~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

年越しラーメン<676日目> Stayed in コヤイケ

2012-12-31 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
チリ13日目
  今日は大晦日。年越しそばは無理やけど、代わりに年越しラーメンを食べようとしました。


 久しぶりに移動もなければ、観光もない。次の日の移動のための準備などもない。ただゆっくりするだけの日なんて久しぶりだ。おかげで午前中はダラダラしているうちにアッと言う間に時間は過ぎてしまった。

 溜まった服を洗濯した後、昼食にパスタを作って食べた。何もすることはないとは言え、食料の買い出しくらいには行かないといけない。あとネットもしたいので、どこかカフェにでも行きたい。


 けど、出るのが面倒臭い。


 ぼんやりと部屋でのんびり過ごしているうちに、気付くとWifiが使えてネットが繋がった。少し遅いけど、何とかなる。頑張ってブログの更新を行った。今日中に今年の分をできるだけ終わらせたかったが、結果的に一昨日の分まで更新できた。ここ最近の中では一番現在地に近づいた瞬間な気がする。


 一通りブログの更新も済んだので、ようやく買い出しついでに外へ出た。向かった先はスーパーではなく、カジノ(笑)。今年最後の大勝負?


 ところが、入場料が何と2700チリペソ(5ドル以上)。さすがにこの入場料は払うきになれない。大勝負は来年に持ち越すこととなってしまった。

 街の中で、変な銅像を発見。


 スーパーで買い物をした後、宿に戻って少し休憩。

 ビールたくさん。最近お酒の写真をあまり載せてへんなぁ~


 そして、夕食の準備を始めた。今晩は12時くらいにカップラーメンを年越しそばの代わりに食べる予定。その前のちゃんとしたご飯のためにハンバーグを作ることにした。

 訂正。
 ハンバーグを作ってくれるのを少しだけ手伝った。


 肉がちょっと固かったせいもあるのか、少し固めにできてしまったが、十分に美味しい。ワインもビールも進む。


 今お世話になっている宿の家族も年越しのお祝いをするらしく、キッチンでは何やら作っていた。デッカイ鍋に7リットルものワインを注ぎ込んでいたので覗きに行ってみると、作っていたのはフルーツポンチ。


 当然のように少しくれた(笑)。美味しい。って言うか、ワインの味がほとんどしない。これは簡単に酔ってしまいそうだ。


 お酒をいっぱい飲んでちょっと疲れたので、部屋に行ってベッドの上で休憩。






 寝てもーた。





 結局ラーメンは食えんかった。眠かったから仕方ない。また明日以降やな。ラーメンは…


 <本日の移動>
 なし。

 <宿泊地>オスペダヘ・アイレ・パタゴン(Hospedaje Aire Patagon) 1人 7000チリペソ(約15ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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久しぶりの都会?<675日目> Stayed in コヤイケ

2012-12-30 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
チリ12日目
  今日は無事にコヤイケまで移動できた。ちょっと都会。


 9時半にバス乗り場らしきところへ行った。既に何人かの観光客がバスを待っていた。よく見るとそのうちの2人は、昨日ヒッチハイクをしようとしていたイスラエル人だった。どうやら昨日は車を捕まえることはできなかったようだ。さらに、別のイスラエル人3人も待っていた。


 おれらも含めて合計で7人。バスが来たところで全員乗れるんやろうか?


 と、思っていると、この悪い予感は的中。10時ちょっと前にバスが来たが、3席しか空いていなかった。そして、最初に待っていたイスラエル人3人が乗ることになった。まぁ仕方ない。

 ところが、不思議なことにおれらの少し手前で待っていた中国人までもがバスに乗り込んだ。どういうことだ? 予約していた? それとも単に先に運転手に声を掛けたからなのか? いずれにせよ、何かモヤモヤした気分になってしまった。



 結局、30分程後に別のバスが来て無事に乗り込むことができた。今日も未舗装道路で上下振動が激しい。昨日より道が比較的平坦なおかげでスピードが出るのか、上下振動は昨日より激しかった。


 道は途中から舗装道路になったおかげで、乗り心地も良くなった。結局、コヤイケまで約4hで到着した。バスターミナルで次の移動のためのチケットを買って、宿を探しに街へ出た。



 都会だ。久しぶりの都会。


 建物が少し大きくて店の数も多い。車もたくさん走っているし、大きなスーパーマーケットもある。




 都会になったせいなのか、宿がちょっと高い。いくつか宿を回ってみたが、1人1万チリペソ(約21ドル)もする。結局、Wifiのない安宿へ。それでも7000チリペソ(約17ドル)もした。まぁ仕方ないか…


 少し休憩した後、無料Wifiが使えるというアルマス広場へ行ってみた。


 が、ネットが使えない。そもそも電波をなかなか捕まえることができなかったうえ、せっかく捕まえたけれど、何やら色々と登録をしないとダメそうで、面倒くさくて諦めた。


 スーパーでビールを買って帰り、宿でダラダラと飲んでいた。今日はご飯を食べる気が起きない。朝からパンとポテトチップスしか食べていないけど、それでも食べる気にはなれなかった。疲れたな… ホントに…



 <本日の移動>プエルト・リオ・トランキーロ→コヤイケ
 Buses Sao Pauloと書いてあった。約4h。8000チリペソ(約17ドル)。
 一応午前中に3本くらいはあるみたい。だけど詳細は不明。宿のヒトなどに頼めば予約できるかも…

 <宿泊地>オスペダヘ・アイレ・パタゴン(Hospedaje Aire Patagon) 1人 7000チリペソ(約15ドル)
 住所:Colon 355。アルマス広場の3本東の通り沿い。バスターミナルから徒歩10~15分程度。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン使用可。Wifiなし?
 備考:他にいくつか値段を聞いてみると1万チリペソが多かった。この宿も一応Wifiはあるみたいだが、『お金を払ってないので使えない。明日になれば使える』と言っていた。ホンマかな?

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マーブルカテドラル<674日目> Stayed in プエルト・リオ・トランキーロ

2012-12-29 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
チリ11日目
  今日は移動した後、そのままマーブルカテドラルへ行くことができた。スムーズだ。


 9時を少し過ぎた頃に観光案内所の前に到着した。昨日の話では9時半にここからプエルト・リオ・トランキーロへのバスが出発するらしい。昨日この情報をくれたドイツ人が既に待っていたので少し安心した。

 しばらく待っているとバス(と言っても、ミニバン)がやってきて、9時半ちょうどに出発した。客はわずか5人のみ。それとは別に運転手の子供らしき5歳くらいの男の子が乗っていた。

 チレチコの街を出た時点で未舗装道路。細かい上下の振動がずっと続く中、湖沿いを走っていった。湖沿いだから平坦な道を走るものとばかり思っていたが、実際はアップダウンやカーブが多く、崖沿いを走ったりとかなり険しい道だった。

 しばらく走ったところでバスは停車。前方を見てみると、1台の車が停まっていて周りに5、6人のヒトが集まっていた。どうやら車が崖下に落ちたらしい。そう言えば、今朝チレチコの街でサイレンの音を聞いたような気がする。崖の高さは50mを超えている。崖下の様子は全く見ることができなかったが、恐らくこの高さから落ちたのでは状況は良くないのだと思う。担架のようなものも用意されていたが、使われた形跡もなかった。

 乗り込んだバスは危ない目に遭うこともなくその後も順調に走った。3.5h程走ったところで、南北への分岐点に到着した。ここでドイツ人ともう1人を下ろし、スグそばで新たにチリ人3人を拾った。そして、チレチコを出発して4hちょっとで無事にプエルト・リオ・トランキーロに到着した。

 まずは宿探しと思っていたが、途中で拾ったチリ人3人に誘われるままマーブルカテドラルへ行くことになった。天気は曇り。本当なら晴れた日に行きたい。けれど、マーブルカテドラルへ行くためにはボートに乗る必要があり、人数が多い程1人当たりの費用は下がる。パッと見た感じでは観光客もそれなりに居たので、今スグに行かなくてもヒトは集まりそうだけど、今日中にマーブルカテドラルへ行けば明日は朝から移動できるというメリットもあった。

 チリ人3人。



 ボートに乗り込み、湖を走った。風が強いせいか波がかなり高い。こんな状態でホントにキレイに見えるんやろうか? そんなことを考えているうちにマーブルカテドラルに到着した。


 『結構ガッカリするよ』


 ということを聞いていたので、楽しみにしていたものの、そんなに期待もしていなかった。

 これが良かったのか、天気は良くなかったが、それなりにキレイに見えた。決してガッカリするようなものではなかった。曇っていても湖の色は十分に青い。




 いくつかのポイントで、ボートで洞窟内に突っ込む。




 壁はザラザラ。



 キレイなところ、イマイチなところと色々あったが、岩の不思議な模様と海の青さとが妙に合っていてキレイだった。









 犬の顔?って言ってたような気がする。



 模様がメッチャキレイだ。




 こんな岩の形。


 海面近くの岩がやたらと薄い。



 しばらく経つと、ありがたいことに太陽が出てきた。そうすると、湖面で反射した光がさらに岩の模様で反射してキラキラしている。湖の青さも増した気がする。




 いや~キレイ。


 ホントにキレイ。



 やっぱり晴れた方が良い(笑)。
 写真で撮ったようには肉眼では見れなかったが、わざわざ苦労して来た甲斐はあった。


 十分に満喫した後、ボートは街に戻った。行きの時は揺れに気を付けてかなりゆっくりと進んだけれど、帰りは操舵手が早く帰りたいのか、かなり飛ばした。おかげで何度も何度もボートは激しく湖面に打ち付けられて、メッチャお尻が痛かった。これはホント勘弁して欲しい。


 ツアーから戻ってきたら15時半を過ぎたくらいだった。とりあえず軽食屋でサンドイッチを食べた後、次の目的地へ向けてヒッチハイクを試みた。


 今日も昨日と同じでまたもやイスラエル人の先客が居た。既に2h以上待っているらしい。ぼんやり座って待ってみたが、そもそも車がほとんど通らない。通っても全然ダメ。


 2hくらいやってみたが、結局ダメだった。そもそも先客のイスラエル人すら車を捕まえることはできなかった。これじゃあどうしようもない。大人しく明日の朝のバスに乗ることにして宿へ向かった。

 宿に着いてビックリ。100m四方しかないような(言い過ぎか(笑))小さな村の安宿なのに、なんとWifiがあった。しかも結構、快適なスピード。これなら2泊しても良いのかも…(笑)。でも、こんな村でしかも年末ならホントにバスがあるのかどうかも怪しいので、できるだけ早く少しでも大きな街へ移動しておきたい。とりあえず1泊で明日はちゃんと移動することを決めて寝ることにした。


 <本日の移動>チレチコ→プエルト・リオ・トランキーロ
 シャトルバス。約4.5h。12000チリペソ(約27ドル)。
 インフォメーションで聞くと、運行は火木日の朝8時発だったが、結局、土曜の朝9時半にも出た。よく分からない。

 <宿泊地>オスペダヘ・ラ・パス(Hospedaje La Paz) ドミ 7000チリペソ(約15ドル)
 住所:小さな村なので誰かに聞けばスグに分かる。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー(出なかった)。キッチン使用可。Wifi有り。
 備考:なぜかこんな小さな村で割りと快適なWifi付きの宿。日本人もよく来るみたい。

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足止め<673日目> Stayed in チレチコ

2012-12-28 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン33日目/チリ10日目
  今日はチリへの国境越え。プエルト・リオ・トランキーロまで行きたかったが… ちなみに今日30歳になりました。ついに三十路です。悲しい。


 バスターミナルに行って待っていると10時過ぎにオフィスが開いた。チリのチレチコまでのバスについて尋ねてみると、手前のアルゼンチン側のロスアンティグオスまでのバスしかなかった。

 値段は52ペソ。わずか1時間程のバスなのに9ドルもする。高い。でも仕方ない。この辺の交通機関の乏しさやヒトの移動の少なさを考えると仕方ないのかも… バスに乗らないとヒッチハイクしないとダメになってしまう。

 10時半にバスは出発した。予想通りバスは半分も席が埋まっていなかった。そりゃあ、値段も高くなるわ…

 1hもしないうちにロスアンティグオスに着いた。他にも数人がチリへ向かうらしく、みんなでバスターミナルでチリへのバスを待った。



 やってきたバスは10人くらいのミニバスだった。約12時半頃に出発。途中、街の中でヒトを拾ってからチリへと向かった。

 普段は比較的スムーズなアルゼンチンの出国でなぜかやたらと時間がかかった。おまけに出国スタンプも適当なところに押されてムカつく。アルゼンチンの適当さ加減が嫌いだ。

 それに対してチリ側はスムーズに手続きが終わった。と、思いきや、X線検査を通したバックパックを開けられた。当然何も悪いものは持ってないので、何もなく検査は終了。厄介なのはこれから。一度開けると荷物を戻すのに苦労する。検査するんならちゃんとしまって欲しい。一生懸命パズルのようにバックパックに荷物を詰めている様子を見て、ドライバーが苦笑していた。


 チレチコに到着後、インフォメーションでプエルト・リオ・トランキーリョへのバスを聞くが、日曜しかない。今日はまだ金曜日だ。こんな何もないような街に2泊もしたくない。

 とりあえず今日の4時に途中のプエルトグアダルまで行くバスがあるらしい。それに乗ってプエルトグアダルまで行って明日の朝にでも新しく車を探すしかなさそうだ。最悪ヒッチハイクかも…

 インフォ前にあった標識。


 とりあえず4時までは時間がある。チレチコに到着した時点から気になっていた、街の外れにある謎のミラドールへ行ってみた。この街の規模に似合わない立派なミラドール。ミニ万里の長城のようだ。



 上に登ってみると、驚く程の強風。風の通り道になっているせいなのか、ホントに強烈だ。ミラドールの名前も『風の広場』みたいなことが書いてあった。


 で、肝心の景色はと言うと、天気のせいもあってか、いまいちパッとせんかった。


 この湖はヘネラル・カレーラ湖といって南米2位のデカさらしい。意外… 



 ミラドールを降りたときにさっきインフォで聞いた4時発のプエルトグアダル行きのバスを偶然に見つけた。ところが、今日はなんとフル。席がない。


 困った、困った。


 マジで困った。



 日曜のバスに乗るしかないのか?




 とりあえず昼食にミラネサバーガーを食べた。



 そして、町外れでヒッチハイクをすることに… さっきミラドールに登ったときにもヒッチハイクをやっていたイスラエル人がまだやってる。どうやら、すでに4hもココでやってるらしい。

 とりあえず先にやっているイスラエル人が成功するまで、コッチはどうしようもない。ぼんやり座って待っていた。

 しばらく待っていると、一緒にチレチコに来たドイツ人が『明日バスがある』と教えてくれた。実際に確認してみると、朝の9時半にプエルト・リオ・トランキーロへ行くらしい。さっきインフォメーションで聞いた情報は何やったんやろう?


 おかげでチレチコに宿泊決定。


 その後、しばらく経ってから見てもイスラエル人はまだヒッチハイクを頑張っていた。もう18時を過ぎているのにいつまで頑張るんやろう?(笑) これで明日同じバスに乗ってきたらオモロいんやけど…

 一応、誕生日なんでワインとビールとデッカいお菓子(笑)。ついついこのデカいお菓子に惹かれて買ってしまう(笑)。



 <本日の移動>ペリトモレノ→ロスアンティグオス→チレチコ
 ・ペリトモレノ→ロスアンティグオス
  La Union社のバス。約1h弱。52ペソ(約8.5ドル)。
  一応毎日出ているが、バス会社によっては隔日だったり色々。わずか1hもかからないバスなのに異様に高い。ペリトモレノの町外れにあるバスターミナル発。
 ・ロスアンティグオス→チレチコ
  シャトルバス。約1.5h。25ペソor2000チリペソ(約4.5ドル)。
  所要時間は国境通過にかかる時間次第。アルゼンチン側の出国にやたらと時間がかかったため1.5hもかかった。チレチコの街の好きなところで降ろしてもらえる。

 <宿泊地>オスペダヘ・ドン・ルイス(Hospedaje Don Luis) ドミ? 7000チリペソ(約15ドル)
 住所:チレチコの真ん中を通るAv O’higginsを国境とは反対方向に進み、一番奥のBalmaceda通りを左折したところにある。中心部から5分程度。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン使用可。Wifiなし。
 備考:インフォでは一番安いと言われた。他にキャンプサイトがある様子。

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手の洞窟<672日目> Stayed in ペリトモレノ

2012-12-27 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン32日目
  今日は世界遺産の手の洞窟へ行ってきました。


 朝9時ちょうどにツアーのピックアップがやってきた。予想通り、昨日応対してくれたおっちゃんが車に乗って迎えに来た。やっぱりおれら2人だけのツアーらしい。これならツアーと言うよりただの送迎やけど…

 車に乗ってペリトモレノの街を出てからしばらくは起きていて、おっちゃんと少しだけ話をしていたけれど、それ以降は爆睡。気付いたら車は未舗装道路を走っていて、何もない荒野を走っていた。

 そして、1.5hくらい経ったくらいに谷の上に到着した。おっちゃんが『写真を撮るポイント』だと言うので車を降りた。高さは200mくらいある渓谷で、乾燥した大地の中、谷底にだけ緑があった。

 よく見ると、ちょっと下のところにキレイな建物があった。手の洞窟のビジターセンターらしい。いつの間にか到着していたのだ。

 世界遺産マーク。


 紫の花。


 ビジターセンターで入場料を払った後は、ガイドと一緒に渓谷沿いに歩いた。



 10分程歩いたところで、いきなりたくさんの手が…


 日本に居たときにTBSの世界遺産の番組で見たことがある光景。昔テレビで見たことのあるところに来たってだけでもテンション上がる。

 手、手、手… 手だらけ。


 何で手の形を残そうとしたのかはよく分からん。でも、これだけ手があると圧巻だ。


 つい最近いたずらで書かれたように思うんやけど、数千年前のものらしい。


 手の絵だけじゃなくて、グアナコの絵もあった。

 主にハンティング中のグアナコの絵だ。

 真ん中の黒いのがグアナコで、右の小さいのが槍を持ったヒト。なんでこんなに小さい?(笑)


 これは上のグアナコに、ヒモを結びつけた石を投げている様子。下に続く黒い線がヒモらしい。


 グアナコにトドメをさす瞬間。みんなで囲んでる。


 中には妊娠中のグアナコの絵もあった。お腹がデカくて足が揃っていて動いていないから妊娠の絵らしい。白い丸は確か月とか言ってたかな?妊娠の時期を表すとかどうとかこうとか…



 洞窟もあった。


 分かりにくいけど、ガラスで覆われている部分はブエノスアイレスに持って行って研究中らしい。



 やっぱり手だらけがいいな。。



 他にもニャンドゥ(小さいダチョウのような鳥)の足あとを描いたものもある。
 真ん中の3本足がニャンドゥの足。



 謎の絵もある。
 これは何やったかな?爬虫類か?


 これは空想上の動物?で不吉なものを表すらしい。


 これはいたずらか?6本指の手。


 三重丸は太陽らしい。


 もう何を書いたんやろ?さっぱり分からん。



 何だかスゴく楽しかった。でも、ココはヒトの好き嫌いがあるかな?(笑) 多分誰が見てもスゴいと思う南極やフィッツロイ、ペリトモレノ氷河とは違って、遺跡とか好きなヒトには堪らん場所やと思う。


 わずか1h程のガイドツアーだったが、十分に満喫できた。


 が、子供は退屈やった様子(笑)。


 ちなみにこれはカラファテと言う実。カラファテという街で『カラファテ』味のアイスクリームを食べて『カラファテって何だ?』と思っていたが、そう言う名の実があるらしい。疑問は解決。



 おっちゃんの車に乗って再び爆睡し、ペリトモレノに戻ってきたら14時だった。昼ご飯を食べたり、日記を書いたりして少し休憩。


 その後、明日のバスのチケットを買おうとバスターミナルまで行ってみたが、オフィスが閉まっていたため結局買えなかった。明日直接行ってみるしかなさそうだ。

 ペリトモレノの教会。なぜピンク?


 宿に戻ってからは写真の整理と溜まった日記を書いた。ネットが無いおかげで日記も写真の整理もほとんど終わった。後はブログに更新するだけだ。

 明日は、またチリへ行く。国境を何度も通るのがホント面倒くさいな…


 <世界遺産112個目(文化遺産96個目)>・・・リオ・ピントゥラスのクエバ・デ・ラス・マノス
 ペリトモレノからツアー。GuanaCondor社で申し込んだ。1人250ペソ。入場料が別途50ペソ必要。2人で申し込んで2人だけだった。旅行会社と言うよりただの家みたいな感じで、応対してくれたオジサンがそのまま車を出してくれた。1人でも多少値段が上がるかもしれないが、車を出してくれそう。他の旅行会社でもツアーを尋ねたが、そこは『他にヒトが居ない』という理由でツアーはいつ出るか分からなかった。現地ではガイドとともに1hくらい壁画を見ていく。

 <本日の移動>ペリトモレノ~手の洞窟往復
 詳細は上記。ペリトモレノから約1.5h。

 <宿泊地>カンパメント・ムニンシパル(Campament Munincipal) 自前テント 25ペソ(約4.5ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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手の洞窟ツアーが見つからない<671日目> Stayed in ペリトモレノ

2012-12-26 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン31日目
  今日は移動日。



 3時に起きて3時20分には宿を出た。昨日のうちにパッキングを完全に終わらせておいたおかげでさすがに出るのは速かった(笑)。まだ真っ暗やったけれど、フィッツロイが見えていた。


 常に雲が架かっていてなかなか見えないという話はウソなのか?実は意外と見える山なのか? とりあえずチャルテンに4日間居たけど、毎日1回は晴れたフィッツロイが見えた気がする。さすがに朝に晴れたのは登った日だけやったけど…



 バスは3時50分ちょうどに出発。客は意外と少なかった。24日発のバスは満席って言っていたのに…


 今回のバスはご飯が付いていなかった。バスターミナルのオフィスにはご飯が1回付いているって書いてあったけど、それはどうやらバリローチェまで乗る場合に夕食が1回付いているって意味やったらしい。途中のペリトモレノで降りるからご飯はなし。

 途中で停まったところで何かを買うこともできたが、全てが高かった。結局、前もって買っておいたポテトチップスやクッキーを食べて過ごした。

 休憩ポイントの周囲は何もない。でも、手の洞窟への分岐点なので宿はあった。



 16時にペリトモレノに到着。誰も降りなかったのがちょっとショック。この街で手の洞窟へ行くツアーを探すつもりをしていたんやけど、観光客が居ないとツアーが催行されない可能性が高いからだ。とりあえずバスターミナルのインフォで手の洞窟ツアーについて聞くと、街なかの旅行会社を教えてもらった。

 まずは宿を決めないといけないので、街へ向かった。1軒目の宿はドミで100ペソ(約18ドル)。これは高すぎる。他の宿を見て回るついでにさっき教えてもらった旅行会社のそばを通るので、先に旅行会社へ行ってツアーについて聞いてみた。


 ツアーはなかった…orz


 予想通りと言えばそうなんやけど、やっぱりショック。


 とりあえず『後で来てくれたら他の客が来てるかも…』ってことなので、宿探し続行。でも、別の宿も高い。高いならそれなりの設備なら良いんやけど、そうじゃない。


 結局キャンプ場で泊まることに。ここは安かった。オーバーランドツアーのような団体客も居て賑わっていた。


 もう一度旅行会社へ行ってみたが。やっぱりない。このままこんな何もないペリトモレノの街でツアーを待つのか、諦めて次の街へ向かうか…? どうしようか考えている途中で、別の旅行会社を見つけたのでとりあえず行ってみた。旅行会社はいくつもあっても結局全ての旅行会社が1つのツアーを扱っていることが多いから、全く期待せずに行ってみた。


 旅行会社はただの家のような感じ。ピンポンを鳴らしてみるとおっちゃんが出てきたので、「明日、手の洞窟へ行きたいんやけど…」と言うと、「OK。いつがいいんだ?」と意外な返事。




 そして、時間も決まり、簡単にツアーが見つかった。



 あれだけ『客が居ないからツアーはない』って言われたのは、何やったんだ? なんとなくおっちゃんがそのまま車を出してくれるだけのツアーのように思うけど、他の旅行会社と値段も同じやし、予定通り行けるのに越したことはない。とりあえずツアーが決まって良かった。


 キャンプ場に戻って夕食を作り始めた。隣ではオーバーランドツアーのドイツ人達にパリージャ(焼肉)やサラダなどが振舞われていた。

 パリージャを焼いているところ。



 で、結局、おこぼれに与ってしまった(笑)。しかも大量に。


 デカい肉を2枚にサラダにジャガイモまで… 自分らで作った料理が全く食べれない量だった。

 もらった肉はメッチャ美味しかった。サラダもジャガイモも。昨日に続いて豪勢な夕食になってしまった。トレッキング中との食事の差が激しすぎるわ。


 <本日の移動>エルチャルテン→ペリトモレノ
 TAQSA社のバス。約12h。348ペソ(約60ドル)。
 朝3:50分発という嫌な時間発。偶数日運行。他にもChalten Travelが奇数日、Cal Tur社が月水金に運行していた(日にちは逆やったかも…)。朝8時か9時発なので使いやすい。ただし、値段は400ペソと少し高くなる。

 <宿泊地>カンパメント・ムニンシパル(Campament Munincipal) 自前テント 25ペソ(約4.5ドル)
 住所:Mariano Moreno y Paseo Roca。バスターミナルを出てまっすぐAv. San Martinを15分程歩いて、Mariano Moreno通りを右に曲がったところにある。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー(弱い)。キッチン使用可(調理器具などはほとんどない)。Wifiなし。
 備考:テント1つに20ペソ。1人当たり5ペソ。2人用のテント1つなら2人で30ペソになる。ペリトモレノの宿は高く、他にインフォで教えてもらった宿はドミトリーでも1ベッド100ペソもした。

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今度はハードディスクが壊れる<670日目> Stayed in エルチャルテン

2012-12-25 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン30日目
  今日は休息日。ゆっくりしながら日記を書いたり、ブログの更新をしたりするはずが…


 朝、異様な程、全身が重かった。頭も痛い。昨日パソコンを点けたまま変な体勢で寝たせいもあるやろうし、そもそも筋肉痛。


 辛い。


 天気が良ければ今日もどこかのミラドールへ上ってみようかと思っていたが、却下。外を眺めてみるとフィッツロイも見えへんし、ちょうどいい。今日は休息日だ。



 データを整理するためにバックアップを取っていたハードディスクをパソコンに繋いでしばらく作業していた。しばらくは動いていたが、コピーが上手く出来ない。まだ容量はあるのに…


 仕方ないので一度ハードディスクを外して繋ぎ直すと今度は認識しなくなった。パソコン自体の動作もメッチャ遅くなった。全くデータを読み出すことができない。フォーマットすることもできない。



 ネットで調べながら、色々と試してみたけど、結局、何をやってもハードディスクを使えるようにすることはできなかった。





 最悪だ。





 幸い、写真のデータなどのホントに重要なデータはもう1コのハードディスクにも入れていたので良かったけれど、幾つかのデータを読み出すことができなくなってしまった。





 マジでショックだ…





 レンズの接眼部分のキャップは失くすし、カメラの充電器も壊れるし、挙句の果てにハードディスクまで壊れてしまった。このところツイてない。観光に関してはツイてるんから、その反動やろうか? いずれにせよ、ハードディスクが1コになってしまったので、写真のバックアップが1つになってしまったのが怖い。新しいのを買うしかないかな…



 夕方、フィッツロイ方面は完全に晴れていた。



 山の全景を見るために管理事務所まで行ってみた。ホントにスッキリと晴れている。筋雲のような薄い雲は残っていたが、それがまた良い感じ。こんなに晴れるとは…(笑)

 フィッツロイだけじゃなくてセロトーレまでもキレイに見える。




 右側がフィッツロイ。左側はポインセノット。


 真ん中の塔がセロトーレ。


 街の看板のフィッツロイと合わせてみた。



 今日はクリスマスなので、イイものを食べようとちょっと高そうなレストランへ行ってみた。頼んだのはやっぱりアルゼンチンなので、肉!! ビフェデチョリソー(ステーキ)。


 もちろんワインも。


 『500gはあるんじゃないか?』と思うくらいデカい肉が出てきたが、メッチャ美味かった。自分で焼いた肉も美味しいけど、やっぱり店で食べる肉も美味しい。


 こんなにデカい肉とワインとフライドポテトを頼んでも大体2000円くらい。さすがに毎日2000円分も食べるような贅沢はできへんけど、たまにはこんなのもイイ。

 最高やった。

 ハードディスクが壊れたという暗い気分が少しは和らいだ。


 明日は朝3時起きなので、宿に戻ってパッキング。結局寝たのは12時を過ぎてしまった。もうほとんど眠れない。


 <本日の移動>
 なし。

 <宿泊地>オステル・ニャンデ・ロガ(Hostel Nande Roga) ドミ 50ペソ(約8.5ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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快晴!!フィッツロイ<669日目> Stayed in エルチャルテン

2012-12-24 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン29日目
  今日からフィッツロイを見てきました。ド快晴でした。奇跡!?(笑)。


 1時半に起きた。昨日の夜にはフィッツロイが完全に見えていたから、『今晩なら星空とフィッツロイが撮れるかも…』という期待を込めて…


 でも、フィッツロイ方面は曇っていた。


 ホントになかなか晴れない山だ。今日は朝4時からトレス湖のミラドール(展望台)まで行く予定やけど、ホントに晴れるやろうか?





 結局、写真を撮ることもなくテントに戻って寝直した。そして、4時前に起き、4時過ぎには山を登り始めた。暗い中フィッツロイ方面を見てみると、全然雲がない。これはキレイに見ることができるかも…


 真っ暗。昼間は簡単に歩ける道も暗くなるとホントに分かりにくい。とにかくひたすら山を登った。


 しんどい。足場には岩がゴロゴロしている上、段差も大きい。かなりキツイ。パイネ国立公園でのトーレス・デル・パイネを見るために早朝登った時もキツかったが、ここはそれ以上だった。


 山をひたすら登ること1h。ようやくフィッツロイが見えるところまで山を登ることができた。


 ところが、なんとフィッツロイは雲に隠れてしまってる!!


 せっかく苦労して登ってきたのに、結局見えへんのか…orz



 さらに10分程、登ってトレス湖のミラドールに到着した。少し雲が薄くなってきた気がする。あとちょっとなんだから晴れて欲しい。


 さらに雲が晴れてきた。もう少し!!





 5時半頃、太陽が出てきた。





 フィッツロイもほとんど晴れていた。でも、太陽が出ている方向に雲があって、フィッツロイには赤い光が当たらない。ちょっと残念やけど、こんなに晴れているフィッツロイも珍しいらしいので、満足だ。




 しばらく眺めていると、完全にフィッツロイが姿を現した。他の山にも雲は架かっていない。




 スゴい!!

 めっちゃキレイだ。




 まさかこんなに晴れるとは… 奇跡?(笑)



 日が上がるにつれて白く変わっていった。





 完全に雲がない。


 嬉しくて無駄にフィッツロイ頂上のドアップを撮ってしまった。



 1h程ミラドールでフィッツロイを堪能した後、キャンプ場に戻ることにした。


 メッチャ膝が痛い。坂が急過ぎる。段差を降りるときに膝を曲げる度に激痛が走る。上りのときは我慢できる痛さだったけど、下りは痛すぎる。でも、降りないとどうしようもないので、ゆっくりゆっくり降りていった。結局、上りも下りも同じ1h強かかってしまった。

 テントの前で朝食を食べながら膝を休めた。ミラドールから降りてきた時点では、平地を歩くことすら、足を動かすことすら痛かったけれど、少しの間でも休めただけで多少はマシになった。


 降りたときにはフィッツロイを取り巻くように雲が架かっていた。



 9時半になってキャンプ場を出発し、セロトーレという山が見えるトーレ湖のミラドールを目指すことにした。

 30分程歩いたところで2つの湖が見えた。母の湖と娘の湖らしい。ちょっと曇っていたけれど、キレイな緑色をしていた。湖畔に降りてみると水もキレイ。

 確か右が母の湖で左が娘の湖。


 娘の湖の湖面。



 平坦な道を歩き続けた。



 その後、急な下り坂が続いた。スティックを持っていたおかげで比較的にすんなりと降りることができたし、そんなに膝も痛くならなかったので助かった。30分くらい下りっぱなしやったから、これを逆ルートで来ていたら相当辛かったと思う。フィッツロイを先に見に行って良かったよ。


 坂を下りきったところで、セロトーレが見えた。青空の中にニョキニョキと尖った山と氷河の景色はスゴい。ただ、しばらく見ていると雲が増えてきているのが気になるところ。トーレ湖に着くまで晴れたままやったらいいんやけど…


 分岐点に到着。あと1hくらいらしい。



 その後は平坦な道をひたすら歩いて14時にキャンプ場に到着した。ここからトーレ湖は近いはずやけど、どのくらいの距離があるのか分からなかったので、テントを張って重い荷物を置いてから出かけた。結局、湖までは10分程やったので歩いて登っても良かったんやけど…


 ようやくトーレ湖に到着したが、残念ながらセロトーレには雲がかかってしまっていた。着いた時点ではまだ少し見えていたが、スグに山全部が隠れてしまった。



 昼食を食べつつ、山が出てくるのを待った。が、1hくらい待ってみたが、晴れそうな気配はなかったので下山することにした。夕方まで待っていればきっと晴れたと思うが、今日中にレンタル用品を返さないといけないので、できるだけ早くにチャルテンへ戻っておきたかったから待つ訳にもいかなかった。


 テントを片付けて3時過ぎにチャルテンに向けて出発。しばらくは平坦な道がずっと続いた。2hくらい歩いたところで後ろを振り返ると、予想通りセロトーレの姿が見えていた。残念だ。セロトーレとトーレ湖がセットで見えていれば、今回のトレッキングは大成功やったのに… まぁでもフィッツロイの完全な姿が見えただけで満足やけど…



 右の一番高い塔のような山がセロトーレ。



 その後は坂を上っては下り、下っては上るの繰り返し。マジでしんどい。キャンプ場からチャルテンまでは2.5hと書いてあったのに、とてもじゃないけどそんな時間では着きそうにない。

 途中にあったミラドール。


 この川沿いを歩ければ楽やったのに…



 坂を上る度に次の山が見えるという状況がホントに精神的に辛かった。一体いくつ山を越えればチャルテンが見えるんだ?


 そして、ようやくチャルテンが見えた。


 入口にあった看板。


 結局、3h以上かかってチャルテンに到着した。もう足が痛い。体全体も重い。


 レンタル用品を返してシャワーを浴びて少し休憩。今日のご飯を買いに出かけた。何かを作る気にはなれなかったので、スナック菓子とカップ麺とワイン。でも、クリスマスイブなのでケーキを買った。ブルーベリーの載ったチーズケーキでメッチャ美味かった。

 その後、ベッドに戻り、日記を書こうとしたが、あまりの疲れにそのまま眠ってしまった。


 <本日の移動>ロスグラシアレス国立公園→エルチャルテン
 徒歩。そもそもエルチャルテンの街自体がロスグラシアレス国立公園に含まれている様子。

 <宿泊地>オステル・ニャンデ・ロガ(Hostel Nande Roga) ドミ 50ペソ(約8.5ドル)
 住所:Lago del Desierto 137。バスターミナルを出て左前方にある世界遺産マークが付いた看板のある大通りを真っ直ぐ。突き当りで左折して50m程歩けば、左側にある。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン使用可。Wifi有り。
 備考:ここもイスラエル人が多い。と言うか、パタゴニア全体でイスラエル人が多い。入国人数の制限すれば良いのに…

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恥ずかしがり屋のフィッツロイ<668日目> Stayed in ロスグラシアレス国立公園

2012-12-23 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン28日目
  今日からフィッツロイを見るために1泊2日でトレッキング。フィッツロイは見れるのか?


 朝9時に旅行会社とスーパー(なぜか借りれた)に行ってキッチン用品や歩くためのスティックをレンタルした。宿に戻ってパッキングを行い、いよいよフィッツロイに向けて出発だ。

 今日から1泊2日でトレッキング。ホントは2泊3日でも良かったんやけど、明後日(25日)はクリスマスでスーパーが閉まってしまうので、借りたものを返却できなくなってしまう。だから、1泊2日。

 今回もパイネに引き続き、三脚を持っていくことにした。おかげで今回もそれなりの荷物の重さがある。そもそもカメラバッグがあるせいで歩きにくくて仕方ない。リュックタイプにすれば良かったのかも… でも、そうすると取り出しにくくなるし…


 チャルテンの街の北側からいよいよトレッキング開始。いきなり山道を登るところから始まった。


 今回はトレッキング用のスティックを借りた。パイネで痛めた両膝が全然治っていないから。1泊2日で10ペソ(約2ドル弱)。でも、これは結果的に大正解だった。このスティックが無かったらもっと辛いトレッキングになったかも…

 膝の痛みもそんなに感じることなく、サクサクと登っていく。登り始めて30分も経たないところにあったミラドール(展望台)で写真を撮るため、少し休憩。ところが、ここでハプニング発生。ちょっと前にユウコちゃんのカメラで写真を撮ったときに、そのままそこにカメラを置き忘れたらしい。


 慌てて取りに戻った。


 途中、野ウサギが出てきたが、さすがに今はゆっくり見ている場合じゃない。カメラの弁償なんて絶対したくない。

 こういうときは痛みを忘れるのか、駆け足で山を降りていったが膝は思った程、痛くなかった。『ひょっとして治った?』って思ったが、まぁやっぱり治ってなかった。翌日はあまりの痛さに歩けないかと思うくらいだった。

 カメラを無事に回収して改めてミラドールから川の眺めを見た。



 さらに歩いて分岐点。フィッツロイのミラドールもあったが、曇っているのでカプリ湖方面へ進んだ。



 休憩を挟みながらのんびり歩いて2h程でカプリ湖沿いのキャンプ場に到着した。天気が悪くて湖もキレイに見えない。ちょっとがっかりだ…


 こんなマークがありました(笑)。


 少し休憩していると、一足先にフィッツロイに向かったハンターが山から降りてきた。やはり今朝はフィッツロイは見れなかったらしい。それどころか土砂降りやったらしい。明日は晴れと聞いているけど、朝に晴れるとは限らない。ホントにどうなるんやろう?

 しばらく喋っているうちに雨まで降ってきた。気分がさらに沈んでいく。スグに止みそうやけど、空は前面に雲が架かっていて今日はフィッツロイは見えなさそう。

 それでも1hくらい喋っているうちに晴れてきた。山の天気はホントに変わりやすい。

 カプリ湖。



 ハンターと別れて先へ進んだ。だんだん天気が良くなる。晴れ間が出てきたかと思えば、それがだんだん大きくなっていった。もうスグ、フィッツロイが見えそうだ。


 大きな氷河も見えた。


 森を抜ける。


 抜けても森。


 ベビーシューズという花。


 あ~ホンマに見えそう。


 氷河もキレイです。


 尾瀬みたい。行ったことないけど(笑)


 1人用の橋。



 そして、午後3時過ぎ、ようやく今日のキャンプ場に到着した。

 キャンプ場にもヘブライ語。どんだけイスラエル人多いねん。


 鳥が居ました。


 気持ち良さそう。



 カメラの件でのロスや雨宿りもあったのでまぁ仕方ない。テントを張ってスープを飲んだ後、すぐ近くの広場に行ってフィッツロイを眺めた。



 もうだいぶ出ている。
 8割は出ているんじゃないかな?


 出そうで出ない。


 フィッツロイは『煙の山』と言われるくらい、頂上に雲がかかった山。だから山の全景が見える確率は当然少ない。けど、ホントにもうスグ出そう。


 誰かが『フィッツロイは恥ずかしがり屋だ』と言っていたのがよく分かる。もうちょっとなのに全ての姿を見せてくれない。あとほんのちょっとなのに…


 フィッツロイの隣の山や氷河はキレイに見える。



 結構、長いこと待っていたが、やっぱり今日は出ないと諦めて、夕方6時半頃に近くの氷河を見に行ってみた。


 管理事務所でもらった地図ではキャンプ場から片道30分くらいだったが、結局ひたすら川沿いを歩いて1hもかかった。どうやら地図で見ていた場所とは別のところへ行ったらしい。


 氷河の先端部分より前方にはホントに大きな岩がゴロゴロしていた。ビックリのデカさだ。ゴツゴツした岩が積み重なっていて結構スゴい。氷河地形はやっぱりオモシロい。


 岩がデカい。



 氷河を見てキャンプ場に戻るともう夜の8時半を過ぎていた。


 再びフィッツロイを見てみる。


 ホントにもう少し。


 ようやく夕暮れ。もうスグ11時。



 あ、フィッツロイが出た!!明日に期待だ。



 夕食を食べて11時頃には寝ようとした。寒い。なかなか寝れない。明日は3時半起き。あ~、キツい…


 <世界遺産111個目(自然遺産11個目)>・・・ロスグラシアレス国立公園
 ・フィッツロイ近辺
 エルチャルテンの街から歩いて行ける。と言うか、エルチャルテンの街自体がロスグラシアレス国立公園内に含まれている様子。

 <本日の移動>エルチャルテン→ロスグラシアレス国立公園(フィッツロイ)
 徒歩。そもそもエルチャルテンの街自体がロスグラシアレス国立公園に含まれている様子。

 <宿泊地>ポインセノット・キャンプ場(Campament Poincenot) 自前 タダ
 住所:エルチャルテンの街の北の端から続くトレッキングルートを歩いて約3h。しばらく山道が続くが、それ以降は比較的平坦な道が続くのできやすい。
 設備:共同トイレのみ有り。近くの川で飲み水が汲める。
 備考:キャンプ場そのものは森の中のため見えないが、少し横の開けたところや川へ降りるだけでフィッツロイが見える。もちろん晴れれば…(笑)。

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見え隠れするフィッツロイ<667日目> Stayed in エルチャルテン

2012-12-22 23:59:59 | ウルグアイ~南極~パタゴニア
アルゼンチン27日目
  今日はフィッツロイへの拠点となるエルチャルテンへ移動。移動後、街を見下ろす展望台へ行ってみた。


 朝7時のバスでエルチャルテンへ向かった。今まで乗ってきたバスは満席のことが多かったけど、今朝のバスはガラガラ。観光客しか乗ってへんし… これならわずか3hで120ペソ(約20ドル)も取られるのも納得だ…


 朝早かったから眠い。でも、結局バスの中ではあまり眠れなかった。最近ずっと寝不足で辛い…


 チャルテンの街の入口の公園管理事務所でフィッツロイ近辺の地図をもらい、簡単に説明を受けた。フィッツロイ近辺は入場料が要らないのでありがたい。


 そして、10時過ぎにチャルテンに到着。適当に見つけた宿にチェックインして、しばらく休憩した。



 エルチャルテンの街で見つけたチャリダー。


 いつまで経っても電話を変わってくれない。


 スーパーも一応有る。



 宿でブログの更新や、昼食を食べた後、旅行会社でキャンプ用品のレンタルについて聞きに行った。ところが、シエスタのために開いている旅行会社は1社しかなかったので、とりあえずレンタルについては後回し。すぐ近くにあるミラドール(展望台)へ行ってみた。


 片道45分かかると書いてあったコンドルの丘へは30分もかからなかった。チャルテンの街を見下ろせて気持ち良かったし、遠くの方には大きな氷河も見えていた。雲が多くて全く気付かなかったが、実は晴れていればフィッツロイが見えるらしい。


 次の丘へ向かう途中にあった池。汚い。



 もう1つの丘の方からはビエドマ湖が見えた。しばらく休憩。


 扇状地。


 こっち方面にたぶんフィッツロイがあるはず…



 暇つぶしに石を積んでみた。結構際どいバランスで積むことができたけど、結局最後は風で倒れてしまった。相変わらずパタゴニアは風が強い。そして、寒い。



 街に戻ってバスターミナルへ行ってみたが、まだオフィスが閉まっていた。なので、先にスーパーに寄ってからもう一度バスターミナルへ。そして、26日出発のバスのチケットを購入。朝3:50発。何でそんな時間に出発するのか…orz

 バスターミナルを出てビックリ。目の前にフィッツロイが見えている。ホントに全く気付かなかった。まさかあんなところにフィッツロイがあるとは… 普通に街の中から大きく見えている。ビックリだ。


 その後もフィッツロイは見えたり、隠れたり。でも、結局全部が見えることは一度もなかった。恥ずかしがり屋な山という噂は本当らしい。

 明日からのトレッキングで見えるといいんやけど…


 <本日の移動>エルカラファテ→エルチャルテン
 TAQSA社のバス。約3h。120ペソ(約20ドル)。
 全部で3社くらい出ているが、他のバス会社のバスは片道150ペソだった。なお、TAQSAでチャルテンからカラファテへ戻るバスは90ペソだった。カラファテのバスターミナルでは別途ターミナル使用料5ペソ必要。

 <宿泊地>オステル・ニャンデ・ロガ(Hostel Nande Roga) ドミ 50ペソ(約8.5ドル)
 住所:Lago del Desierto 137。バスターミナルを出て左前方にある世界遺産マークが付いた看板のある大通りを真っ直ぐ。突き当りで左折して50m程歩けば、左側にある。
 設備:共同トイレ&ホットシャワー。キッチン使用可。Wifi有り。
 備考:ここもイスラエル人が多い。と言うか、パタゴニア全体でイスラエル人が多い。入国人数の制限すれば良いのに…

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