~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

フォー<431日目> Stayed in アビジャン

2012-04-30 23:59:59 | コートジボワール~ガーナ(3回目)
 昨日泊まった宿は値段の割に質が全然合っていないので、同じトレッシュビル地区にある別の宿へ引越しすることにした。移った宿も質は同じレベルで汚いが、5000CFAと安い。まぁどっちも売春宿であることにはかわりないけど…

 古い宿から見たトレッシュビル。


 新しい宿から見たトレッシュビル。


 トレッシュビルの様子。無職の人間が多すぎて、カメラを出しにくい。


 朝食。


 ネットをした後は、トレッシュビルに『日本風ラーメン』を出すというベトナム料理屋ハイフォンがあるというので、それを探すことにした。トレッシュビルでは、道路にAveかRueの番号が振られているんだけれど、実際には案内表示が全くない。ハイフォンはAve3&Rue5にあるということは分かっていても、結局、今自分がどこに居るのかがよく分からない。

 それでもヒトに聞きながらようやくハイフォンに到着した。客が1人居て、ちょうど『日本風ラーメン』を食べていた。悪くはなさそうなので、後でまた戻ってくることにして、とりあえず先にプラトー地区を見て回ることにした。

 ベトナム料理屋ハイフォン。


 ロンプラによるとトレッシュビルとプラトーの間にかかる橋は歩いて渡ったらダメらしい。どうしようかと思ってとりあえず川沿いまで行くと船があったので、船で渡ることにした。150CFA。

 船とプラトー。


 プラトーの高層ビル群。


 ところが、船がなかなか来ない。結局30分くらい待つハメになってしまった。そして、乗船時間はわずか5分程。もう少し便数増やしてくれればいいのに…

 プラトー側から見たトレッシュビル。


 船乗り場。


 プラトーに着いた後は、まず郵便局へ行って切手を購入。そのままアビジャンの見どころのカテドラルへ向かって歩き始めた。

 プラトーはさすがに大きなビルがたくさん建ち並んでいる。ダカールよりも都会だ。久しぶりの都会。トレッシュビルとは雰囲気もだいぶ違う。




 マンション群?




 プラトーにはゴミ箱もあった。街もトレッシュビルとは違ってキレイ。


 30分くらい歩いてようやくカテドラルに到着した。近代的なというか、ちょっと変わったデカい教会。中はだだっ広く、ヒトがほとんどおらず閑散としていた。

 これがカテドラル。




 カテドラル内部。




 車の数がスゴい。




 とりあえずこれで目的は達成したし、お腹も減ってきたし、ビールも飲みたいし、トレッシュビルに戻ることにした。途中、旅行会社や航空会社のオフィスで飛行機のチケットを問い合わせたり、スーパーに寄って買い物したりしながら、再び船に乗ってトレッシュビルに戻った。

 途中に見つけたモスク。


 ベトナム料理のハイフォンに行くと、なんと閉まっていた。どうやら6時かららしい。まだ5時前。仕方ない。ビールだ。またもや空きっ腹にビール。結局、2本も飲んでしまった。

 6時にハイフォンに戻ったが、やっぱりここはアフリカ。まだ始まってなかった。従業員のベトナム人と喋りながら少し待って、ようやく中に入ることができた。

 高級レストランの部類?


 席に着いたものの、何の注文も取りに来ない。そうしているうちに、なんと食事が運ばれてきた。フォーだ。2400CFA(約5ドル)。



 どうやらさっきベトナム人と喋っていたときに、「これは何だ?」と聞いていた「トンキネーゼ」というスープを注文していたことになったらしい。『日本風ラーメン』を食べたかったが、フォーなら問題ない。

 美味い。久しぶりのアジアの味。生き返る。もう少し量が欲しかったが、満足だ。

 調子に乗って、食後はまたもやビール。

 さらに、路上で売っていた焼き魚を購入し、さらにビール。


 飲み過ぎだ…(笑)。

 結局、宿に戻ったのは10時を過ぎていた。今日は1日出かけていたし、なかなか充実した一日だった。

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>オテル・ル・スクセ(Hotel le Succes) ダブル 5000CFA(約10ドル)
 住所:トレッシュビルのAve 14 & Rue 25。
 設備:水シャワー付き。共同トイレ。扇風機有り。蚊帳なし、Wifiなし。
 備考:まぁ汚い。周辺には食べ物屋やバーは多いので便利。看板が全くないので、非常に分かりにくい。

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ちょっと落ち着かないアビジャン<430日目> Stayed in アビジャン

2012-04-29 23:59:59 | コートジボワール~ガーナ(3回目)
 朝食後、トロトロステーションに向かい、トロトロに乗ってコートジボワールとの国境の街のエルボへ向かった。道路はほとんどが舗装されていて、快適。3h程でエルボに到着した。

 エルボに到着すると、アビジャン行きのシェアタクシーorプライベートタクシーの勧誘が大量にやってきた。国境を越えてから捕まえた方が安いはずなので、とりあえず全てを無視して歩いて国境へ向かった。
 ガーナ側のイミグレではなぜか入国カードを書かされて、意味が分からなかったが、無事に出国は完了。そのままコートジボワール側のイミグレまで歩いた。

 川が国境になっているようで、熱帯雨林を貫く川は、良い感じ。動物が居ないか見てみたが、結局何も見つからなかった。それにしても、テクテクと歩いて国境を渡るのは何度やってもいいもんだ。

 国境の川。




 コートジボワール側のイミグレも「どこ行くんだ?」などの簡単な質問があったものの、簡単に通過。賄賂請求も全くなかった。コートジボワールもしっかりしているようだ。

 コートジボワール側の国境のノエからはダイレクトでアビジャンに向かうつもりをしていたが、シェアタクの値段を聞いてみると1人6000CFA(12ドル)。わずか3h程の距離にしては高すぎる。

 仕方ないので途中のアボワッソまで乗り合いバスで行き、そこでアビジャン行きに乗り換えることにした。この方が安いらしい。

 ところが、アボワッソ行きの乗り合いバスが色々と問題を起こしてくれた。

 まずは最初に乗り込むときに、1人の現地人がバスに乗るのを邪魔してくる。おれらだけじゃなく、現地人も乗れないでいる。どうやらドライバーとの間で何らかの問題があったらしい。最終的には、邪魔をしていた現地人が説得されたようで、無事にバスに乗ることはできたが、無駄な時間を費やしてしまった。

 さらに、ノエからアボワッソまでは何度も検問があったんだが、最後のアボワッソまで5kmというところの検問で引っかかった。ドライバーのライセンスか何かがダメなようで、警察からのOKが全然出ない。

 一度、嫌がらせか何か知らないが、車から降ろされもした。ドライバーの不備のせいで、なんでおれら客まで被害を受けなあかんのや? 結局30分近く、検問で時間を費やすことになってしまった。ホントいい迷惑だ。

 アボワッソに到着後は簡単にアビジャン行きのシェアタクシーを捕まえることができた。さっきの乗り合いバスはイマイチだったが、トータルでは今日の移動はスムーズだ。

 途中、なかなかに良さげなビーチがあった。ちょうど日曜だからか多くの現地人が居てたが、悪くない雰囲気。ちょっとコートジボワールに期待ができる。

 不思議やったのが、走ってる車に向かって路肩から子犬を突き出している光景。今までも走っている車に向かって水や食べ物などを売る光景は見てきたが、子犬は初めて。しかも、ときどきウサギも混じっている。いくらなんでも走っている最中に、子犬を買おうとは思わんやろ~? 不思議な商売だ。

 シェアタクシーはアビジャンのトレッシュビル地区の一角で降ろされた。降ろされた場所は一体どこなんだ? タクシーの運転手と話すも、誰もがホテルの場所を知らない。どうなってんだ?

 結局、タクシーを捕まえるのにスゴい時間がかかったが、なんとか交渉の成功したタクシーに乗ってトレッシュビル地区の中へ向かった。地区の中を走っていると、現地人が寄ってきて「金、金」と言ってくる。こんな国は今までなかった。タクシーに乗っている人間にまで群がってくるとは…

 なんか落ち着かない。今までの国に比べるとやっぱり少し治安は悪いように思う。

 落ち着かないものの、まずは入国祝いにビールを飲み、その後は夕食。夕食には肉の焼いたものを食べることにした。当然、さらにビール。

 昼飯を食べてなかったからビールが腹に染みる。結局、今日はビール3本。このところビール消費量が増えてきた。

 <今日の移動>タコラディ→エルボ&ノエ→アボワッソ→アビジャン
 ・タコラディ→エルボ
  トロトロ。約3h。6.5セディ+荷物代1セディ。
  STCバスステーションからAxim Roadを少し北西に進んだところにトロトロステーションがある。
 ・ノエ→アボワッソ
  乗合ミニバス。約1.5h。1300CFA。
  国境を越えて5分程歩いたところの左側に乗り場がある。国境からアビジャンへの直行シェアタクシーは1人6000CFA。
 ・アボワッソ→アビジャン
  シェアタクシー。約1.5h。2000+300CFA。

 <宿泊地>オテル・ニューヨーク(Hotel New York) ダブル 8500CFA(約17ドル)
 住所:トレッシュビルのAve 15 & Rue 15。
 設備:水シャワー付き。共同トイレ。扇風機有り。蚊帳なし、Wifiなし。
 備考:まぁ汚い。周辺には食べ物屋やバーは多いので便利。昔のHotel Atlanta。

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たぶんこの度、最低の宿<429日目> Stayed in タコラディ

2012-04-28 23:59:59 | マリ~ガーナ(1回目)
 昨日は結構飲んだけれども、しっかりと朝には起きることができた。
 Wifi付きの宿を出るのは惜しいけれど、今日は部屋がないので仕方がない。準備を済ませて宿を出た。

 今日の目的地はタコラディ。タコラディ行きのトロトロは、ロンプラによると宿から1kmちょっとのところのようだ。
 すでに10時を過ぎているのでちょっと歩いただけで大量の汗が出てくる。それでも、わずか1kmちょいの距離なのでなんとか歩いた。

 「タコラディ行きの車はどれ?」
 「ここじゃない。もっと向こうだ。STCの近くだ。」

 愕然…

 暑い中、苦労して歩いてきたのに、ココじゃなかった。ちゃんと場所を確認しておけば良かった。ついついロンプラに載っているからと安心していたが、場所が違っていた。

 結局、そこからはタクシー。無駄に20分近く歩いただけになってしまった。

 トロトロ乗り場では30分程待っただけで出発。昨日エルミナへ行ったのと同じ道をしばらく走った。昨日は陸側に座っていたので気付かなかったが、ケープコースト~エルミナ間の海側の景色はスゴい良かった。ホントに海沿いを走るし、ヤシの木も良い感じに生えている。ガーナで一番の車窓かも…

 1.5h程でタコラディに到着した。ただ、降ろされたところがどこだか分からない。とりあえずマーケットのそばだということは分かって、マーケットまでは歩いていったが、マーケットがちょうど円形になっているので、今、自分がどの方角に立っているのかが分からない。

 ヒトに聞きながらなんとか目的のホテル・アルヴォに到着。ところが、30セディもするくせに、水すら出ない。トイレも流せない。さすがにそれはヒド過ぎると思って、他の宿を探すことにした。

 ネットでゼニス・ホテルというのを見つけていたので、そっちに行ってみたが、なんとすでに潰れていた。で、「他に安宿がないか」とヒトに聞いてみたが、みんながホテル・アルヴォを勧めてくる。

 暑いし、これ以上ホテルを探す気になれないので、泣く泣くホテル・アルヴォに行くことにした。
 TVや冷蔵庫はあるくせに水が出ないなんて、ホントに終わっている。それで16ドルもする。コストパフォーマンスを考えても西アフリカ最低レベルの宿だ。

 1泊だけと諦めて、とりあえずビール。ビールを飲んでいるうちに、諦めもついてきた。

 タコラディの街並み。


 とりあえず明日のコートジボワール行きの車を探すために、STCバスステーションへ行った。聞くと、明日の11時にバスがあるらしい。値段は30セディ。でも、チケットは明日にしか買えないらしい。

 仕方ないので明日に来ることにして、宿に戻った。
 宿のレセプションを通りすぎようとしたら、いきなり後ろから呼び止められた。

 なんと、バマコとワガドゥグで会ったジョーさんだ。会うとは全く思ってなかったからビックリ。しかも宿のレセプションで会うなんてスッゴイ偶然。

 せっかくなので、とりあえずビール。バーで2本飲んだ後、食べ物を求めてマーケットをうろつき、さらに、バーでビール。

 結局、昼間に1人で飲んだ分も合わせて今日はビール大瓶5本。さすがにちょっと飲み過ぎた。

 宿に戻ると、なんと停電。水が出ないだけじゃなく、電気すら来ないのでファンが回らない。厚すぎる。悲惨だ… この旅で、最低の宿かもしれない。

 飲み過ぎと暑さでかなり辛い。水も電気もないなんて、ヒド過ぎるわ…

 <今日の移動>ケープコースト→タコラディ
 トロトロ。約1.5h。3.5セディ+荷物代1セディ。
 ロンプラ西アフリカ版に載っているKotokuraba Stationからはタコラディ行きのトロトロはない。STCバスステーションに行く途中の場所(中心からは約3kmくらい?)のところにトロトロ乗り場は移転している。近くにはMetro Massのバスステーションがあった。

 <宿泊地>ホテル・アルヴォ(Hotel Arvo) ツイン 30セディ(約16ドル)
 住所:マーケットサークルから南へ徒歩1分。ロンプラ西アフリカ版の地図ではAshanti Rdとなっているが名前が変わっていた(確かPakos Ave?)。
 設備:水の出ないトイレ&シャワー付き。ファン、TV、冷蔵庫あり。蚊帳なし。Wifiなし。
 備考:ロンプラ西アフリカ版に載っている。TVや冷蔵庫などの要らん設備はあるくせに、なんと水が出ない。夜になれば運が良ければ水が出るとか… そのくせに30セディも取るなんて許せない。二度と泊まりたくない宿の1つ。
 一応、他の宿を探そうとZenith Hotelにも行ったが、すでに潰れていた。そして、暑さで諦めて、嫌々ながらこのホテルに決定。おかげさまで明日の移動は面倒臭がらずに出れそうだ。
 ちなみに次の日の朝には水が出た。午前中のみ水が出る?

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英語はイヤなんです<428日目> Stayed in ケープコースト

2012-04-27 23:59:59 | マリ~ガーナ(1回目)
 今日は良い天気。おかげさまで9時前というのに暑い。

 宿のそばの教会。


 まずはケープコースト城へ向かった。宿から徒歩2分。お手軽な観光で嬉しい。

 世界遺産マーク発見。


 中に入って料金を払うと、どうやらココはツアー形式で見て回るらしい。「少し待っとけ」と言われたので、待っている間にパシャパシャと建物の写真を撮っていた。

 大砲完備。




 城と漁師たち。


 すると、1人のおっさんが「おい!おれを撮っただろう!消せ!」と言いがかりをつけてきた。

 誰がアンタみたいな面白みもないおっさんを撮るかっ!

 「撮ってねーよ。(バカやろう)」
 「いいや、撮った」
 「ほら、見ろよ。写ってねーやんけ」
 「・・・」

 と、無駄なやり取りをしたうえで、写ってないことを確認したおっさんはどっかへ行った。何か気分悪い…

 博物館を見た後は、ガイドに連れられて城の中を見て回った。城と言ってもココは奴隷貿易の拠点となった場所。

 奴隷たちは、狭い部屋に150人近くも押し込められて、水も、食べ物も、光も何にもない状態に追いやられていたらしい。強烈だ。中はホントに真っ暗やし、蒸し蒸しとして暑い。『ホントに奴隷はヒトとしては扱われていなかったんだ』と痛感。

 オバマも来たらしい。


 ツアー終了後は、1人で城を歩きまわった。城自体もなかなかいい感じ。白い壁と青い空のコントラストは地中海を思い出させる。





 そして、城から見える景色がまた素晴らしい。

 一方を見れば、漁港が見え、多くのヒトが働いており、陸側には民家が密集している。






 船と漁師達。



 もう一方を見れば、砂浜がずっと続いていて子供たちが遊んでいる。






 満足してケープコースト城をあとにした。そして、スグさまビール。暑いんだから仕方ない。

 ビールを飲んだ後は、一度、宿に戻った。今日の部屋が確保できていなかったからだ。結局、部屋を移ることになり、知らぬ間に南アフリカ人と部屋をシェアすることになった。

 移る前にもう一度、網戸ごしに撮った。今回は網戸をほとんど消すことができたっぽい。


 明日ももう一泊しようと思ったんだが、明日は部屋がないらしい。ケープコーストの他の宿に移ることも考えたが、それをするくらいなら次の街へ移動した方がマシだ。

 ってことで、明日は移動しないといけなくなったので、今日のうちにケープコースト近郊のエルミナにも行くことにした。エルミナにも同じような奴隷貿易の拠点となった城がある。

 シェアタクシーでわずか15~20分でエルミナに到着。スグそばに目的のセントジョージズ城があった。




 ここでもケープコースト城と同じくツアー形式で見て回った。さすがに1日に似たようなものを見て回るとちょっと飽きてくる。

 生々しい扉。


 戻らずの扉(Door of No Return)をくぐった部屋に集まる観光客。


 エルミナのセントジョージズ城にはケープコースト城にないものが1つある。それが、このコウモリだらけの部屋。無数の小さいコウモリが天井にへばりついている。


 さらに、この部屋、天井のコウモリに気を取られて気付かないんだけれど、足元には一見ゴキブリに見える虫がうごめいている。たぶんフナムシの一種なんだろう。正直、上も下も気持ち悪い(笑)。

 セントジョージズ城から見る景色も素晴らしい。ケープコーストとは少し異なる漁村や、丘の上に建つ砦も見える。当然、キレイな海岸線も見える。

 漁村と船。


 ヤシと海。




 ヤシと海と船。


 漁港。


 砦。


 ドア越しの海。


 コッチはコッチで十分満足だった。

 砦から見たセントジョージズ城。


 宿に戻ってシャワーを浴びた後、夕食でも食べに行こうとしたところで、同室の南アフリカ人に飲みに行こうと誘われた。そう言えば、今回の旅行で欧米人と飲むのなんてほとんどしたことがない。そもそも欧米人に出会ってないというのもあるが、避けてきた節もある。

 なので、今回はせっかくなので行くことにした。で、場所に着いてみると、なんとオランダ人女性が2人居た。オランダも英語のネイティブみたいなもんなんで、ネイティブ3人が相手。正直、キツイ。というか、半分も分からん。

 そう言えば、今日の昼間のツアーの説明も半分も分からんかった。英語はイヤなんよなぁ~。フランス語やスペイン語なら『分からない』と思って喋るから分かったときの嬉しさがある。けれど、英語は『英語なんやから何とか分かるやろう』と思ってしまうから、分からないときの悲しさ&虚しさ&辛さばかりを感じてしまう。だから英語喋るのが好きになれない。

 と、色々考えるものの、最後はお酒でごまかしつつ、なんとか努力。そして、なぜだか成り行きでガーナ人とビリヤードで勝負することになった。8ボール。もう長いことビリヤードなんてやってない。

 それでも、1人目には圧勝。それで止めるつもりだったけど、リベンジなのか知らないが、別のヤツが現れてもう一度、勝負することになった。

 2人目は上手かった。結局、敗北。何だか悔しい。

 ビリヤードを終えて席に戻ると、さらにオランダ人女性が増えていた。メッチャ可愛い。残念ながらカメラ持ってこなかったので写真はない(笑)。


 そして、可愛さという色気に負けて?、流れに任されるまま2次会にも行くことになった。

 でも、2次会の会場は最悪。音楽がものすごい音量で流れていて、胸に響く。爆音状態のカラオケボックスに居るような感じ。カラオケが嫌いな理由の1つがこの胸に響くような音が苦手だからなんだけど、まさにその感じ。

 『これは早々に退散した方が無難だ』と思ったけれど、帰るタイミングが見つからない。結局、どのくらいまで居たのか分からなかったが、バーを出たのは23時を過ぎていた。

 もっと英語が喋れれば、もっと楽しく飲めるやろうに… それでも英語だけは喋れるようになる気がしないんよなぁ~ やっぱ英語圏じゃない国の方がいいかも…

 <世界遺産85個目(文化遺産75個目)>・・・ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群
 ・ケープコースト城
  ケープコーストの中心部。学割で7セディ+カメラ代2セディ。ツアーで回る。ツアー前後に自由に見て回ることはできる。
 ・セントジョージズ城(エルミナ)
  ケープコーストからエルミナまでシェアタクシーで約15~20分。ケープコーストのCommercial StのBarclay Bankの1本北の通りを西に進み、1つ目の交差点を左折したところにエルミナ行きのシェアタクシーが並んでいる。
  学割で7セディ+カメラ代2セディ。ツアーで回る。ツアー前後に自由に見て回ることはできる。

 <今日の移動>ケープコースト→エルミナ→ケープコースト
 ・ケープコースト→エルミナ
  シェアタクシー。約20分。1.1セディ。
  エルミナ行きのシェアタクシーは、Commercial StのBarclay Bankの1本北の通りを西に進み、1つ目の交差点を左折したところに並んでいる。
 ・エルミナ→ケープコースト
  トロトロ。約20分。0.75セディ。
  エルミナのセントジョージズ城の前の道路付近でシェアタクシーかトロトロを捕まえることができる。

 <宿泊地>バオバブ・ハウス(Baobab House) トリプル 18セディ(約10ドル)
 詳細は昨日と同じ。
 トリプルをドミ扱いで使用。1人18セディ。ただ、同室の南アフリカ人は20セディ払ったっぽいので、値段がよく分からん。

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ガーナ縦断完了<427日目> Stayed in ケープコースト

2012-04-26 23:59:59 | マリ~ガーナ(1回目)
 午前中はクマシの街を少し散歩。これと言って見たいものはなかったが、昨日歩いているときにデカい大聖堂を見つけたので、そこにだけは行ってみることにした。

 クマシの街並み。








 結構、古そうな建物も残っている。


 そのついでにケジェティアマーケットにも寄った。ここは西アフリカで最大のマーケットらしい。ゴチャゴチャしていて、どこがマーケットの敷地なのか分からない。結局、おそらくマーケットの敷地には入らずに、周辺部分を歩いただけになったと思う。

 そして、ようやく丘の上にあった大聖堂に到着。まぁわざわざ来たものの、用事がある訳ではないので、そのまま戻ることにした。


 映画館?


 線路跡。


 昼食。ジョロフライス。


 昼食後、バスに乗ってケープコーストに向かった。今回もSTCのバスなので快適。ただやっぱり値段が少し高すぎるようなのが気になる。ロンプラに載っている値段の2~4倍だ。まさかボラれているんやろうか?

 でも、やっぱり快適。寝たり、ぼんやりしているうちにケープコーストに到着した。これでガーナの縦断が完了した。何kmくらい移動したんやろう?

 バスは中心部から離れたところに到着したのでタクシーに乗って宿に移動した。ところが、シングルが開いていない。粘っているとシングル料金でツインに入れてもらえることにはなった。

 本日の宿。


 3階なので景色が良い。海が見える。海岸線も良い感じ。古臭くてボロい建物も良い雰囲気を出している。なかなか良さ気な街だ。
 部屋から見える景色。


 建物の間から見える海。


 新しい街に着いたからさっそくビールを飲もうとしたが、宿のレストランにビールはなかった。仕方なく街に出てバーを探す。『こういう時だけは面倒臭がらずに行くんだな…』と自分の酒バカさ加減に少し呆れた。

 カニ~。


 無事にビールも飲めたので、宿に戻って夕食。何やらこの宿のレストランはオーガニック料理を出しているようで、とりあえず野菜スパゲッティを頼んだ。


 なかなかイケる。麺がもう少し太めであれば、もっと良かったのに…

 部屋に戻った後はネット。宿にWifiがあるなんて久しぶり。あ~、引きこもりたい…

 夜景。


 <今日の移動>クマシ→ケープコースト
 STC社のバス。約4.5h。17セディ+荷物代3セディ。
 やっぱちょっと高いよなぁ~。ボラれてはないと思うんだけど…
 ケープコーストには中心部から5kmくらい離れた幹線道路沿いに着く。そこから中心部まではタクシーで5セディ。これはボラれたかもね。

 <宿泊地>バオバブ・ハウス(Baobab House) ツイン 35→25セディ(約14ドル)
 住所:ケープコースト城からCommercial Stを北上して徒歩1分。
 設備:共同トイレ&水シャワー。ファン有り。蚊帳なし。Wifi有り。
 備考:部屋数が5つしかない。シングルは3つ。シングルが全て埋まっていたので、とりあえずシングル料金でツインに入れてもらった。

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アシャンティの伝統的建築物<426日目> Stayed in クマシ

2012-04-25 23:59:59 | マリ~ガーナ(1回目)
 隣の部屋から聞こえるラジオの音で目が覚めた。うるさい。うるさいというレベルを越えてうるさい。
 まだ6時だ。勘弁してくれ…

 二度寝に成功したものの、結局7時過ぎには再び目が覚めた。相変わらず、ラジオのデカイ音は鳴り続いていた。

 部屋を出てバルコニーから外を眺めると、空は分厚い雲に覆われていた。今にも雨が降りそう。

 普段ならこんな天気は引きこもるのがベストなんだが、今は違う。

 暑くない!涼しいくらいだ。

 絶好の観光日和。青空じゃないからキレイな写真は撮りにくいけど、この涼しさはありがたい。ちょっとくらいなら雨が降っても構わない。



 ゴソゴソと出かける準備をして、クマシ近郊のエジスへ向かうトロトロに乗るためにアサフォマーケットへ向かった。いまいちハッキリとした場所が分からなかったのでヒトに聞くと、案内してくれたうえ、トロトロを捕まえてくれた。おかげで簡単にエジス行きは見つかった。

 アサフォマーケットの近く。



 トロトロに乗ってしばらく外を眺めていると、ついに雨が降りだした。そして、アッという間に豪雨。う~ん、ちょっとヒド過ぎる。

 残念ながらエジスに着いた時点でも土砂降り。トロトロを降りて慌てて雨宿りできる屋根の下に避難した。

 涼しくて気持ちいいどころか、むしろ寒い。風も吹き荒れているので、雨が体にかかって体が冷える。普段ならすでに暑くてゲッソリな時間帯なのに、雨が降るだけでこんなにも体感温度が変わるとは…

 30分近く待って雨が小降りになったので、近くのベセアセ村に向かって歩き始めた。それにしても誰も傘をさしていない。一応、折りたたみ傘を持ってきたものの、こんなにも誰もさしていないならさす気にはなれない。普通に雨は降っているんだが…

 空は完全に重そうな雲に覆われている。


 30分程歩いてベセアセに到着。ヒトに聞きながら目的地に向かった。

 今日は久しぶりの世界遺産観光。「アシャンティの伝統的建築物群」に登録された物件の1つがベセアセにあるらしい。というか、ネットの日本語サイトではそれしか見つけられなかった。

 ベセアセ村を歩くこと10分、目的の神社?(shrine)に到着した。世界遺産マークが付いた張り紙があった。世界遺産であることは間違いないらしい。

 ベセアセ村。


 左下に小さい世界遺産マークがある。


 ホントに小さなアシャンティの建築物。しっかりと入場料は取られた。


 中を見て回るのに5分もかからなかった。管理人のようなオジサンが観光客と撮った写真を嬉しそうに見せてくれた。なぜか欧米人女性との2ショットがほとんど。おっさん、それだけ残してるのか?

 中はこんな感じ。




 壁には模様がある。


 一応、何らかの展示物はある。




 腰ミノ。おっさんと写真を撮っていた欧米人女性たちはみんなコレを身に着けていた。


 なかなかにショボい世界遺産だった。今のところ、アフリカで一番ショボいかも…

 誰か、この建物の素晴らしさを教えてくれ。

 戻る途中、全然関係ないところにも世界遺産を知らせる看板を発見。


 これ以上にベセアセでやることもないのでクマシに戻った。再び雨が降りだしたので、雨が小降りのうちにSTCバスステーションで明日のケープコースト行きのバスチケットを買いに行った。12時発。これなら今からでも乗ることができるが、やっぱり予定通り明日のチケットを買った。

 このチケットを買ったことで、『同じ国境を通らない』というマイルールを破ることになってしまった。すでに中国からパキスタンを往復しているから、そのときもルールを破っているけど、あのときは治安や中国に戻る国境が他にないという問題があったので、仕方なかった。

 でも、今回は違う。当初の予定ではクマシから直接コートジボワールへ向かうつもりだった。けど、情報があまりにないのと、おそらく乏しい交通手段で思うようにいかないという面倒臭さとに負けた。

 結局、海岸沿いからコートジボワールを往復することに。そもそもおれは何しにコートジボワールに行くんやろう? 完全に単なるスタンプラリーに終わりそうだ。

 昼食後は、雨が止みそうにないので宿に戻った。そして、知らぬ間に昼寝。起きたら4時を過ぎていた。

 宿のバルコニーから。


 クマシを少しだけ見て回るつもりで明日のチケットを買ったのに、結局、寝てしまって意味がなかった。まぁ、明日の午前中があるからいいか…(笑) 明日は明日でめんどくさくて何もしない気もするけど…

 ネットをした後は、夕食。最近の食欲のなさをなんとかするため、ツーリスト用の食事。ちょっと高いが仕方ない。


 明日はいよいよ海岸沿いだ。リベリアのモンロビア以来、1ヶ月半ぶりくらいの海。時間かかったなぁ~

 <世界遺産84個目(文化遺産74個目)>・・・アシャンティの伝統的建築物群
 クマシ周辺に点在。
 訪れたのはベセアセ。クマシのアサフォマーケットそばからトロトロでエジスまで約30分。0.7セディ。エジスからベセアセまでは、アクラ方向に約2km、徒歩約30分。ベセアセへ直接行くトロトロもあると思う(帰りはベセアセからクマシまで直通のトロトロで戻った)。
 ベセアセの中心部にshrineがある。アシャンティの伝統住居。正直、わざわざ来るようなとこじゃないかな~?(笑)。日本語のサイトじゃ「アシャンティの伝統的建築物群」にどこが登録されているかが検索かけてもほとんど出てこない。他にもっと見応えのあるところがあるやろか?

 <今日の移動>クマシ→エジス→ベセアセ→クマシ
 ・クマシ→エジス
  トロトロ。約30分。0.7セディ。
  クマシのアサフォマーケットのそばから。
 ・エジス→ベセアセ
  徒歩。約30分。
  エジスのロータリーそばでトロトロを降りた後、アクラ方面へ歩く。1つ目の村がベセアセ。
 ・ベセアセ→クマシ
  トロトロ。約30分。0.8セディ。
  ベセアセの入り口にトロトロが集まっている。

 <宿泊地>ゲストライン・ホステル(Guestline Hostel) シングル 14セディ(約8ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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快適バス<425日目> Stayed in クマシ

2012-04-24 23:59:59 | マリ~ガーナ(1回目)
 今日はクマシへ移動。

 『シェアタクシーを捕まえるのに時間がかかるかも…』と思って6時に宿を出たが、スンナリ捕まえることができたので、6時20分にはバスステーションに着いてしまった。

 高いバス代を払ったんだから時間通りに出発するのかな~?と期待したが、無理だった。結局7時発が7時40分発。まぁマシな方か…

 荷物を預けるのに重量を測らないとダメだったので測ってみるとバックパックがちょうど19.9kg。ギリギリで飛行機に乗れる(笑)。もう少し重いかと思っていたが、そうでもなかった。サブバッグとカメラを足せば結局30kgくらいにはなるんだけれど…

 バスに乗り込んでビックリ。

 なんと1-2の3列シート。飛行機のビジネスクラスのようにフットレストも付いている。当然エアコン付き。シート間も広く、メッチャ快適。これなら高いバス代も頷ける。


 と言うか、ホント快適すぎる。

 西アフリカに入って初めて移動が快適に感じることができた。こんな移動なら全然苦じゃないのに… 他の国、他のバス会社、もっと頑張れ!

 走行中は映画を流していた。なぜかシュワルツネッガーづくし。プレデター、プレデター2、ジュニア、変なファンタジー的な映画… そもそもプレデタ-2にはシュワルツネッガーは出てなかったが…

 真ん中の席だったのであまり景色は見れなかったので、せっかくなので映画を堪能。最後の映画を除いて全部見たことはあったので、英語が分からんくてもなんとかなった。

 途中の休憩所。


 おかげさまでホントに快適な7hの移動だった。

 それに引き換え、クマシの宿の良くないこと… 狭い。部屋の8割がベッドで埋まっている感じ。光も当たらず薄暗い。普段ならどってことないが、バスの快適さのおかげで部屋のみすぼらしさが際立った。

 新しい街に着けば、とにかくビール。


 遅めの昼食+ビールの後は、昨日のリベンジでネット。今日のネットは早くて快適だった。1h1セディなので50円もしない。Wifiのある宿がなかなかないが、これだけネットカフェが安ければそんなに問題じゃないな…

 クマシの街並み。どっちも全く有名でもない建物。




 夜、シャワーを浴びようとしたが、シャワーから水が出ない。シャワールームは多いのに、水が出るシャワーがない。結局、バケツシャワー。しかも、バケツに水を溜めるのに蛇口から小さい桶ですくって入れるしかなく、かなり面倒臭い。

 明日、宿移ろうかな?でも、明後日にはクマシを出るつもりやし… 何よりSTCバスステーションまで徒歩2分は捨てがたい。う~~ん…

 <今日の移動>タマレ→クマシ
 STC社のバス。約7h。25セディ+荷物代2セディ。
 朝7時発。高いだけあって1-2の3列シート。飛行機のビジネスクラスのような座席でもちろんエアコン付き。めっちゃ快適。

 <宿泊地>ゲストライン・ホステル(Guestline Hostel) シングル 14セディ(約8ドル)
 住所:STCバスステーションの北側から出て1つ目の交差点を左折してスグ。徒歩2分。
 設備:共同トイレ&バケツシャワー。ファン有り。蚊帳なし、Wifiなし。
 備考:水まわりが汚い。というか、工事中のせいもあるのか、シャワールームはいっぱいあるのに水の出るシャワーはなく、結局バケツシャワー。部屋狭い。今のところガーナで最低の宿。立地は抜群で値段も手頃だが、それ以外のメリットはない。いや、立地と値段が良ければ十分か…(笑)。

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なんで午前4時発?<424日目> Stayed in タマレ

2012-04-23 23:59:59 | マリ~ガーナ(1回目)
 さすがに目覚ましで起床。まだ午前3時半。当然真っ暗。

 こんなにも早起きしたのはタマレへ戻るバスが午前4時発だから。一体何でこんなにも朝早く出発するのか?


 暗闇の中、テントをたたんだ。暗くてよく見えないせいで、小さくたたむことができない。それでもやり直しているような時間はないので、最後の方は適当に丸めて無理矢理終わらせた。忘れ物がないかが心配だ…

 モレへ来るときは4h近くも待たされたが、今度は珍しく時間通りに出発した。そして、順調に走り、午前8時にタマレに到着した。こんなに早く着くなら、もっと出発が遅くてもいいのに…


 とりあえずSTCバスターミナルへ移動。クマシ行きを聞いてみると朝7時発のみで、今日はもうない。他のバスならあると思うが、STCがイイと評判なのでタマレに一泊して明日出発することにした。

 ところが、バスの値段を聞いてビックリ。なんと25セディ(14ドル)もする。せいぜい6hくらいのはずなのに… 4h以上も乗るタマレ~モレ間なんて5セディだったのに… さぞかし良いバスなんだろうと期待するしかない。

 宿に荷物を置き、銀行に行った後は、ネットカフェに行った。

 遅いスピードにイライラしながらも、あと2枚で写真のアップが完了ってところで、停電… 哀しすぎる… 結局1hくらいは無駄になってしまった。

 宿に戻ってベッドの上で寝転がっているとそのまま寝てしまった。3時過ぎに起きたんだから仕方ない。

 夕方に起き、宿の敷地内のバーでコーラ。本来ならビールといきたいんだけど、どうしても甘いもんが欲しくなる。ジュース飲み過ぎだ… 冷たい麦茶が飲みたい。

 夕食は野菜スープとトマトサラダ。最近は夜になると食欲が失せるので、軽いもんが食べたくなる。いい加減、毎日40度超えの暑さにも慣れたいところだけれど、いくら何でも無理だ。3000mくらいの高地へ行きたい。

 <今日の移動>モレ→タマレ
 Metro Mass Transit社のバス。約4h。5セディ+荷物代1セディ。
 まさかの朝4時発。一体何の嫌がらせ? チケットは乗車後に購入。

 <宿泊地>カトリック・ゲストハウス(Catholic Guesthouse) ツイン 21セディ(約12ドル)
 住所:STCバスステーションから北へ(ボルガ方向へ)2km程進んで、カトリックゲストハウスの看板がある次の通りで左折してスグ右側。
 設備:トイレ&水シャワー付き。ファン有り。蚊帳なし、Wifiなし。
 備考:部屋にコンセントがない。正しくはコンセントがあるが、電気が来ていないので充電できない。ドッコイドッコイだが、最初に泊まったティックスの方がややマシか? ビールなどはカトリックの方が安い。

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アフリカゾウに大興奮<423日目> Stayed in モレ

2012-04-22 23:59:59 | マリ~ガーナ(1回目)
 目覚ましなしでも6時に目が覚めた。すっかりアフリカ時間に体が適応している気がする。太陽とともに活動。ただし、夜を除く…。夜には(昼間もだが)ビールという麻薬があるので(笑)。


 ビジターセンター前に7時に集合し、ガイドとともにモレ・モーテルそばの崖を降りていった。すでに崖の上からはゾウが水浴びしているのが見えている。確実に動物が見れることが分かっているのはイイ。

 『見れるかな~?見れへんかな~?』っていうドキドキも悪くはないが、動物を見に来たんだから、見れる方が良いに決まってる。スグそばにゾウは居るので、ゾウを見ることはすでに保証済み。あとはどれだけ近づけるかなぁ~っていう楽しみとドキドキが残るのみ…

 崖を降りている途中も、アンテロープやサルはお出迎えしてくれる。だけど、残念ながらゾウの前には役不足(笑)。『所詮、シカだ!所詮、サルだ!両方とも奈良に腐るほどおるわ!』とぞんざいな扱いをしつつ、ゾウに向かった。


 この模様のあるシカはもっとアップで撮りたかった。


 残念ながら背後から。



 そして、ようやくゾウとご対面。水浴び中なので体の大半が水に沈んでいて大きさがよく分からない。大きいのは分かるが、どのくらい大きいのかは分からない。




 それでも9頭のゾウの群れには大興奮。動物園では見れない光景。『所詮、ゾウだ』という事なかれ。陸上で一番デカイ生き物の迫力はやっぱり抜群だ。




 この鼻の部分だけ拡大したらネッシーになるんやろうか?


 陸に上がってきて欲しいが、ゾウにはゾウの都合がある。この場では水浴びしているゾウを眺めるしかないようだ。

 水しぶきを上げているゾウ達。




 ガイドの話によると、モレには2種類のアフリカゾウが居るらしい。サバンナ種とフォレスト種だそうだ。で、今、目の前に居るのはサバンナ種。フォレスト種はやや攻撃的らしく、サバンナ種はおとなしいらしい。

 一旦、アフリカゾウとお別れし、森の中をさまよい歩く。出てくる動物は昨日と同じで、アンテロープ系とイノシシ。サルは居なかったな…
 ジャングルとアンテロープ。






 木の実。ではないか?


 上のんが開くと匂いがする。金木犀みたいな匂いだった。


 やっぱり昨日のジープサファリは動物目的のヒトにとっては不満かも… 今日のウォーキングサファリだけでも十分だ。昨日のはジープの屋根からの景色を楽しむツアーと思えば良いもんだが…

 ずっとジャングルが続いている。


 一通り歩いた後、再びゾウに出くわした。正しくは、ゾウに出会うように歩いた。


 ゾウの群れ。








 ウォーキングサファリはうまくできていて、ゾウが水浴びをし、その後、陸に上がって泥を体に付けるという習性を利用して、水浴びを見た後、陸に上がったゾウを見れるように森を歩きながら他の動物を見るように組まれている。だから、水浴び中のゾウも、陸に上がったゾウも両方共見ることができるようになっている。

 ゾウの泥付け。






 ただ、ガイドの話では1週間ほどゾウが見れなかった時期もあったらしい。ほとんどは見ることができるらしいが、運が悪いとダメらしい。こればっかりは自然相手やから仕方ない。


 陸上で見たゾウはやはりデカイ。20m程は離れているがデカイのが分かる。




 『動物園でいいやん』ってのも分かるが、やっぱり自然のゾウで、群れになっているのを見るとやっぱり『動物園とは違う』って言いたい。大興奮。

 まだ他でサファリをしたことがないから分からんけれど、ゾウに15~20mくらいまで近づけるのはなかなかないんじゃないかな~? ガーナで一番楽しみにしてきたところだけに、期待に応えてくれて嬉しい。

 懲りずにゾウ。


 たまには小汚い日本人。それにしても黒いな。そして、髪の毛ボサボサ… ホントに日本人か?


 さらに懲りずにゾウ、ゾウ、ゾウ。








 ほんの2h程のウォーキングサファリだったが、大満足。これで7.5セディ。4ドル弱だ。もう言うことない。

 キャンプサイトに戻った後は、シャワー、洗濯、そして、ビール。贅沢な一日だ。西アフリカはしんどいけど、その分、たまにある楽しみ&贅沢が他で感じる以上に楽しく、贅沢に感じる。この国立公園はいい。世界遺産になっててくれたらもっと良かったのに(笑)。

 昼食後もぼんやりと過ごし、知らぬ間に寝てしまっていた。

 一応日陰で寝ていたものの、暑いのには変わらない。起きた後はやたらと喉が乾いて、ジュースをがぶ飲み。おかげで腹がいっぱいになったうえ、飲み過ぎで胃が重い。結局、夕食はほとんど食べれなくなってしまった。夏バテになる悪いパターンだ。

 宿のそばに来たバブーン。


 親子。ちょっとピンぼけしたけど、子供がハリポタのドビーみたい。


 ちょっと哀しい背中。



 テントに戻った後は、やっぱり暑くて眠れないので、今日もぼんやりと星を眺めていた。風が気持ちいい。もっとテント内に風が入れば寝れるのに…

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>モレ・モーテル(Mole Motel)のキャンプサイト 自前テント 10セディ(約6ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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ジープサファリ<422日目> Stayed in モレ

2012-04-21 23:59:59 | マリ~ガーナ(1回目)
 目が覚めた後、部屋から出るといきなり動物が居た。アンテロープ系の動物。アフリカにすでに4ヶ月以上もいるのに見た動物はほとんどが家畜のみだったから、ちょっと嬉しくなった。

 今泊まっているモレ・モーテルはちょうど崖の上に建っていて、崖下には動物達の水飲み場がある。最初は岩かと思っていたが、動いている。


 ゾウだ!


 いや~、アフリカらしくなってきた。

 水飲み場の近くにはちょうど早朝のウォーキングサファリ中の観光客のグループが居た。どうやら結構近いところまで行けるようで楽しみだ。

 手前にサル。奥にシカ。


 サル。


 午前中はキャンプサイトへの引越し作業に追われた。と言っても時間がかかったのはなかなか働かないガーナ人スタッフにキャンプサイトのトイレの鍵を開けさせることやけど…

 キャンプサイト。




 テントを張って中に入ってビックリ。

 完全サウナ状態。

 やっぱりドミトリーにしておけばよかったとちょっと後悔。ドミトリーとキャンプの差額でビールが2本飲めるということで、ビール2本を選択した結果なので仕方がない。

 なので、さっそく午前中からビール。プールで遊ぶ欧米人達や大自然のパノラマを見ながら優雅にビール。




 昼食を食べようとしたが、さすがに高い。そもそもビールも街の2倍近い値段だ。メニューとにらめっこしていると、昨日一緒に来たイスラエル人が「今日ジープサファリに行かないか?」と誘ってきた。値段を聞くと、1人当たり20セディ。わずか11ドルだ。

 このとき何かがフッとキレて、お金の計算をしている自分がイヤになった。何をケチってるんだ? 食べたいものを食べて、飲みたいものを飲んで、行きたいところに行けばいいやんか…

 ってことで、「ジープサファリに行く」と答え、食事を頼み、ビールを追加した。ちなみにジープサファリには行きたい訳じゃなかったけれど、せっかくやから行ってみようってだけ。

 昼食。


 食事中には、サルにフライドポテトを1本奪われるという失態をおかしたが、ビール飲んでホロ酔いなのでもはや何の問題もない(笑)。

 ところで、ふんころがしが居ました。


 どこかで横になりたかったが、サウナのようなテントに入る気にはなれず、結局、そばの長椅子に横になった。そして、そのうち寝てしまった。起きたときは、ジープサファリに寝過ごしたと思って焦ったが、実際はまだ30分以上余裕があった。

 ジープサファリは結局7人で参加。トヨタのランクルなんだけど、中3人+ドライバー+ガイドで、天井に4人。もちろん天井を選択。

 ジープで疾走。


 屋根の上に乗ってます。


 ジープの上からは動物が見つけやすい。アンテロープ、バブーン、サル、イノシシなどが次から次へと出てくる。メッチャ興奮していたが、よく考えればコイツらは全部キャンプサイト周辺でも見れる動物ばかり(笑)。

 逃げるイノシシ!


 逃げる~


 大脱走!!


 ジャングル。


 ちょっと開けた。


 シカ(orアンテロープ?)の群れ。


 たたずむシカ1。


 たたずむシカ2。


 シカ(orアンテロープ?)ばっかりやな。


 ジープロードを走るアンテロープ。


 イノシシの家族。


 結局2h程のジープサファリではゾウは見ることができなかった。動物はキャンプサイトのそばで見れるから、わざわざ行くようなツアーではないかな? ジープの上に乗ってジャングルを走るというオモシロさを体験するにはいいかもしれないけれど…

 雲のある夕焼けは好き。


 夕陽。


 太陽を拡大してみました。黒っぽく見えるのは黒点?普通の一眼で黒点って写真で撮れるのかな?


 夕食を食べた後、しばらくプールサイドで読書をしていたが、横になろうとテントへ戻った。でも、まだ8時過ぎでテントの中も暑い。風があまり通らないせいか、とてもじゃないが寝てられない。

 結局、昼間に引き続き、テントのそばの長椅子で横になることにした。虫が多少うっとうしいが仕方がない。

 暗いので星もよく見える。でも、フンザやメルズーガ程たくさんの星が見えない。なんでやろう? ドゴンでもそんなに星が見えなかった。標高が低いから? でも、海のそばのザンジバルではキレイに星が見えていたのに… やっぱりサハラの砂の影響とかがあるんやろうか?

 1h以上、外で寝転がった後、テントに戻った。テントに戻って寝ようとしたら、なんとアリがテントの中に入っている。合計7匹。どっから入ったのか?と思っていたが、どうやらさっき外で寝ていた間に服にアリが付いていたようだ。

 蚊やアリとかの害虫がもっと少なくなれば、アフリカももっと旅行しやすくなるのに…

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>モレ・モーテル(Mole Motel)のキャンプサイト 自前テント 10セディ(約6ドル)
 住所:モレ国立公園のビジターセンターの向かい側。受付はモレ・モーテル。
 設備:トイレ&水シャワー有り。Wifiなし。
 備考:日中は地獄のような暑さ。とてもテントの中には居られない。夜も日付が変わるくらいまでテントの中は暑い。外は比較的涼しいので入り口を開ければいいんだが、虫が入ってくるので無理。結構、辛い。

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