~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

スカイダイビング<462日目> Stayed in ウィントフック

2012-05-31 23:59:59 | ナミビア~ザンビア~マラウィ
 迷った結果、やることにしました。

 スカイダイビング!

 1回2万円。

 安いのか高いのかも分からん。けど、今回は一緒に来ているダイさんもやるってことになったので、いい機会だ。

 朝食を食べてピックアップに来るのを待機。10時って言ってたのに結局ピックアップが来たのは11時。やっぱりアフリカンタイムだ。
 車のナンバーもスカイダイビング仕様。


 最初、事務所に連れて行かれて、「文句言いません」って紙に一筆。そのままスワコプムント郊外の砂漠に連れて行かれた。

 周りには何にもない。飛行機もない。滑走路っぽいものはある。そこで簡単に説明を受けた。

 だんだんと興奮してきた。

 しばらく待っていると飛行機が飛んできた。最初に一緒に居たベルギー人が飛ぶことに…


 飛行機が来たと思ったらあっという間に乗り込んでそのままグングンと高度を上げていく。その間にコッチはつなぎを来て準備は万端。




 外に出て飛行機を探すとかなり上空に居た。しばらく見ていると、小さい点のようなものが見えた。どうやら飛んだらしい。みるみるうちに大きくなってきて、あっという間にパラシュートを開いた。そのままゆっくりと降りてくる。10分もかかっていない。

 そして、飛行機も降りてきてそのまま乗り込んだ。そして、一気に飛び立ってグングンと高度を上げていく。見えるのは砂漠と海。景色は最高だ。やっぱりこれだけ高度が上がると高い場所っていうイメージもなく、怖さは全くない。

 これから乗り込む。


 テイクオフ。


 パイロット。


 海も見れる。


 ダイさんとインストラクター。


 そして、いよいよ準備をして、まずはダイさんが飛んでいった。一気に落ちていく。そして、次はおれ。

 あっという間に飛行機から飛び降り、そのままスゴい勢いで落ちていく。気持ちいい。時速200km近く出ているらしいが、もうよく分からん。メッチャ楽しい。

 そして、わずか数十秒でパラシュートが開いた。いや~楽しかった~♪

 ってとこで、終わりだと思ったらココからが本番?(笑)。インストラクターがパラシュートの動かし方を教えてくれて自分で動かす。控えめにチョコチョコと動かしていたら、インストラクターが「Are you OK?」と聞いてきた。「OK」って答えると、パラシュートの運転をインストラクターが受け取った。

 次の瞬間、キリモミ状態。グルングルン回された。


 う~、気分悪い。
 最終的には吐きそうになった(笑)。ちょっとやり過ぎやろう…

 まずはダイさんが生還。


 まもなく地上。




 そして、無事に地上に生還。




 ダイさんと握手。つなぎの色も含めてアルマゲドンみたいだ。2万円使ったアルマゲドンごっこ。

 しばらく吐き気たっぷりの気分の悪さは治らなかったが、楽しかった。機会があればまたするかも…

 宿に戻った後は、昼食を買いにいくついでに少しだけ街歩き。そのついでにこれから行くムーンランドスケープとウェルウィッチアドライブの地図を手に入れることにした。結局、観光案内所や国立公園事務所を巡っているうちに、もう2時半。ちょっと遅すぎる。

 スワコプムントもお洒落な街。






 看板もお洒落。


 急いで出発し、まずはムーンランドスケープへ。文字通り月の景色らしいが、特別そこがスゴいって訳ではなくて、他の風景も含めて見ごたえ満載。




 鳥とムーンランドスケープ。


 これでも道。


 そのままウェルウィッチアを見るために走った。近いと思っていたらこれがまた遠い。結局メインの幹線道路を離れてから1h以上もかかってようやくウェルウィッチアに到着。

 1500歳らしい。


 ウェルウィッチアとは植物。和名で「キソウテンガイ」って言うらしい。そして、大きさ2m近くもある。と、2mもあると聞くとさぞかし大きいものを期待していたが、実際は「え~」って感じのショボさ…


 おまけに柵で囲われてしまっている。ナミビアのレンタカーの旅の最後のオチにはなったが、ちょっぴり消化不良。


 何より、ドライバーのニッツァンに悪いことした。もう4時を過ぎているので、このままウィントフックに戻るとなると完全に夜のドライブとなる。申し訳ない。

 夕日。


 それでも夜のドライブは楽しかった。昼間以上に動物が出てくる。当然ドライバーは轢かないように気を付けないといけないから大変なんだけど…

 オリックス、ダチョウ、ジャッカル、タヌキみたいなもの、ハリネズミ… ハリネズミは見逃してしまったけど…

 結局、ウィントフックに到着したのは10時前。そこからニッツァンを労うためにレストランへ向かった。ここではシマウマやオリックスやワニやダチョウといった肉が食べれる。


 注文したのは色んな肉が食べれるケバブ。もちろん値段は張る(1500円くらい)が、やはり美味い。どの肉もいける。個人的にはクドゥという肉が美味しかったな…


 そして、宿に戻ったのは12時前。それにしても濃い3日間だった。そして、メッチャ楽しかった。メンバーにも恵まれた。ナミビアはもう十分満喫したな~

 <今日の移動>スワコプムント→ウェルウィッチアドライブ→ウィントフック
 レンタカー(4WD)。1日あたり1000ナミビアドル(5人でシェア)。
 ウェルウィッチアまでは思った以上に遠く、時間もかかった。おかげでウィントフックに戻るのはすっかり夜に。ニッツァンごめんなさい。

 <宿泊地>カードボード・ボックス・ゲストハウス(Cardboard Box Guesthouse) ドミ 95ナミビアドル(約12ドル)
 住所:ウィントフックの駅の南を東西に走るJohn Meinert Streetを西に進み、坂を上ったところの交差点の前方右角にある。中心部まで徒歩10~15分程度。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。Wifi有り。朝食付。キッチン使用可。
 備考:歩き方、ロンプラに載っている。バー併設。宿の周囲には何にもない。

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ナミブ砂漠<461日目> Stayed in スワコプムント

2012-05-30 23:59:59 | ナミビア~ザンビア~マラウィ
 5時に起きて、急いでテントを片付けて出発。すでに空は明るくなり始めている。
 セスリムからデューン45までは約45km。飛ばしてくれたおかげで30分程で到着することができた。すでに先客は何人も居て、みんな砂丘を登っている。空はかなり明るい。もういつ太陽が出てきてもおかしくない。

 登っている途中。


 急いだせいか、昨日以上に息切れ。それでもなんとか日の出前に頂上に到着し、太陽が出てくるのを待った。デューン45からの日の出は砂漠側からではなく、遠くに見える山から出てきた。砂漠から出てくる太陽ではないが、逆に砂漠側は太陽のおかげで赤く染まる。

 頂上で日の出を待つ。


 出てきた~






 モロッコのメルズーガやモーリタニアのシンゲッティの砂漠とは違ってホントに赤く見える。来て良かった。キレイだ。ちなみに太陽の方向には気球も上がっていた。どこかから気球に乗ることもできるようだ。

 赤い赤い。




 しばらくデューン45の頂上付近をウロウロとした後、車に乗り込み、さらに奥のソススフレイに向かった。

 デューン45を降りたところ。


 ソススフレイの手前5kmからは4WDでないと入れない。4WD以外の車で来たヒト達はここからシャトルバスに乗り換えるらしい。確か1人100ナミビアドル。

 簡単に腹ごしらえをした後、ソススフレイに向かった。まずは手前のデッドフレイ。何人ものヒトが砂丘を登っている。なんでみんな登りたがるんやろう? 不思議に思いつつも、それにならって登り始めた。



 さすがに太陽が高くなるとあまり赤くない。


 登って行くと、右に白い地面に枯れ木が生えている場所があり、左には湖が見えた。両方行くには登ってきた砂丘を降り、再び登ってまた降りなければいけない。ここまで来たからには両方に行くしかない。分岐点でどっちに行くかを考えたが、とりあえず湖に行くことを選択。

 分岐点。


 左に湖。


 右に白い大地。


 湖側の道を選択。


 砂丘を一気に駆け下りた。これがまた気持ちいい。何十分もかけて上った砂丘をわずか数分で駆け下りる。ちょっとしたアクティビティだ。

 で、せっかく降りた湖はというと、水も汚くて入る気にはなれない。そもそもまだちょっと寒い。



 しばらく湖周辺を散策した後、砂丘を斜面から上った。これはマジでキツかった。足はズボズボ沈み、思うように上がっていかない。ようやく砂丘の稜線に到着したときには、足もガクガクで息もキレギレ。強烈だった。

 登ってきた。


 でも、強烈なのはここから。ひたすら上りが続いて上が見えない。上は見えているんだけれど、それが一番上じゃないのは明らか。でも登りきらないと枯れ木の方へは行くことができない。

 必死で登った。風もキツくて強烈。そして、ようやく分岐点に到着したが、まだ何人かはその上まで登っている。このまま白い大地目掛けて駆け下りたかったが、やっぱり登るしかない。

 さらにヒーヒー言いながら登って、ようやく到着。苦労した甲斐あってそこからの眺めはまさに絶景。砂漠や山や360度どこ見ても絵になる景色。頑張って良かったよ…






 頂上をしばらく満喫した後は、一気に砂丘を駆け下りた。200mくらいはあったんやろうか? かなり時間がかかって最後の方は足が絡まって転けそうになったが、無事に下に到着。走っているときは気付かなかったが、少し離れたところにはオリックスも居た。

 そして、白い大地。泥か何かが固まった地面なので、脆い。『乾期のウユニ塩湖ってこんなんかな~?』とか考えながらブラブラ歩く。白い地面、黒い枯れ木、赤い砂漠に、青い空。イイ景色だ。









 ナミブ砂漠を大満喫だ。

 最後にソススフレイへ行った。コッチはただの湖。砂丘とか登ったら良かったのかもしれないが、さすがにもう砂漠はお腹いっぱい。


 みんなで記念撮影。


 その後は、セスリムに戻り、そのままソリテールへ。ソリテールで昼食を食べた後、スワコプムントへ向かった。途中、ダチョウやミーアキャットやスプリングボックなどの動物もチラホラ。ダチョウが一列になって歩く様子はなんだかカルガモ親子みたいで面白かった。

 こんな道を通る。


 ミーアキャットを見つけて停まった。でも、おれは見れなかった(T_T)


 ダチョウの群れ。


 6時を過ぎた頃にスワコプムントに到着。それにしてもイスラエル人のニッツァンには感謝だ。あれだけ砂漠を歩いた後、1人でここまで運転してくれたんだから…

 スワコプムントの街もウィントフックと同じで夜になると店がほとんど閉まってしまう。なので、スーパーに行って、食材を買ってみんなでご飯を作ることにした。

 ガスが無くなってしまうというハプニングもあったが、ギリギリで料理を作ることには成功。なんだか久しぶりのまともなご飯(笑)。メッチャ美味かった。


 シャワーを浴びた後は、一瞬で眠りに落ちた。やっぱり疲れていたんだな…

 <今日の移動>セスリム→ソススフレイ→セスリム→ソリテール→スワコプムント
 レンタカー(4WD)。1日あたり1000ナミビアドル(5人でシェア)。
 セスリムからスワコプムントまでは4~5hくらいだったと思う。

 <宿泊地>ヴィラ・ウィーゼ(Villa Wiese) ドミ 120ナミビアドル(約15ドル)
 住所:Theo-Ben Gurirab Ave.とWindhuker St.の角。ウィントフックから来た場合は大型スーパーShopriteのある角で右折。2つ目の交差点で左折すれば、左側にある。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。Wifi有り。朝食付。キッチン使用可。
 備考:歩き方に載っている。いや~キレイやわ(笑)。

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ニッツァンと4人の仲間達<460日目> Stayed in セスリム

2012-05-29 23:59:59 | ナミビア~ザンビア~マラウィ
 いよいよナミブ砂漠を巡る2泊3日のレンタカーツアーの開始。
 メンバーは、ドライバーとしてイスラエル人のニッツァンをリーダーに、ダイさん、ヒロさん&ミユキさん夫妻、おれの合計5人。ニッツァンは、誰も免許を持っていない4人の日本人のドライバーとなってくれた奇特なヒト。でも、スッごい良いヒトだった。

 借りたレンタカー。4WD。


 ウィントフックを出るともう何もない荒野が広がっていた。交通量も少なく、さすがにこれならペーパーのおれでも運転できそう(笑)。怖いから&免許ないからしないけど…






 ウィントフックの南およそ100kmのところにあるレホボスという街に立ち寄り、食料を購入。食料と言っても結局、ワインとサラミなどのつまみばかりを買ってしまった。他のみんなはちゃんと食料っぽいのを買っていたというのに…

 レホボスを過ぎてからは未舗装道路。それでも100km/h近く出せるので道路状況は悪くない。4WDじゃなくてもこの辺なら余裕だ。

 途中で現地人のヒッチハイカーを拾い、ソリテールという街へ着いた。砂漠の中にある何にもない街だが、ナミブ砂漠へ行く途中に寄る旅行者が多いみたい。と言うのも、ここにはベーカリーがあって、なかなかに美味しい。サボテンや壊れた車も良い感じに置かれていた。行ったことないけど、アメリカ南部ってこんな景色なのかも…

 ベーカリー。


 サボテンと車。


 荒野と車。


 ベーカリーに居た犬。


 ソリテールでベリーパイを昼食に食べた後、そのままセスリムへ向かった。途中、スプリングボックなどの動物もチラホラ… 西アフリカではほとんど家畜ファイブ(牛、羊、ヤギ、ロバ、豚)しか見れなかったので、小型動物でも動物が見れると興奮する。

 セスリムには2時半頃に到着した。立派なキャンプ場やバーもあり、生ビールも飲める。こんなにしっかりした設備があるとは思わなかった。さすがナミビア。国立公園のパーミットやキャンプ場の手配、テントを建てたりしていると、3時を過ぎていた。

 この木の下がおれらのキャンプスペース。


 まずは、セスリムの近く(4kmくらい)にキャニオンがあるというので、そこへ向かった。到着したキャニオンは、まぁ普通かな(笑)。大地に20~30mくらいの亀裂が走っている感じ。しばらく上から眺めた後、底へ降りた。

 キャニオンの上。自分らの影が映ってる。




 ところどころに水が溜まっているところがあって、なんとナマズのような魚がいた。20cmくらいはある。あんな小さな水たまりで何を食べて生きているんやろう?

 のんびりしていたから谷を出てくるともう4時。さすがにデューン45までは行ってる時間がなさそうなので、代わりにセスリムの近くにあるデューンから夕日を見ることになった。

 キャニオンの底。








 セスリムから車で10分くらいのところにあるデューンは、ナミブ砂漠の端っこで植物が結構生えている。しかもほとんどがトゲトゲで裸足で歩いていると結構痛い。でも、あまり呑気なことは言ってられない。日の入りはなんと5時。急いで登らないといけない。

 ところが、頂上だと思っていたところが頂上ではない、という状況が何度も続き、なかなか夕日が見える高さまで辿り着けない。それでも必死で登ってなんとか頂上に到着。30分以上かかったかも… ギリギリ夕日には間に合った。

 金色(に見える)の大地。


 この金色はナウシカの世界?


 残念ながらここから見る砂漠は、赤い砂漠の景色ではなかったが、それでもキレイだ。砂漠方面だけでなく、背後の山も赤く染まっていてイイ。ゆったりと夕日を堪能してキャンプ場へ戻った。

 夕日。




                                                                  
 周辺はこんなん。


 レンタカー仲間。


 夕食は昼間に買った食料とビール&ワイン。みんなでワイワイと食べるのなんて久しぶり。やっぱり1人で食べるより、誰かと一緒の方が良いわ。

 そして、夜は星の写真にチャレンジ。残念ながら半月で空が結構明るかった。新月だったらホントにたくさんの写真が見れたやろうに…








 寒い寒いと聞いていたが、モロッコのメルズーガ程ではない。これなら服を着こむ必要もない。

 明日は早起きして日の出を見に行かなければ、赤く染まる砂漠が楽しみだ。

 <今日の移動>ウィントフック→レホボス→ソリテール→セスリム
 レンタカー(4WD)。1日あたり1000ナミビアドル(5人でシェア)。約5.5h。

 <宿泊地>セスリムのキャンプサイト 自前テント 125ナミビアドル(約15ドル)
 住所:セスリムのゲートそば。
 設備:共同トイレ&おそらくホットシャワー。バーやレストランも併設。水道や肉を焼くための網のようなものもあった。
 備考:車代が別途10ナミビアドル必要。

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都会のヒンバ族<459日目> Stayed in ウィントフック

2012-05-28 23:59:59 | ナミビア~ザンビア~マラウィ
 朝起きて朝食を食べようと思ってバーへ行くと、日本人発見。嬉しいことにレンタカー仲間を探しているらしい。だけど、免許を持ってない。おれと同じパターンや(笑)。ただ、違うのは、おれはホントに運転できないが、彼は免許がないだけで運転はできる。

 結局、ドライバーが必要っていう現状には変わりがないので、もう一度カメレオンバックパッカーズに日本人が居るかを見に行こうとした。ところが、レセプションでさらに日本人4人を発見。さらに今は居ないが、もう2人居るらしい。

 いきなりこんなにも日本人が来るとはビックリ。軽く西アフリカで会った日本人を超える数に会ったと思う。

 結果的に、ドライバーが必要という状況には変わりなかったので、予定通りカメレオンへ行った。ところが、コッチには誰も日本人が居なかった。

 一度、宿に戻り、さっき会えなかった2人の日本人とどうするのかを話し合った。2人はあまり時間がないらしく、今の状況では明日の2泊3日のナミブ砂漠ツアーに参加するつもりらしい。約2700ナミビアドル。

 とりあえず結論は保留し、少しだけ観光することにした。
 まずは、ツアーorレンタカーの後にウィントフックを出るための足を調べるために駅へ。結構キレイな駅でココも西アフリカとは全然違う。そう言えば、コッチに来てから西アフリカと比べてばっかり(笑)。別にナミビアの方が全て良いとは思わんけど… 楽は楽やな…

 駅舎。立派。キレイ。


 本物?偽物?


 時計塔もおしゃれ。


 ATMで金を下ろした後は、クリストゥス教会の方へ向かった。Independence通りからクリストゥス教会の間には路上に土産物屋があって、そこにはヒンバ族が居る。ヒンバ族は本来ナミビア北部の地域に居るんだが、今回はそこまで行くことはできそうにない。なので、都会のヒンバで満足することにした。

 やはり写真を撮りたかったので、ナミビア土産をヒンバ族から買うことで写真を撮らせてもらうことにした。写真を撮らせてもらいたいのと、なんか値切るのが悪い気がして、少し値切っただけで買ってしまった。ところで、これは一体何なんだろう?


 もうちょっと笑顔ができんもんかね?


 クリストゥス教会。




 これは何の建物?


 その後、ショッピングモールへ行き、本屋へ直行。南部アフリカ版のロンプラをゲット。買ってから気付いたが結構高かった。


 そして、目を付けていたハワイアナスのサンダルを買いに行った。が、サイズがでかすぎる。いくらアフリカ人でもこんなにデカいヤツはおらんやろう? なんでこのデカサイズしかないんだ?

 結局、サンダルは買えず… もうしばらく壊れないのを祈るのみだ…

 スーパーに寄った後、宿に戻ると、なんとドライバーが見つかったらしい。レンタカーをシェアする仲間を探していたイスラエル人が日本人4人を連れて行ってくれるらしい。

 これで明日からナミブ砂漠へ行くことができる。土曜まで待って行くツアーよりは行けるところは限られるけど、時間を無駄にせずに済むのはありがたい。これでナミビアの世界遺産もオアズケやな…

 悩みも解決したとこで、ビール。750ml入った瓶がスーパーで11~12ナミビアドル(約110~120円)で売っていた。他の物価に比べるとビールの値段は控えめやな。これはありがたい。

 いよいよ明日から出発だ。ナミブ砂漠、どんなんかな~?

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>カードボード・ボックス・ゲストハウス(Cardboard Box Guesthouse) ドミ 95ナミビアドル(約12ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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1週間をどうする?<458日目> Stayed in ウィントフック

2012-05-27 23:59:59 | ナミビア~ザンビア~マラウィ
 昨日はたらふく飲んだので、今日はさすがに寝坊。それでも8時前には起きていたけど…

 シャワーも入りそびれていたので、朝食後にシャワー。熱いホットシャワーがガンガンに出る。いつ以来のホットシャワーだろう? 日本では当たり前のことに1つ1つ感動(笑)。

 スッキリしたところで街へ出た。最初は教会とかの見どころを見て回るつもりで宿を出たが、今日は日曜で心なしか昨日よりもさらに人通りが少ない。あまりに人通りが少ないとオモシロくないから、街歩きは明日にしてショッピングモールへ向かった。

 今日もやはり幾つかの店は閉まっていた。まぁ本やサンダルは明日でいい。
 とりあえず、モールの中にある大型スーパーで昼食になる惣菜とインスタントラーメンを購入。宿の周りに何もなさすぎる上、街にも手頃なレストランがないので、ラーメンは夕食用。

 そして、宿に戻ってビールを飲みながら惣菜を食べた。昨日の夜に日本人が1人来ていて、昼食を食べながら、そのコから教えてもらったツアー会社のHPを見ていた。

 2泊3日のナミブ砂漠ツアーなら宿で申し込んだ場合と値段は同じだが、ナミビア北部のエトーシャ国立公園でのサファリや、ナミビア唯一の世界遺産のトワイエルフォンテイン、海岸の街スワコプムントも含めた7泊8日のツアーは安い。いや、それでも高いんだが…

 一番引っかかったのはトワイエルフォンテインに行けること。レンタカー仲間を募ったとしてもそこには行かない可能性が高いと思う。それにそもそも日本人が来ないので、いつ出発できるかが分からない。

 ツアーにググっと心惹かれたが、問題は出発が土曜のみ。これから1週間ある。ナミビアの他の地域へ行くこともできるが、交通機関が乏しいナミビアで万が一ウィントフックに戻ってこれないような自体になったら本気で困る。

 どうしよう?
 土曜まで待ってツアーか? ヒトを待ってレンタカーか?

 西アフリカの苦労へのねぎらいとしてウィントフックで1週間ダラダラ過ごすのも悪くはない。環境変わったくせにいきなりダラダラするのも変やけど、元々ツアーやレンタカー仲間の待ち時間として最大1週間は考えていたので、今後の予定にもそれ程大きな影響は出ないはず。

 う~ん、悩む。

 そして、気付くと夕暮れ。日が沈むのが早い。冬だからってのもあるやろうけど、5時半くらいにはもう暗くなっている。この日の短さはちょっともったいないな~ まぁ冬だから涼しくて過ごしやすいけど…

 今日は結局一日何もせんかったな。西アフリカと違ってヤル気はあるので大丈夫。あくまで今までの旅の疲れを癒し、今後の旅をもっと楽しむための必要な休養だ。

 1週間経てば、おそらくマラリアが発症することもないやろうし… やっぱりツアーかな? 8日間、英語漬けってのも辛いが…(苦笑)

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>カードボード・ボックス・ゲストハウス(Cardboard Box Guesthouse) ドミ 95ナミビアドル(約12ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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戸惑いと興奮<457日目> Stayed in ウィントフック

2012-05-26 23:59:59 | ナミビア~ザンビア~マラウィ
 飛行機はガラガラ。いつ廃線になってもおかしくないくらいの少なさ。おかげで3席使って寝ることができた。

 夜11時発やったのに30分後くらいにちゃんと機内食が出て、さらに到着の1hくらい前にも軽食でサンドイッチが出た。これは嬉しかった。ビールもワインもあるし、ナミビア航空はなかなかしっかりした航空会社だ。

 ビール。


 機内食。


 朝のサンドイッチ。


 機内誌。ナミビアらしくヒンバ族。


 それでも着くの早すぎ… これは文句言うとこじゃないけど、予定では朝5時着のはずが、なんと4時過ぎに到着した。ご飯のおかげで2hくらいしか横になれなかった。眠い。
 しかも、着陸の前には普通街の光が見えていいもんやのに、全く何も見えず… どれだけど田舎に空港造ったんだ?

 到着後、元々少ない乗客だったのに、さらにウィントフックで降りるヒトは数えるほど。おかげでイミグレもすんなり通過。荷物もすでにクルクル回っていた。

 結局、5時には空港を出れる状況に… 仕方ないのでもう少し明るくなるまで待つ。
 待っている間にナミビアのお金を手に入れようと、ATMを使おうとしたのに故障中。空港にはこれ1台しかないらしい。どうしよう? 数少ないユーロやドル現金を使うか…?

 ATMを探してウロウロしたのが目についたのか、タクシーの運転手が声を掛けてきた。ウィントフックまで200ナミビアドル(約25ドル)。40kmくらい離れているから仕方ない値段なのかな?
 でも、お金がない。仕方ないので20ユーロを両替しようとしたら、コミッションに15%も取られるので、いくら何でも無理。ってか、コミッションの桁1つおかしいやろ…

 結局、宿へ行く前に銀行に寄ってもらうことになった。向こうから声を掛けてきたタクシーの上、しきりに「ナミビアは安全だ。空港で待ってないで宿に行って寝た方がいいだろ。」と勧めてくるのが、逆に怪しい気もした。『ひょっとして途中でタクシー強盗に変わるのでは…?』と不安に思いつつも、『でも、きっと大丈夫やろう』という根拠の全くない勘に従って車に乗り込んだ。

 そして、無事に銀行に到着し、お金を手に入れ、その後、宿にも連れて行ってくれた。どうやら、ちゃんとしたタクシー運転手だったようだ。

 宿に着いて無事にドミトリーを確保できたが、『掃除するまで待って』と言われて待機すること5h。

 待たせすぎやろ!

 ようやく部屋に荷物も置けたので昼食を食べがてら外に出た。

 ウィントフックの街はキレイ。大きいビルもたくさん。ヨーロッパのような雰囲気。




 ヒトも車も少ない。

 改めて西アフリカのスゴさを実感した。西アフリカはどこもがカオスのようにゴチャゴチャやったのに…

 ただ、洗練されてる分、困ったことも…
 小さい商店のようなものが少ない。路上飯もない。ちょっと何かを買うのにわざわざ中心部まで歩かないと宿の周辺には何もない。これは不便だ。西アフリカのカオスっぷりの方が何かと便利やな(笑)。

 歩いていて見つけたのがKFC。


 久しぶりのKFC。一体いつ以来だ? 何も考えることなく、KFCに入って昼食。ファーストフードばんざい!


 途中で見つけた教会。


 木でできたモニュメント。ワニ?


 これまた謎のモニュメント。


 メインの歩行者天国。Post Mall Streetやったかな?


 ブラブラと街を歩きながらショッピングモールへ。これまたスゴくキレイ。ビックリだ。さっきからずっとニヤニヤしてる(笑)。同じアフリカとは思えない。

 そして、念願のハワイアナスのサンダルも発見。残念ながらお店が閉まっていたので外から眺めただけやったが、ついに修理しながら使っていたサンダルを履き替えるときが来たのかも… ちゃんと自分に合うサイズのんがあればいいけど…

 ショッピングモールを抜けた後は、別の有名なバックパッカー宿へ向かった。ナミブ砂漠へ行く仲間を探すため。ところが、こっちにも日本人は誰も居ない。う~ん、やっぱり日本人とは会わない体質だな。このままやとツアーに参加するか、欧米人のレンタカー組に入れてもらうしかなさそうだ…

 宿に戻ってビール。しばらく1人で飲んでいると、カタコトの日本語で話しかけられた。相手はパキスタン人で日本とアフリカとの間で中古車の貿易をやってるらしい。う~ん、パキスタンで会ったヒトと全く同じパターンやな。

 結局、夜から一緒になって飲み始めた。ビールに始まり、ウォッカ、謎の強いお酒。
 『何も食べてないからキツイなぁ~』と思っていると、ピザ屋に行き、ピザを食べることになった。1人で1枚。デカ過ぎるやろう…

 そして、そのままクラブのようなところを2軒はしご… さらにビール。「もう十分」って言ってるのに、知らん間にビールが追加されてる。
 結局、ウォッカ3ショット、謎のお酒2ショット、ビール6本。
 飲みに飲んだな… ビール2本以外は全部おごりだった(笑)。

 ちなみに夜のウィントフックはホント静か。車もヒトもほとんど居ない。アフリカって言ってもホンマ全然違うわ。

 <今日の移動>(アクラ)→ウィントフック
 Air Namibia。約4h。523ドル。
 なお、アクラの空港までのタクシーは5~7セディくらい。空港近くの大通りまでトロトロで行って、そこから10分くらい歩いても行ける。
 空港からウィントフックまではタクシーで200ナミビアドル、30分くらい。

 <宿泊地>カードボード・ボックス・ゲストハウス(Cardboard Box Guesthouse) ドミ 95ナミビアドル(約12ドル)
 住所:ウィントフックの駅の南を東西に走るJohn Meinert Streetを西に進み、坂を上ったところの交差点の前方右角にある。中心部まで徒歩10~15分程度。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。Wifi有り。朝食付。
 備考:歩き方、ロンプラに載っている。バー併設。宿の周囲には何にもない。ウィントフック自体がガラガラ。ヒト少ない、車少ない。今日が土曜なせいもあるが…

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西アフリカの総評(トラブル報告のようなもんになったけど・・・)

2012-05-26 17:20:12 | 報告など
せっかくなので、あまり旅行者の来ない西アフリカの旅をまとめてみました。

1月20日に西サハラからモーリタニアに入国し、5月25日にガーナから出国。
合計127日間で15ヶ国。

・モーリタニア(6日間)

 ついに西アフリカということでビビっていたけれど、いざ入ってみると普通。歩いているヒトが黒人ばっかりになっただけ。
 ヌアディブーからシュムに向かう世界最長の列車『アイアントレイン』を一番の目的としていたが、音はうるさい、振動は激しい、加速&減速の度に吹き飛ばされ、砂&鉄砂まみれになり、日が落ちた後は地獄のような寒さに苦しめられ… という、なかなかに過酷な移動だった。
 この印象が強すぎて&モロッコのメルズーガで砂漠を堪能したから、シンゲッティの砂漠の印象があまりない(笑)。

・セネガル(11日間)

 全部で3回入出国を繰り返した。
 1回目は、モロッコで会った旅行者と韓国料理へ行ったりカジノへ行ったり楽しく過ごした。
 と、楽しい思い出だけなら良かったものの、銀行にカードが飲まれ、土曜だったからカードを取り戻すことができず、『念のため』と思い、カードを取り戻すまでの2、3日の間だけカードを止めてもらおうと日本の某銀行に電話したら、止める作業を終えた後になってから『初めに登録された電話からの受付でしか、カードの再利用手続きはできません』とか言いやがった。これによって銀行と大げんか。
 2回目は、これまたモロッコで会った旅行者と飲んでいた記憶しかない。
 3回目は、う~ん、ネットしてたかな?(笑)

 ダカールは都会。飯も美味い。セネガルはもう一度行きたいね。

・カーボベルデ(7日間)

 ここでもカードトラブル発生。
 ダカールで日本の某銀行と大もめした後、無事にカードを取り返し、再利用も可能になったというのに、カーボベルデのどのATMでもカードが使えなかった。バンクカードだけでなく、VisaもMaster Cardも持ってるカードが全滅。色んなATMで試したが、うち5ヶ所(確か…)でカードがATMに飲まれた。
 おかげさまで、数少ないドルやユーロ現金を切り崩すこととなり、なんだか哀しいカーボベルデ滞在のスタート。
 島と島の間のフェリーでは、激しい揺れに嘔吐を繰り返し、4h後、下船の際に周りを見渡すと、そこら中にゲロ袋&ゲロそのものが散在していた。

 それでもやっぱり海は良い。火山島なので黒砂海岸となっており、のんびりできる。

・ガンビア(4日間)

 西アフリカでは数少ないトラブルのなかった国かも…(笑)
 ガンビア中部のワッスにあるストーンサークルは、ある意味で必見。思わず「えっ!?」って言ってしまうような名所。

・ギニアビサウ(4日間)

 ポリスに捕まりました。
 到着した初日に港そばの市場の写真を撮ったら、後ろから声を掛けられ事務所に連行。
 その後、カメラとパスポートを人質(モノ質)に取られ、いつまで経っても返してもらえない。まぁ要するに賄賂請求ですね。
 カメラを取られたときの自分自身の弱さを痛感した時間でした。結局、値切って幾ばくかの賄賂を払ってなんとか人質を取り返すことに成功。

 最悪のスタートだったが、ちょうどカーニバルの時期に当たったため、アフリカのカーニバルを満喫できるという幸運もあった。
 ポリスを除けば、田舎臭くてなかなかに良い国。

・ギニア(10日間)

 全部で2回入出国を繰り返した。
 ギニアビサウからのシェアタクシーのキツイことキツイこと… と、思ったが、上には上があるもんで、リベリアからマリへ抜けるときに通った道はさらに酷かった。
 噂ほどはポリスは腐っていないと見なおしていたが、ヒドイ賄賂請求が2回あった。1回目の出国の際の途中の検問、2回目の出国の際のイエローカードチェックで賄賂請求。
 1回目は粘ってなんとかクリアしたが、2回目は全く無理。ただの再生器のように「◯◯ギニアフラン」と金を言うだけ。マジで殴ってやろうかと思った。最後はシェアタクシーの運転手に急かされて、泣く泣く賄賂を払うことに… 金を思いっきりバカポリスに投げつけてきてやった。

 と、ロクでもない話ばかりだが、野生のチンパンジーを見れたのには感動! ギニア南部のボッスという村の近くで非常に交通の便が悪いけれど、近くまで来たヒトは是非寄ってみて欲しい。

・シエラレオネ(6日間)

 この旅で本気で『旅が終わってしまう』『というか、もはやどうすることもできないんではないか?』と真剣に考えてしまう出来事が発生。

 釣竿強盗に遭いました。

 リベリアとの国境の街で滞在中に、夜、財布などをベッドの上に出したまま寝てしまったのがそもそもの大失敗。
 夜中にふと目が覚めると、あったはずのものがない。バンクカード入りの財布、パスポート、i pod touch。この瞬間、真っ青。シエラレオネのど田舎でパスポートと金がないとどうしようもない。日本大使館もない国だからマジで大ピンチ。
 ところが、窓の外におれの財布らしきものが落ちている。
 慌てて外に出て落ちているものを回収。現金やi pod touchはなくなっていたが、パスポートとバンクカードは残っていた。変な話、強盗に感謝してしまった(笑)。
 一部の現金が取られただけだったので、大きな問題にはならなかったが、i pod touchがないのはちょっと辛かった。

 だけど、シエラレオネは個人的には好きな国。ヒトもイイ人が多い(たまたま強盗には遭ったけど…)。賄賂請求なども何にもなかった。今回はビーチには行かなかったので、次来ることがあればビーチにも行ってみたい。

・リベリア(4日間)

 再びポリスに捕まりました。
 今度は撮影した画像にアメリカ大使館の壁がちょこっと写っていたらしい。
 『またもや賄賂か?』と思ったが、ポリスはビックリするくらいフレンドリー。終始、にこやかに話を進めて無事に解放されました。

 なので、この国にも良い印象。もう少し見どころがあればもっと良いのに…

・マリ(20日間)

 見どころがたくさんあって、普通なら西アフリカの旅のハイライトとなるはずなんだが、残念ながらトラブルのハイライトとなりました。

 ビザ取り&休憩でバマコに5日間くらい滞在していたら、6日目に高熱。イヤな予感がしたのでスグに病院へ行くと、やっぱりマラリア。幸いにも同じ宿に日本人が居てくれたのが助かった。ホントに感謝。

 そして、マリに入って10日目。マラリアがようやく治ってきたところで、夜中に銃撃戦。軍によるクーデター。クーデターによる身の危険はあまり感じなかったけれど、翌日に夕食を外で食べていたら、スグ真後ろを通ったバイクに乗っていたヤツが銃を空に向けて撃ったのにはビックリ。

 最後にブルキナファソに抜けるときのバスはサウナのようなバス。エアコンなし、窓開かない、空気の循環カケラもなし。おそらく車内は50度近い熱がこもっていたように思う。あまりの暑さに気を失いそうだった。

 と、散々なトラブルに巻き込まれたが、それでもドゴンの風景やニジェール川の夕陽は一見の価値あり。やっぱり西アフリカの旅のハイライトであることにも間違いはない。
 北部が残念なことになってしまったが、安全になったらトンブクトゥやガオに行きたい。

・ブルキナファソ(21日間)

 マリからのサウナバスで飲み物を摂り過ぎたせいで、翌日から腹痛で動けず… 結局、動けるようになるまで5日も費やしてしまった。
 ワガドゥグに行ってもビザ取りなどをしただけで何にも観光していない。ガーナに出る前にちょこっと観光しただけ。
 そして、気づけば再び戻ってきた。また腹痛(笑)。何やら体調悪くなる時期が重なった国だが、暑さを除けばなかなかに過ごしやすそうな国だ。

 この国では観光らしい観光はほとんどしていない。代わりにJICAの協力隊のヒト達に会えたのが良かった。ヒトも良いし、良い国だ。

・ガーナ(20日間)

 ゾウ、ゾウ、ゾウ。とにかくゾウが見れて大興奮! アフリカらしい旅ができた(笑)。
 ケープコーストやエルミナも良かったし、見どころが多くて楽しい国。物価も安いし、英語も通じて旅もしやすい。もう少し快適な宿が増えてくれればなぁ~ 言うことないのに…(笑)
 ルートの都合上、3回も訪れたのに結局、野口英世記念館に行けないという失態を犯してしまった。なので、機会があればもう一度?(笑)

・コートジボワール(4日間)

 ここもトラブルなかったな… ガーナに入ってからはトラブルから解放されたらしい。
 観光そっちのけで、ひたすら飲んだ記憶しかない。
 今回はアビジャンだけになってしまったので、もう一度行きたい。ヤムスクロの大聖堂も見たいし、北部や西部の国立公園にも行ってみたい。

 ただ、アビジャンの『チン、チョン、チャン』口撃だけはかなりムカついた。あれさえなければ、さらに良い印象やったろうに…

・トーゴ(5日間)

 北部のクタマクという世界遺産を目指して縦断したが、土壇場でヤル気がなくなり訪れなかった。この頃が一番ヤル気を失っていた時期やな。
 物価も安く、良さげな雰囲気だった。特にロメのビーチはのんびりするのに良い感じ。

・ニジェール(2日間)

 ニジェールは北部の砂漠地帯に行きたかったが、アルカイダの影響で行けないために、今回の旅ではニジェールを訪れるつもりはなかった。それでも『キリンのために…』と思ってきたが、結局、手頃な車を貸し切ることができず、行けなかった。
 まぁ、北部の砂漠地帯を訪れるときに合わせてキリンも行けばいいやろう…

 とにかく暑かった。暑すぎ。来る時期を間違えたね(笑)。

・ベナン(3日間)

 とにかくコトヌーの日本食レストラン『ダルマ』のカツ丼が美味かった。テレビ東京の取材も見れたし、面白かった。
 結果的に海岸沿いしか訪れることはできなかったので、中部&北部も行ってみたい。

 こんなに長く書くつもりはなかったんだけど…
 ここまで飽きずに読んでくれた方、ありがとうございます。

 しんどいことが多いけど、それでも他では経験できないようなことがいっぱいあるし、西アフリカに来て良かったな~って思う。『じゃあ、今スグもう一度行け』と言われると断るけど…(笑)。それでもしばらく経ったらまた戻ってきたくなる気がする。


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訪れた世界遺産:ニジェール&ベナン&トーゴ(2回目)&ガーナ(3回目)

2012-05-26 17:07:36 | 世界遺産&ルート:アフリカ縦断編
題名で『訪れた世界遺産』と書いておきながら、1つも行っていない。

ので、移動したルートだけ…


<29ヶ国目>ニジェール (2012.5.17~5.19)

<訪問済み>
なし。

<未訪問>
アイル・テネレ自然保護区 - (1991年、自然遺産)
ニジェールのW国立公園 - (1996年、自然遺産)


<30ヶ国目>ベナン (2012.5.19~5.22)

<訪問>
 なし。

<未訪問>
アボメーの王宮群 - (1985年、文化遺産)

<28ヶ国目>トーゴ(2回目) (2012.5.22~5.23)

<訪問>
なし。

<未訪問>
バタマリバ族の土地クタマク - (2004年、文化遺産)


<26ヶ国目>ガーナ(3回目) (2012.5.23~5.25)

<訪問>
なし。

<未訪問>
なし。

<過去に訪問>
アシャンティの伝統的建築物群 - (1980年、文化遺産) 2012.4.25
ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群 - (1979年、文化遺産) 2012.4.27

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まさかの祝日<456日目> Stayed in ウィントフック行き飛行機

2012-05-25 23:59:59 | コートジボワール~ガーナ(3回目)
 朝からナミビア航空のオフィスに行くために7時頃に起きた。何の気なしにロンプラのガーナのところを見ていると、今日5月25日は祝日と書いてある。

 もう最悪…
 恐らくオフィスは閉まってる。

 とにかくまずはネットカフェでナミビア航空から返事が返ってきていないかを確認。でも、何のメールもなし。とにかくダメ元でナミビア航空のオフィスに向かった。なお、ナミビア航空のオフィスは空港近くのSilver Star Towerにある。

 そして、やっぱり閉まっていた。そばに居るヒトに聞いてみると、「空港へ行ってみたら?」と言われたので、そのまま歩いて空港へ。

 途中、今はなきガーナ航空の壊れた機体が置かれていた。


 アクラの空港はなかなか賑わっている。ダカールよりはしっかりしている印象。少なくとも電光掲示板は壊れていない(笑)。

 ナミビア航空のオフィスは見つけたものの、やはりココも閉まっていた。夜11時の飛行機しかないんだからそうだろう… どうやら3時か4時頃には開くらしい。

 これで現状打つ手はなくなってしまった。まさか今日が祝日とは… せめて昨日のうちに分かっていれば昨日の夜にでも空港へ行くことはできたのに…

 ガックリきて宿に戻った。

 今日飛べるかどうか分からない状況で気分も乗らないが、部屋も使えなくなるし、午後から野口英世記念館に行くことにした。その前にもう一度メール確認のためネットカフェへ。

 何度も確認してきたクレジットカードの明細を確認してみると、なんと飛行機代が引き落とされている。慌ててAir Namibiaのネットチェックインをやってみると、今まで散々エラーばっかりやったのに、無事にチェックイン作業ができた。

 これで飛行機に乗れる!

 結果的に午前中に空港まで行ったのは完全に無駄になったけど、それでもこれで飛行機に乗れそうなので問題なし。

 とりあえず、お祝いにいつもより多めの串とビールで乾杯。


 その後、野口英世記念館に行った。ちなみにガーナセディが余りそうなので、贅沢してタクシーを使った。
 野口英世記念館は、アクラのコレブ病院にある。市内からタクシーで5セディくらい。エンクルマサークルからミニバスも出ているらしい。

 病院は大きくてビックリ。その中の一角に野口英世記念館はあった。

 この看板に沿って歩く。


 と、庭に着いてしまった。よく見たら『Garden』と書いてあった。


 博物館はこっち。


 ところが、やはり祝日のせいで閉まっている。何人かに聞いてみると、そのうちの1人が鍵を持っていた。『ツイてる!入れる!!』と思ったのもつかの間、1つ目の扉は開いたものの中にあったもう1つの扉は開かず… こっちの鍵を持っているヒトは今日来ていないらしい。

 という訳で、結局、野口英世記念館に入ることができなかった。
 こんなことなら最初にアクラに来たときに訪れておくべきだった。後で行けるって思うのは間違いだな。行けるときに行っておかねば…

 仕方なく入り口横にあったプレートのみ写真に撮った。


 帰りもタクシーを使い、時間もあるのでネット。

 ふとお金の計算をしてみると、もうほとんどお金が無かった。余ると思っていたけど、意外とちょうど良い感じ。と言うより、夕食を食べる金がピンチ。計画性のなさが悲しくなってきた。

 結局、空港までの夜間のタクシー代に不安を覚え、日が落ちる前に空港に行った。この時点で残り5セディ。何も食えん。

 しばらく待った後、無事にチェックインを済ませた。これで正真正銘に飛行機に乗れる。身軽になったので、何か食べるものはあるかと思い、空港内のカフェに入った。

 結果、コーヒーと謎のお菓子。これがまたマズかった。


 イミグレには少し時間がかかったが、その後の荷物検査でムカつくことが… 係のおっさんがパソコンを落とすようにX線装置のベルトの上に置きやがった。ガツンという音がなった瞬間、思いっきり睨んでしまった。

 それが悪かったのか、体は念入りに調べられるわ、X線装置に通したくせに荷物を全部開けさせられるわで、かなり気分が悪い。幸いパソコンは壊れてなかったからいいものの…

 ってことで、ようやく西アフリカ終了だ。全部で127日間かな? で、15ヶ国。まぁよくやったよ…(笑)。

 いざ去るとなるとやっぱり寂しいな。今スグはイヤやけど、また来てもいいな…(笑)

 <今日の移動>アクラ→(ウィントフック)
 Air Namibia。約4h。523ドル。
 なお、空港までのタクシーは5~7セディくらい。空港近くの大通りまでトロトロで行って、そこから10分くらい歩いても行ける。

 <宿泊地>ウィントフック行き飛行機 エコノミー 523ドル
 e-Dreamsで購入するも失敗。その後、Air NamibiaのHPで買うも、理解できないメールが来たり、ウェブチェックインができなかったり、何だか怪しい状態になってメッチャ不安。結果的に乗れたので、まぁ1人で勝手に不安になって勝手に騒いでただけなんだけれど…(笑)
 ちなみに、『72h前までにリコンファームして下さい』と書いてあった。

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たったの3kgか・・・<455日目> Stayed in アクラ

2012-05-24 23:59:59 | コートジボワール~ガーナ(3回目)
 今日は色々とやることがあるんだが、まずはアクラモールというショッピングセンターへ向かった。宿のそばの大通りからシェアタクシーで1.5セディ。アクラのちょうど端っこにあるショッピングセンターだ。




 中に入ってみると、普通のヨーロッパのようなショッピングセンター。エアコンも効いていて過ごしやすい。もちろん意味もなく来たのではなく、買いたいものがあるかもしれないと期待を込めてやってきた。

 そのうちの1つがi pod touch。予想通りAppleストアはあったが、8ギガで約300ドル。32ギガや64ギガはないという。さすがに高すぎるので、これは無理だ。やっぱり日本に帰るまでi pod touchは買えそうにないかも…

 2つ目がHavaianasのサンダル。今は修理したサンダルを履いているが、いつ壊れるか分からないので、できれば新しいものを買いたい。ここならあるかも…?と思って来たが、残念ながら無かった。

 3つ目は南部アフリカのロンプラ。今、ロンプラはアフリカ全土と西アフリカの2つを持っているが、ガイドブック大好き人間としては南部アフリカのロンプラも欲しい。アクラモールの本屋なら…と思ってきたが、これまた無かった。ロンプラ自体が無かった。

 結局、目的は1つも果たせず… まぁでも仕方がない。

 せっかくなのでフードコートでハンバーガーを食べた。そう言えば、モロッコ以来マクドナルドへ行ってない。いつになったら行けるんやろう?

 シェアタクシーで中心部へ戻る途中、ナミビア航空のオフィスを見つけた。降りて予約ができているのか聞けばよかったと、後悔。

 アクラ市内。


 中心部へ到着後は、郵便局へ。切手を購入後、今まで買った荷物やロンプラ西アフリカ版などの本を日本へ送りたい。

 なんか立派な郵便局。


 これもまたなかなか大変やった。まず、荷物を送る窓口が見つからなかったうえ、外に捨ててあるような箱をそばに居たおばちゃんから買うハメになった。箱に荷物を詰め、重さを測るとちょうど3kg。たったの3kgか… 実は5kgくらいを期待していて、『バックパックが軽くなるなぁ~♪』と思っていたのに、たったの3kg。まぁ3kgでも減るのは嬉しいんだけれど…

 値段を聞くと99セディ(約50ドル)。お金を持っていなかったので、近くの銀行へ向かった。ところが、ATMが故障中のところが多くてなかなか使えるところが見つからない。どこがATM天国の国だ…(ロンプラにガーナはATM天国って書いてあった)

 1ヶ所ではお金を数えるカシャカシャカシャって音まで聞こえたのに最終的にエラーで引き出せなかった。30分近くさまよい歩いてようやくお金を引き出すことに成功したので、郵便局へ戻った。

 もう一度重さを測って言われた値段が76セディ(約38ドル)。いや、安くなったのは嬉しいんだけど、それやったらもっと下ろす額を少なくしたのに… このままじゃガーナセディが余るやん…

 とりあえず手続きは無事に完了した。

 宿に戻ろうとメインの道路を探したが、ガイドブックを送ってしまったので正確な道が分からない。結局、思っていたより遠いところまで来てしまったので、仕方なくタクシーで戻ることにした。

 迷っていたときに見つけたレンガ造りの教会。


 途中、カネシエ(Kaneshie)マーケットを通ったが、ココには正直ビックリした。基本的にキレイなアクラなんだが、ここはゴミは散乱し、かなり劣悪な環境に見える。テレビで見たフィリピンやバングラデシュとかのゴミ場を想像させる感じだった。写真がなくてすいませんm(_ _)m

 宿に戻った後は、シャワー&洗濯。飛行機に乗るのでバックパックカバーも洗った。もう穴も開いているし、汚れも取れないけど、気分だけでも小奇麗になろうと… それでも洗ったときの水の汚さは衝撃やった。

 夕食前には少しだけネット。どうやら明日の飛行機はちゃんと予約できていない気がしてきた。航空会社のオフィスに電話してみたが、すでに営業時間外。日本のカード会社に電話しようにも営業時間外。ヨーロッパやアフリカの時差9時間ってのは日本に電話するのがキツ過ぎる。日本の営業時間はコッチの真夜中。さすがに真夜中にネットカフェなんて行ってられない(そもそも開いてるのかどうかも知らんが…)。

 仕方ないので明日直接オフィスに行くしかない。やっぱり今日見つけたときに行っておくべきだった。予約できていなかったら、明日飛ぶことは難しいかも… それにしてもおれにとっての西アフリカはトラブルだらけやったな…(笑)

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>ココムレムレ・ゲストハウス(Kokomlemle Guesthouse) シングル 20セディ(約11ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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