ構図も何も決まらないまま適当に撮るから、コレ!って言う写真が撮れない。もう少しアフリカの雰囲気に慣れるまでは苦労しそうだ…








 夜、再びユースホステルに行った。そして、バル夫妻と合流し、夕食を食べに出た。ユースの外に出ると何やら音楽が鳴っている。フェスティバルの関係やと思うけど、路上の何ヶ所かで音楽やダンスをしているようだ。残念ながら一応、夜ということでカメラを持ってなかったので、写真はないけど…

 夕食は肉の炭火焼。やっぱり肉は美味しい。セネガルはご飯が美味しくて助かる。肉とビールの組み合わせは最高だ。

 <世界遺産77個目(文化遺産69個目)>・・・サンルイ島
 ロッソからセットプラスで通常なら約2h。サンルイのバスターミナルからサンルイ島まではタクシーで500CFAらしい。バスターミナルのタクシー乗り場では1000CFA以下には下がらなかった。

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>シェ・ガランドゥ(Chez Gualandou) シングル 10000CFA
 詳細は昨日と同じ。ちなみに、サンルイのAuberge de Jeunesseにはwi-fiもあったので、そっちの方が良いと思う。というか、ココはどう考えてもただのセネガル人宅へのホームステイな気がする。

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祝☆50ヶ国目!<336日目> Stayed in サンルイ

2012-01-26 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 朝7時に宿を出るため、朝6時に目覚ましをかけたが、寒くて寝袋から出れず…
 『そもそも7時に出る必要はないやろう』とか考えつつ、30分以上も寝袋の中でゴソゴソとしていた。それでも7時半前には宿を出て、タクシーを捕まえ、国境の街のロッソ行きの乗合タクシー乗り場へ行った。

 タクシーが到着するや否や、乗合タクシーのヒトが集まってきてアッという間に2000ウギアで交渉成立。少し待っただけでロッソに向けて出発した。好調だ♪ 前回の移動から運が向いてきたかな?

 3hほどでロッソに到着した。乗合タクシーを降りるとヒトが群がってくる。
 モーリタニアとセネガルの国境であるロッソボーダーは結構面倒くさいらしい。実際、アタールで会ったフランス人のオバちゃんは、「人生で一番最悪の経験だったわ。絶対に日本語しか分からないフリをしなさい」って言っていた。
 日本語しか分からないフリってのも難しい。「セネガル?」って聞かれて分からない訳がないんだし…

 警戒しながらもイミグレの場所も船乗り場も分からないので、群がってきた中の一人に付いていくことにした。マーケットのようなところを抜けた奥に船乗り場はあって、ここもヒトだらけ。

 入口で船のチケットらしきものを売っていたので100ウギアで買ったが、チケットを見ると40ウギアって書いてある。ちょっとボラれた。15円くらいやけど…

 最初の建物で警察がパスポートチェック。そしてお金のことを何か言ってる。よく分からなかったが、どうやら『お金を見せろ』ってことらしい。ちょっとした個室のようなところで、持っているウギアとドル&ユーロの一部とを見せた。ただそれだけ。賄賂を請求してくる様子もない。ちょっと拍子抜けした。

 イミグレはさらに船乗り場の奥にあった。ここでも簡単に出国スタンプを貰え、無事にモーリタニアの出国は完了。
 セネガル川を挟んで対岸にあるセネガルへ行く船を探した。手こぎのピローグはたくさんある。が、1000~3000ウギアとバカみたいな値段を言ってくる。

 川岸に座って様子を見ていると、一人のおじいさんが「コッチへ来い」と声を掛けてきた。さっき適当に買ったチケットで乗れる船がちゃんとあるらしい。よく対岸を見てみると、車も乗れる大きめの船がある。

 ちょっと待っているとその船がやってきて無事乗ることができた。そして、5分程でセネガルへ到着。船を降りる時にパスポートを回収され、スグそばに居た『おれはポリスだ』と名乗る人間が何やら色々と世話をしてくれた。
 船の上。


 セネガル川。


 自称ポリスが勝手に色々とやってセネガルの入国手続きも無事に完了。ところが、いったんイミグレからおれの手に戻ってきたパスポートを自称ポリスがパッと取ってしまった。
 『これはヤバいなぁ~』と思いつつも、両替所に連れてってくれるというので、とりあえず抗議する前に両替所まで付いていった。
 そして、両替所で自称ポリスは「2000CFA寄越せ」と言ってきた。でも、アホなのか、「まず両替だ。パスポートを返せ」と言うと、すんなりパスポートは返ってきた。これでもう用はない。両替だけしてサッサとその場を立ち去った。自称ポリスが追ってくる様子もない。なんだったんだろう?

 サンルイ行きの乗合タクシー乗り場まで歩き、30分程待って出発。それにしてもボロい車。今までも色々とボロい車には乗ってきたけど、これはなかなかのもんだ… 大丈夫かいな…?


 と不安に思っていると、案の定、出発して10分も走らないうちにストップ。しばらくボンネットを開けて何やらやっていたが、やっぱり無理らしい。結局、乗り場へ戻った。まぁロッソに近いところで故障してくれて良かったよ…

 新しくきた車もなかなかのボロさ。それでもエンジンが一発でかかっただけ、さっきの車よりはマシやろう。荷物の積み替えを終え、再出発。
 積み替えの様子。それにしてもボロい。


 今度は20分程走った所で、何かの検査で停車させられた。どうやら同乗のヒトがモーリタニアから何かを輸入したっぽいんだけれど、その書類と荷物とが合っていないらしい。
 しばらく車のそばで荷物を漁っていたが、最後は近くの小屋のところで話し合い。その間、コッチは待ちぼうけ。

 結局、1h以上そこで待ちぼうけをくらって出発できたのは3時。最初は1時に出発したから本来ならもうサンルイに着いているはずだ。やっぱり移動運悪いよな…と考えつつもどうしようもない。

 ようやく走りだしたが、完全に熟睡してしまっていた。あんな狭い車でよく寝れるなぁ~と目が覚めたとき自分自身のことがちょっとオモシロかった(笑)。

 結局5時前にサンルイに到着。市内の宿に向かったが、どうやら今日からサンルイで音楽フェスティバルがあるらしく、宿はフル。近くに居たオジサンが「宿を紹介してやる」と言うので付いていくことにした。

 オジサンに付いて2ヶ所目の宿に落ち着いた。10000CFA(約20ドル)もする割には…って感じだったが、渋っていると朝食&昼食付きになり、水シャワーだがお湯はくれるというし、何より明るいうちに銀行に行ってお金を下ろしたいので、とりあえず1日はココに泊まることにした。ただの民家のようにしか見えないけど、ホントに宿なんだろうか?


 その後もオジサンは親切で、酒屋、銀行、wi-fiのできるカフェ、レストランと行きたいところに全て連れてってくれた。

 最後に酒屋でビールを買って宿に戻ろうとしたときに、「おれに何かくれ。そのビール一本くれ」と言ってきた。『まぁそうやろうな…』とは思っていたし、『さすがに色々とお世話になったので、何かをあげよう』とは思っていたけど、ビールが欲しいなら買う時に言えよと。。今回買った2本はおれの分や! ってことで、明日ビール1本あげることで落ち着いた。

 宿に戻ると、少し頭が痛い。寝不足か疲れが溜まってきたのか… とりあえずシャワーを浴びて、久しぶりのビール♪ 頭が痛かろうがビールは飲むやろ~ 2週間ぶりくらい。ちょっと甘すぎるけど、贅沢は言ってられない。


 という訳で、ビールで50ヶ国目を乾杯。セネガルは今までの旅行も含めてちょうど50ヶ国目。マイルールによりパレスチナも国として数えているけど… 今回の旅だけでは17ヶ国目。もうすぐ1年。20ヶ国くらいは行けそうやな。

 ちなみに青色が今回の旅、黄色が以前の旅で訪れた国。

 <今日の移動>ヌアクショット→ロッソ・モーリタニア→ロッソ・セネガル→サンルイ
 ・ヌアクショット→ロッソ・モーリタニア
  乗合タクシー。約3h。2000ウギア(荷物代が500ウギア)。
  市内からロッソ行き乗合タクシー乗り場であるガラージュロッソまでは、タクシーで500ウギア。
 ・ロッソ・モーリタニア→ロッソ・セネガル
  船。5分。100ウギア。
  ヌアクショットからの乗合タクシーを降りると、ヒトが群がってくるので適当に付いていけば、船乗り場に着ける。イミグレは船乗り場にある。特に賄賂請求はなし。
  乗った船は車も運べるようなちょっと大きめの船。割りと頻発している様子。船のチケットは40ウギアって書いてあったが、ゴチャゴチャと意味分からんうちに100ウギア払ってしまった。小さいピローグもたくさん待機していたが、1000ウギアまでしか下がらなかった。
 ・ロッソ・セネガル→サンルイ
  セットプラス(乗合タクシー)。約4h。2700CFA(荷物代500CFA)。
  本来なら2hもかからないくらいで行けるはず。ロッソ・セネガルの船乗り場から15分ほど道なりに歩いた街の外れに乗合タクシー乗り場はある。

 <宿泊地>シェ・ガランドゥ(Chez Gualandou) シングル 10000CFA
 住所:不明。最初に訪れたAuberge de la Valleがフルだったために、そばに居た現地人に紹介してもらった。看板も何もなく、ホントに宿なのかどうかは分からない。市役所から少し北側にあるモスクの東側の道を北上し、たぶん1つめの道を左折して右側の180番地。
 設備:トイレ&水シャワーが部屋にある。扇風機&蚊帳もあり。Wi-fi 無し。
 備考:少し渋っていると朝食付きになり、さらには昼食まで付くことになった。水シャワーに難色を示すとお湯をバケツでくれたりと、親切。部屋はキレイな方?アフリカスタンダードが分からない。

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タコを見に行く<335日目> Stayed in ヌアクショット

2012-01-25 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 今日の午前中は事務作業に追われた。

 まずはビザの申請のためにマリ大使館へ行った。
 大使館はなかなかカッコイイ建物やったので、遠くから隠し撮り。


 大使館に入ると、申請用紙を渡され、記入。日本の住所もマリの目的地もモーリタニアでの滞在地も書かなくてよく、ずいぶんと簡素なフォームだった。そのくせ、髪の毛や肌の色なんかを書く欄はあった。

 入国日を指定できたので、とりあえず3月10日にしておいた。昨日のうちに今後の予定を考えるとマリに入るのはきっとこのくらいになるはず。ちなみに、マリは指定日より早く入国することもできるらしい。直接聞いた訳じゃないので、ホントかどうかは知らないが…

 申請はアッという間に終わったので、次は切手を買うために郵便局へ向かった。


 コッチはちょっと苦労した。切手を収集するって趣味(ちなみにおれの趣味ではない。頼まれただけ。ちょっと楽しいけど…)は当然ないようで、なかなか思うように行かない。
 コレクション用の切手を出されたりもしたが、なんとか普通の切手を購入することができた。それでも、一応コレクション用の切手があったことには驚いた。

 郵便局からの帰りに寄ったヌアクショットのモスク。写真を撮った瞬間、通りがかった現地人から「100ユーロ」って言われた。目が笑っていないのがちょっと怖かった。


 昼食を食べた後は、しばらく休憩。


 オコボレを与ろうとずっと待っていたネコ。ちょっとだけあげた。


 午後3時にもう一度マリ大使館へ行った。ビザの受取は申請よりももっと一瞬。「じゃぽね~」と言って渡されただけ。5分もかかっていない。


 ようやく用事は全て済んだので、適当にタクシーを捕まえて漁港へ行った。


 モーリタニアと言えば、タコ。
 あと、ロンプラにはヌアクショットの見どころが『漁港(フィッシュマーケット)』と書いてあったので、漁港へ。

 ちなみに、ヌアクショットでは『タクシー』と掲げている車は少ないけれど、代わりに全ての車がタクシーのようなもんで、意外とあっさりとタクシーは捕まった。漁港まで500ウギア(帰りは400でいけた)。

 漁港に着いて、市場を抜けると海。






 砂浜にはカラフルな漁船がたくさん並んでいた。とりあえずフラフラと海岸沿いに歩いた。


 帰ってきた船のそばでロバが待機。


 ちょうど、地引き網漁をやっていたので見学。写真を勝手に撮っていると、何やらおっさんが声を上げている。どうやら「撮るな!」って言っていた様子。イマイチ何を撮ったらダメなのかが良く分からない。






 魚に群がる鳥たち。


 市場へ戻ると、魚が並び始めていた。思った以上にデカイ魚があったりして、思っていたよりは楽しめた。


 1mくらいある巨大魚。


 が、目的のタコはない。
 『ここにはタコはないのか?』と思っていると、さっき砂浜で声を掛けてきたモーリタニア人が「付いて来い」言ってきた。

 ヒョイヒョイと付いていくと、倉庫の中からタコを出してきた。


 う~ん。新鮮じゃなさげ… これが日本へ行くのか? ちょっとタコを嫌いになりそう…(笑)
 連れてきてくれたモーリタニア人は「こんなのもあるぞ」って言って乾燥ナマコを見せてきた。これも日本や中国へ輸出するらしい。ちなみに、キロではナマコの方がタコよりはるかに高かった。

 市内に戻って早めの夕食を食べた。まだアフリカの雰囲気に慣れないので、できるだけ暗くなってからは出歩きたくない。たぶんヌアクショットは大丈夫やと思うけど…
 無駄におしゃれな器。


 明日は移動で国境越え。モーリタニアは結果的に随分とスムーズに回れた気がする。明日も上手く移動できると良いんだけれど…

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>オーベルジュ・メナタ(Auberge Menata) 屋上の常設テント 2000ウギア
 詳細は昨日と同じ。

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ビザ情報:マリ編

2012-01-25 22:00:00 | ビザ情報:アフリカ縦断編
 ビザの情報を載せておきます。
 間違っているかもしれないし、たまたま取得できただけかもしれないので、あくまで参考程度に留めておいて下さい。

マリビザ
2012年1月25日取得。

・取得場所 …ヌアクショット。宿(Auberge Menata)からなら、Avd General de Gaulleを北上し、1つ目の信号(Hotel Mounaの50m程手前)を左折。さらに1つ目の信号を右折し、1つ目の信号の交差点そば。
・所要日数 …即日。午前申請、午後3時受取。2012/01/26申請&受取。
・費用   …6500ウギア。
・ビザの種類…観光ビザ。1ヶ月シングル。入国日指定可能。
・必要書類 …パスポート、写真2枚、申請書(大使館にある)、パスポートコピー1枚。
・備考
 申請は午前9時から。
 ネットの情報によれば、指定した入国日より前に入国することができるらしい。
 他に1ヶ月ダブルが8000ウギア、2ヶ月シングルが10000ウギア、2ヶ月マルチが16000ウギアだった。

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スムーズな移動<334日目> Stayed in ヌアクショット

2012-01-24 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 朝6時出発と言われていたので、念のため5時の目覚ましで起きた。

 起きたはいいが、寒いので20分くらい寝袋の中でグズグズしていて、ようやく荷物のパッキングを開始。一通り詰めたのでお茶でも沸かして、パンでもかじろうかと思ったところで、ドアを叩く音がした。。

 まだ5時半過ぎだというのに、もうピックアップが来てしまった。何もこういう時だけ時間厳守で来なくても良いのに…
 急いで荷物を詰めて車に乗り込んだ。その後、ヒトを拾ってスグに出発。思いの外、出だしは好調だ。

 途中、いきなり車が停まって、運転手も乗客も小屋の中に入って取り残された。警察のチェックかと思いきや、どうやらお祈りの時間だったらしい。移動中に車を停めてまでお祈りするなんて、ちょっと衝撃だった。

 7時半過ぎにアタールに到着し、ヌアクショット行きのミニバス乗り場で降ろされた。チケットを買ったものの、どうやらパスポートチェックのためのパスポートコピーが必要らしい。
 運転手に案内されるまま、コピーを取りに行ったが、どうやらおれの支払ったお金で乗客リストもコピーした様子。ちょっと納得いかないが、まぁ仕方ない。

 ミニバスは8時を過ぎて出発した。ちょっと感動。絶対に満員になるまで出発しないもんだと思い込んでいたのに、時間通り8時に出発するなんて… 日本では当たり前のことやけど、なんだか嬉しくなった。こんなことで感動するのもオカシイんやけど…

 パスポートコピーを渡せば済むので検問も楽。イチイチ車を降りなくて済むのはありがたい。他の国でもこのシステムを採用してくれたら良いのに…

 ミニバスはひたすら砂漠を走る。








 ミニバスはわずか5hでヌアクショットの外れに到着した。


 タクシーで宿に向かおうとするも、宿名を言っても運転手が知らない。

 『困ったなぁ~。とりあえず中心部に行くだけ行こうかな?』と思ったところで、1人の運転手が声を掛けてきた。この運転手も宿の場所を知らなかったけれど、「電話して聞くからとりあえず乗れ」と言ってきた。しかも値段を聞くとタダ♪

 結局、ちゃんと宿まで連れていってくれて、ホントにタダだった。今まで苦労した分、今日は最高の移動ができた。満足満足♪

 宿はwi-fi が入ったので、久しぶりにネット。セネガルの大統領選のおかげで、今後の予定がハッキリしないけれど、モロッコで会った旅人達とダカールで再会の予定もなんとか立った。
 宿のネコ。


 夕方になって、少しだけ外に出た。首都と言っても、高い建物はほとんどなく、ヤギがそこら中を歩いているような街。
 高い建物もちょっとだけある。


 カメラ出したら「撮れ!」と言ってきたので、撮ってやった。


 ピザハットならぬ…


 悩ましいのは写真。何を撮れば良いんだろう? なんか街を撮ってもパッとしない。ホントは移動中の風景を撮りたいんだけれど、バスに乗ってたら一眼レフは出せないし…

 簡単に食事を済ませ、宿に戻った。ネットしようと思ったら、今度は出来ず… やっぱり出来る時にやっておかないとダメだな…


 <今日の移動>シンゲッティ→アタール→ヌアクショット
 ・シンゲッティ→アタール
  乗合タクシー。約1.5h。2500ウギア。
  シンゲッティの宿のおっちゃんに手配してもらった。朝6時発のはずが、実際は朝5時半過ぎにピックアップ。
 ・アタール→ヌアクショット
  ミニバス。約5h。4000ウギア。
  15人乗りくらいのミニバス。満員になってからではなく、ちゃんと8時過ぎに出発した。途中の検問でパスポートコピーを渡す必要があり、8枚コピーを取らされた。コピー代200ウギア。ただし、このコピー代には運転手がコピーした乗客リストの分も含まれていると思う…

 <宿泊地>オーベルジュ・メナタ(Auberge Menata) 屋上の常設テント 2000ウギア
 住所:不明。グランモスクの近くで中心部に有る。Avd General de Gaulleを北上し、Rue Abdou Bakerとの交差点の次を左折すれば有る。
 設備:共同トイレ&水シャワー。蚊帳有り。Wi-fi 有り。
 備考:ロンプラに載っている。ホットシャワーって情報があったはずだけど、なぜか水シャワー。運が悪かっただけか?

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