今日はスペインをプチ脱出して、イギリス領ジブラルタルに行くつもりをしていた。だから、朝、目が覚めたときにふと『パスポートはちゃんとあるっけ?』といつも入れているポケットを探ってみた。
が、ない。
一気に目が覚めて、アチコチ探しまわるもやっぱり無い。まさか昨日の夜、街を歩いていたときに落としたんだろうか?と不安になるも、『いくらなんでも落とさんやろう』と冷静になって考えてみた。
そういえば、昨日チェックインしたときにパスポートを返してもらってない気がする… レセプションに行って『パスポート』って言ってみると、ちゃんと出てきた。マジで良かった。財布の次はパスポートかよって真剣に悩んだから(笑)。
無事、パスポートも見つかったので、もう一度ベッドの上でゴロゴロして、10時半頃に宿を出た。バスに乗ってジブラルタルとの国境の街のラ・リネアには12時前に到着。
イミグレは有って無いようなもの。一応、みんな身分証明書を見せてはいるが、歩きながらブースに居る係官に見せてるだけで、係官もほとんど見てない。ってか1mくらいは離れてるので、絶対に見えへんはず… メッチャ適当。
無事、ジブラルタルに入国(入境?)。ちょっと歩くと、中心部へ向かうバス停があったが、当然歩いた。と言うのも、ジブラルタルに来た1つの目的が空港。
有名なジブラルタルロック。
国境を超えてスグのところにジブラルタル空港があって、しかも普通の道路を横切るように滑走路が造られている。だから、ヒトも車も自転車もバイクも滑走路を横断してジブラルタルの中心部へ向かうことになる。
滑走路の真ん中。
世界は広いけど、なかなか滑走路を歩くような空港はないと思う。タイミングさえ合えば、目の前を飛行機が通るところも見えたかもしれないが、残念ながら今回は見れなかった。
中心部へ向かう途中、ATMでお金を下ろした。ジブラルタルに来たもう1つの目的はお金。ジブラルタルポンドを手に入れるため。
ところが、ATMから出てくるお金は全部イギリスポンド。イギリスポンドも持ってないからコレクションしても良いんだけれど、ジブラルタルポンドを手に入れにきたんだから、やっぱり何か違う。
インフォメーションで『ジブラルタルポンドはどこで手に入るのか?』と聞いたら、『両替屋やお店でもらえるよ』と言われたので、両替屋でイギリスポンドをジブラルタルポンドに換えてもらった。イギリスポンドよりちょっとカラフルでデザインも違う。
昼食は、せっかくイギリス領なのでフィッシュ&チップスを食べた。まぁ、それなりな味でした(笑)。美味しいんだけれど、毎日は絶対に要らん。週一でもどうかと思う(笑)。
ネコ。
その後、インフォでもらった地図に従って、ジブラルタルの一番南のヨーロッパポイントまで歩いた。
『ジブラルタルは小さい』とどこかで思ってしまっていたのが間違いで、ものすごい時間がかかった。たぶん中心部から3km以上あると思う。バスも走ってるので、バスの方がいいと思う。
途中の景色。
ヨーロッパポイントからはアフリカが見えた。もう目と鼻の先。大阪から淡路島を見る感じやと思った。まぁそれよりは遠いと思うけど… もうスグ、アフリカ…
ヨーロッパポイントにある灯台。
左に見えるのがアフリカ。
ヨーロッパポイントからはジブラルタル半島の東側を歩いていったが、行き止まり。行き止まりというか、実際はトンネルがあったんだけれど、車用でヒトが歩くにはちょっと怖くて進むことはできなかった。地図にはトンネルの手前から徒歩用の道があったが、なんと工事中で行けない。結局、来た道を戻らざるを得なかった。
来た道を戻って、ジブラルタルの一番の(唯一の?)観光名所のジブラルタルロックへ登っていった。一番南側のユダヤ門からアプローチしたが、まずそこまで行くだけでも大変だった。
そもそもヨーロッパポイントまで歩いただけでだいぶ疲れていた上に、トンネルの方まで歩いたおかげで、ユダヤ門に着いた時点でかなり疲れていた。
ヘラクレスの柱のモニュメント。ギリシャ神話はホンマなのかね?
でも、なぜだか分からんけれど、ユダヤ門から入った後、Mediterranean stepsというルートを通って上まで登ることにした。地図を見たら、一番景色が楽しめそうに思ったルートだったから。
事実、景色は最高だった。
でも、道は強烈。せっかく登ってきた道を下ったと思ったら、また少し登って、さらに下る。で、挙句の果てに、強烈な上りが延々と続いた。階段の段差は大きいし、かなりしんどい。
最初はこんな道。あとはひたすら階段。
崖沿いをひたすら登る。
ホント誰かこの苦しみを味わいに行って欲しい。マジでしんどいから…
たぶんユダヤ門から30分以上かかったと思うけど、ようやく頂上に到着。一番上は、幅2mくらいしかなかった。登ってきた側は崖。反対側もほぼ崖。その分、景色は最高。
とりあえずようやく一番上まで来たから、後はのんびり歩けると思ったけれど、そうでもなかった。上ったり、下ったりを繰り返しながら、ジブラルタルロックを歩いて行った。
ロープウェイ乗り場のそばまで行くと、サルが居た、ジブラルタルロックはサルで有名。日本のサルと違って大人しく、ご飯食べてた。
こっちを気にしながら食事。
岩に向かって反省中。
見返り美人。
カモメ。いや、ウミネコやったかも…
滑走路。
さすがに疲れたので、下山することに… できるだけ、国境付近に降りたいと北の方へ向かいながら山を下りていった。すると、また一匹だけサルが居た。
調子乗って近づいて写真を撮っていたら、いきなり飛び掛ってきた。
肩に乗ってきたので、『おわっ』てビックリしてバタバタしていたら、勝手に下りていった。軽く引っかかれただけで済んだけど、やっぱりサルは万国共通やと思い知った。
ようやく下に降りて、お店でジブラルタル土産を購入。ジブラルタル版の『見ザル、言わザル、聞かザル』。4匹目は何なんやろ?
なんかもうヘトヘトになりながら、ラ・リネアに戻ってバスに乗ってアルヘシラスへ戻った。結局、今日は6h以上、山道を含めて歩き通した。足、痛い。
夕暮れの滑走路。
夜はスペインの終わりなどを記念して、カヴァで乾杯。
<宿泊地>ホスタルベルサジェス(Hostal Velsalles) シングル 16ユーロ
詳細は昨日と同じ。
よかったらクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
が、ない。
一気に目が覚めて、アチコチ探しまわるもやっぱり無い。まさか昨日の夜、街を歩いていたときに落としたんだろうか?と不安になるも、『いくらなんでも落とさんやろう』と冷静になって考えてみた。
そういえば、昨日チェックインしたときにパスポートを返してもらってない気がする… レセプションに行って『パスポート』って言ってみると、ちゃんと出てきた。マジで良かった。財布の次はパスポートかよって真剣に悩んだから(笑)。
無事、パスポートも見つかったので、もう一度ベッドの上でゴロゴロして、10時半頃に宿を出た。バスに乗ってジブラルタルとの国境の街のラ・リネアには12時前に到着。
イミグレは有って無いようなもの。一応、みんな身分証明書を見せてはいるが、歩きながらブースに居る係官に見せてるだけで、係官もほとんど見てない。ってか1mくらいは離れてるので、絶対に見えへんはず… メッチャ適当。
無事、ジブラルタルに入国(入境?)。ちょっと歩くと、中心部へ向かうバス停があったが、当然歩いた。と言うのも、ジブラルタルに来た1つの目的が空港。
有名なジブラルタルロック。
国境を超えてスグのところにジブラルタル空港があって、しかも普通の道路を横切るように滑走路が造られている。だから、ヒトも車も自転車もバイクも滑走路を横断してジブラルタルの中心部へ向かうことになる。
滑走路の真ん中。
世界は広いけど、なかなか滑走路を歩くような空港はないと思う。タイミングさえ合えば、目の前を飛行機が通るところも見えたかもしれないが、残念ながら今回は見れなかった。
中心部へ向かう途中、ATMでお金を下ろした。ジブラルタルに来たもう1つの目的はお金。ジブラルタルポンドを手に入れるため。
ところが、ATMから出てくるお金は全部イギリスポンド。イギリスポンドも持ってないからコレクションしても良いんだけれど、ジブラルタルポンドを手に入れにきたんだから、やっぱり何か違う。
インフォメーションで『ジブラルタルポンドはどこで手に入るのか?』と聞いたら、『両替屋やお店でもらえるよ』と言われたので、両替屋でイギリスポンドをジブラルタルポンドに換えてもらった。イギリスポンドよりちょっとカラフルでデザインも違う。
昼食は、せっかくイギリス領なのでフィッシュ&チップスを食べた。まぁ、それなりな味でした(笑)。美味しいんだけれど、毎日は絶対に要らん。週一でもどうかと思う(笑)。
ネコ。
その後、インフォでもらった地図に従って、ジブラルタルの一番南のヨーロッパポイントまで歩いた。
『ジブラルタルは小さい』とどこかで思ってしまっていたのが間違いで、ものすごい時間がかかった。たぶん中心部から3km以上あると思う。バスも走ってるので、バスの方がいいと思う。
途中の景色。
ヨーロッパポイントからはアフリカが見えた。もう目と鼻の先。大阪から淡路島を見る感じやと思った。まぁそれよりは遠いと思うけど… もうスグ、アフリカ…
ヨーロッパポイントにある灯台。
左に見えるのがアフリカ。
ヨーロッパポイントからはジブラルタル半島の東側を歩いていったが、行き止まり。行き止まりというか、実際はトンネルがあったんだけれど、車用でヒトが歩くにはちょっと怖くて進むことはできなかった。地図にはトンネルの手前から徒歩用の道があったが、なんと工事中で行けない。結局、来た道を戻らざるを得なかった。
来た道を戻って、ジブラルタルの一番の(唯一の?)観光名所のジブラルタルロックへ登っていった。一番南側のユダヤ門からアプローチしたが、まずそこまで行くだけでも大変だった。
そもそもヨーロッパポイントまで歩いただけでだいぶ疲れていた上に、トンネルの方まで歩いたおかげで、ユダヤ門に着いた時点でかなり疲れていた。
ヘラクレスの柱のモニュメント。ギリシャ神話はホンマなのかね?
でも、なぜだか分からんけれど、ユダヤ門から入った後、Mediterranean stepsというルートを通って上まで登ることにした。地図を見たら、一番景色が楽しめそうに思ったルートだったから。
事実、景色は最高だった。
でも、道は強烈。せっかく登ってきた道を下ったと思ったら、また少し登って、さらに下る。で、挙句の果てに、強烈な上りが延々と続いた。階段の段差は大きいし、かなりしんどい。
最初はこんな道。あとはひたすら階段。
崖沿いをひたすら登る。
ホント誰かこの苦しみを味わいに行って欲しい。マジでしんどいから…
たぶんユダヤ門から30分以上かかったと思うけど、ようやく頂上に到着。一番上は、幅2mくらいしかなかった。登ってきた側は崖。反対側もほぼ崖。その分、景色は最高。
とりあえずようやく一番上まで来たから、後はのんびり歩けると思ったけれど、そうでもなかった。上ったり、下ったりを繰り返しながら、ジブラルタルロックを歩いて行った。
ロープウェイ乗り場のそばまで行くと、サルが居た、ジブラルタルロックはサルで有名。日本のサルと違って大人しく、ご飯食べてた。
こっちを気にしながら食事。
岩に向かって反省中。
見返り美人。
カモメ。いや、ウミネコやったかも…
滑走路。
さすがに疲れたので、下山することに… できるだけ、国境付近に降りたいと北の方へ向かいながら山を下りていった。すると、また一匹だけサルが居た。
調子乗って近づいて写真を撮っていたら、いきなり飛び掛ってきた。
肩に乗ってきたので、『おわっ』てビックリしてバタバタしていたら、勝手に下りていった。軽く引っかかれただけで済んだけど、やっぱりサルは万国共通やと思い知った。
ようやく下に降りて、お店でジブラルタル土産を購入。ジブラルタル版の『見ザル、言わザル、聞かザル』。4匹目は何なんやろ?
なんかもうヘトヘトになりながら、ラ・リネアに戻ってバスに乗ってアルヘシラスへ戻った。結局、今日は6h以上、山道を含めて歩き通した。足、痛い。
夕暮れの滑走路。
夜はスペインの終わりなどを記念して、カヴァで乾杯。
<宿泊地>ホスタルベルサジェス(Hostal Velsalles) シングル 16ユーロ
詳細は昨日と同じ。
よかったらクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v