~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

オカダを乗り回して大使館巡り<370日目> Stayed in フリータウン

2012-02-29 23:59:59 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 頭痛がする。ファン回したまま寝ているせいか、昨日の疲れのせいか、どうやら風邪っぽい。ビザの取得にどれだけ日数がかかるか分からないから、それでもビザの申請だけはしておかないといけないので、朝から活動。

 両替を済ませた後、まずはガーナ大使館へ。ロンプラによると、フリータウンの中心部にあるので、歩いて向かうことにした。

 ふらりと見つけた教会。


 しばらく歩いていると、大きな木が見えてきた。


 コットンツリーだ。


 フリータウンの一番の見どころ。『たかが木やろ?』って思っていたが、なかなか見事な木だ。木そのものもデカいうえ、周囲には高い建物があまりないから、威圧感はたっぷりだ。よく見ると、コウモリが群がっている。たかが木に感動してしまった。

 反対側から。


 スグ近くにあるはずのガーナ大使館を探したが、見つからない。どうやら移転してしまったらしい。場所を聞くと、ルンリーとかスプローとか言っている。ルンリーならビーチ沿いでかなり遠い。仕方ないので、先にリベリア大使館へ向かうことにした。
 ガーナ大使館があったはずの通り。


 リベリア大使館も遠いので、オカダで行くことにした。オカダは、シエラレオネのバイクタクシーのことらしい。オカダ… 日本と何か関係あるのかな?でも、バイクにオカダってメーカーはないよな。。そういえば、パキスタンにはスズキがあったし、乗り物1つとっても名前がオモシロい。

 オカダを捕まえようとキョロキョロしていると、1人のシエラレオネ人が助けてくれた。オカダを捕まえてくれて、値段の交渉までしてくれて、無事にオカダに乗ることができた。6000レオーネ。

 そして、20分くらい山道を走った。フリータウンは海と山に囲まれているが、山側から見る景色はなかなか素晴らしい。もしフリータウンに十分電気が来るようになったら、夜景はかなりキレイに見えそうだ。

 ようやくリベリア大使館に到着。中に入ってビザの申請。「以前にリベリアに行ったことはあるか?」などの簡単な質問を受けた後、申請用紙をもらって無事に申請完了。「受取はいつですかー?」って聞こうと思ったら、もうビザの準備をしていたので黙って待つ。

 そして、大使館に到着してから15分も経たないうちにリベリアビザをゲット!

 パスポートに貼られたビザをニヤケ顔で眺めながら部屋を出ようとすると、慌てて係官が止めに来た。『なんだ、なんだ??』と思っていると、係官は紙を指さして「エクスプレスは50$って書いてあるだろ?」って言ってきた。

 勝手にその場で作ったくせに、後から金を請求するんかいっ!!ふざけるなよ~!!って怒りの抗議をしようと思ったら、「サービスで作ってあげたんだよ。内緒なんだ。だからパスポートを早くしまいなさい」だって…

 疑ってごめんなさいm(_ _)m

 親切でそんなことをやってくれるなんて… リベリアにはスッゲー好印象です。

 アッと言う間にリベリアビザがゲットできたので、続いてガーナ大使館へ向かうことにした。ホントは直接ガーナ大使館へ向かって欲しかったが、捕まえたオカダ運転手が分からなかったので、とりあえずさっき聞いたルンリーというところまで移動。てっきりルンリービーチのことだと思っていたけど、実際はリベリア大使館から坂を下っただけのところがルンリーらしい。わずか5分くらいで2000レオーネも取られてしまった。

 そこでガーナ大使館の場所を聞くと、今来た方向を指さした。仕方ないのでもう一度オカダに乗って移動。で、着いたのは、リベリア大使館への道に面した狭い路地。ついさっき通ってきただけだった。全然見えなかったが、確かに国旗も立っていた。

 ガーナ大使館では、ここに住んでいるのか?とかガーナに何しに行くのか?とか色々と質問を受けたが、結果的にビザをくれるようだ。で、費用を聞いてビックリ。シングルでも100ドル。マルチだと150ドル。後から考えればシエラレオネビザと同じ値段だったんだけれど、ここまで高いとは思っていなかった。

 そして、財布に入っていたのは140ドル。10ドル足りない。ユーロやレオーネ払いができるかどうか聞いてみると、無理だと言う。しかも、即日発行じゃなくて2日後。宿にお金を取りに戻るって手もあったが、これ以上ドルの消費は避けたいし、金曜までビザができないのもちょっと…と思い、申請を諦めた。マリのバマコで再チャレンジするしかない。

 ナイジェリア大使館も行ってみようかと思ったが、まだナイジェリアへ行くかどうかを悩んでいる途中なので、やっぱり宿に戻ることにした。

 宿に戻った後は、ネットをしようとロンプラに載っているWifiができるレストランへ向かった。ところが、はるばる1.5kmくらい歩いたのに、そのレストランは潰れていた。

 代わりにできていたと思われるレストランで「Wifi?」と聞いたら「Yes」って言われたので、そこで昼食がてらネットをすることに。ところが、昼食を頼んだ後、「Wifiは?」って聞くと、「No」と言われた。さっきできるって言わんかったっけ?何か違うことと勘違いされたんやろうか? 結局、無駄に高い昼飯を食べるハメになってしまった。

 だいぶ歩いてきたけど、コットンツリーは見える。やっぱデカイわ。


 宿に戻る途中、ipod touchでWifiを探してみたがほとんどない。あっても鍵がかかっているうえにどこから出ている電波か分からない。どうやらフリータウンではネットはできなさそうだ。

 頭痛もするので、後は宿に戻って休憩。体力が落ちたのか、頭で考えている以上に身体は疲れているのか分からないが、なかなか絶好調にはならないもんだな…

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>プレイス・ゲストハウス(Place Guest House) シングル 40000レオーネ
 詳細は昨日と同じ。

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対ワイロ、5戦5勝<369日目> Stayed in フリータウン

2012-02-28 23:59:59 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 今日の移動も大変でした…orz

 6時前に起床し、6時半には宿を出た。今日は国境越えで時間がかかるやろうし、できるだけ朝早く出発する車に乗りたかったからだ。宿のスグ前でタクシーを捕まえ、マディナバスターミナルへ移動。シエラレオネのフリータウンへダイレクトで行くセットプラスは簡単に見つかった。

 いつもここまではスムーズにいける。
 そして、ここからが苦労する。

 今日もあまりヒトの集まりは良くなさそう。

 ヒトは来るんだけれど、ダイレクト便の料金が高いのか、他に理由があるのか知らないが、みんな国境のパメラップ行きを選んでいるようだ。おかげで、なかなかヒトが集まらない。


 アッという間に2h経過。


 シエラレオネは英語圏だからか、出発を待っていると英語で話しかけてくるヤツらが多い。最初はシエラレオネ人だと思っていたが、ギニア人のようだ。

 最初は「どこ行くんだ?」とか「ギニアで働いているのか?」とか世間話なんだけれど、途中から「日本はリッチだ」、「日本に行きたいんだ」という話に変わってくる。みんな日本にさえ行ければリッチになれると思い込んでいるようだ。こういう話はあんまり好きじゃない。

 『あんたらの感覚じゃ、日本で働くのも生活するのも難しいよ…』と。

 『確かにギニアに比べれば遥かに豊かやと思うけど、物事はそんなに単純じゃないよ…』と思う。『夢ばっかり言う前に、今の現実をもう少し見つめ直したらどうだ?』と思う。

 結局、4h待ってようやく出発。『おれの旅行がTVとかで放送されるなら、「待つこと4h」と一言で終わらされるんやろうな~』と変な妄想を抱きながら、出発したことに安堵。一言で4hやけど、待ってる方は大変だ。特に今日は椅子も日陰もなかったから、出発の時点でクタクタだ…

 ゴミゴミしたバスターミナルを出るだけで30分近くかかり、なかなか散々な出発だ。

 1.5hくらい走ったところで検問で車から降ろされた。それまでの検問は車から降ろされることはなかったが、車から降りてパスポートを見せる。何やら記帳するらしく、小屋のようなところへ連れていかれた。

 そして、ついにやってきた。ワイロ請求。

 「3万フラン」

 思わず、「高っ!」と言ってしまった。4ドル以上のワイロだ。素直に「記帳代で1000ギニアフラン」くらいの値段を言ってくれたら払ったかもしれんのに…

 ポリス達の目は全然笑ってない。こりゃー、ダメだ。「ノーマネー」と言ってそのまま待機。おれだけじゃなくてシエラレオネ人もやられている。彼女らは何やら言い争ってる。どうやら既にいくらか包んでいたらしい。「さっき渡したでしょ!?」みたいなことを言ってる。

 しばらく待っていると、とりあえずイエローカードを返してもらえた。これはイケそうだ。待っている間、ポリスは思い出したかのように「お金払えば行っていいよ」と言ってくる。

 笑いながら「払わんから」と言って躱す。そうしているうちにポリスの1人が音楽をかけ出して「踊ったら行っていいよ」と言ってきた。

 なんじゃ、それ?(笑)

 踊るのもシャクなんで、「ムリムリ」と言って座り続けた。

 時間にして15分くらいでパスポートも返してもらって釈放。ワイロ払わんで済んだからいいものの、やっぱり良い気分ではない。

 その後も検問はあったが、ワイロ請求されることなくクリア。

 出発して3.5hくらいで国境に到着した。

 イミグレでスタンプを貰って出ていこうとすると、またもやワイロの請求。ここはすでにパスポートが手元にあったので、「もういいやん、OKでしょ?」って出してきた手に握手を求めてクリア。

 次の税関?か何だかよく分からんところでも、またもやワイロ。ここでもすんなりパスポートは手元に戻ってきたので、「もういいっしょ。行くよ。ありがとう」って言ってクリア。


 無事にギニア脱出。続いてシエラレオネへ。

 検問でちょっとしたワイロ請求。ただギニアと違って目が笑っているし、雰囲気が柔らか。「払わんよ~」って笑いながら言ってクリア。

 イミグレのスタンプは簡単に貰えたが、イエローカードのチェックでまたもやワイロ。手を出してきたから、その手を握って握手して出ていった。

 結局、今日1日で5回のワイロ請求。でも、厳しそうだったのは最初の1回だけ。後は簡単にクリアできた。5戦5勝だ。


 全員の手続きが終わるまでの間、イミグレの雑用係のようなヒトと喋っていた。「シエラレオネはノープロブレムだ。おれたちは白人もアジア人も黒人も、ムスリムもクリスチャンも何でも受け入れるんだ。シエラレオネは良い国なんだ」って力説していた。

 確かに、この人達と喋っている感じや、さっきのイミグレの雰囲気を見ているとスゴい良さ気な国だ。イミグレのヒトもポリスもみんな「ウェルカム!」って言ってくれる。西アフリカでは初めてのことだ。シエラレオネに対する印象は凄く良い。

 国境を出発したのは17時。EUの協力で作られたキレイな道路のおかげで快適に進む。

 走っている途中で日の入り。紫色とオレンジ色に染まった空に浮かぶジャングルのシルエットはなかなかの絶景。写真を撮れなかったのが残念。

 結局、フリータウンに到着したのは夜の9時。どのあたりに到着したのか全く分からず、バイタクに乗って宿まで移動した。チェックインも済ませ、一息ついたら10時前。

 結局、今朝宿を出てから宿に着くまで15時間の移動だった。うーん、辛い。

 今日一日何も食べてない。何か買ってこようと外に出たら、スグ近くにバーを発見。なので、シエラレオネ入国祝いにビールを飲んだ。2本(笑)。

 ビール飲んだら満足したので、お菓子と串焼きを少しだけ買って宿に戻った。

 <今日の移動>コナクリ→フリータウン
 セットプラス。約9.5h。115000+荷物代25000ギニアフラン(1ドル=7000ギニアフラン)。
 ロンプラによるとコナクリにある3つのバスターミナルからフリータウン行きが出ているらしいが、一番コナクリ中心部に近いマディナバスターミナルから乗った。なかなかヒトが集まらず4h待ち。国境のパメラップ行きに乗って乗り継いで行った方が早いかも…
 フリータウンでは東部のDan Street Lorry Parkに着いたと思う。そこから宿までバイタクで6000レオーネ(1ドル=4300レオーネ)だったが、これはおそらくボラれている。

 <宿泊地>プレイス・ゲストハウス(Place Guest House) シングル 40000レオーネ
 住所:42 Rawdon St。フリータウン中心部のPZラウンドアバウトから南西方向に延びるGarrison Stを進み、1つ目の交差点で左折すればスグ。
 設備:共同トイレ&水シャワー。ファン付き。電気24h有り。蚊帳なし。Wifiなし。
 備考:中心部に近いので便利。

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あまり観光したって気になれない<368日目> Stayed in コナクリ

2012-02-27 23:59:59 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 移動日じゃないってことで、前日は割りと夜更かししているんだけれど、それでも早く目が覚めた。ネットが復旧したので、午前中はネット。

 11時頃になって街へ出かけた。

 やっぱり日曜と違って人通りも車通りも多い。それの交通整理のために警官が立っている。警官が立っているってことは写真が撮れない。

 仕方ないので、コチラから近くに居る警官を捕まえて「写真撮っていいか?」と聞いた。すると、いきなり「パスポート見せろ」と返された。

 しまった!ハズレのポリスに声をかけてしまったのか…

 と思いきや、ビザをチェックしてそのまま終了。写真も撮ってよくなった。

 なので、写真を撮るも、どうも落ち着かん。コソコソってカメラを出して、構図もホワイトバランスも露出も何にも考えないまま1枚だけパシャリとやって、またスグにカメラを戻す。


 別の場所でも同じようにポリスに聞いたら、今度は「2万ギニアフランだ」と言ってきた。でも、顔が完全に笑っている。「無理だ~。じゃあ撮らへんわ~」と言って立ち去ろうとすると、「撮っていいよ」って言ってくれた。

 で、ここでもコソコソと写真を撮った。


 そんなことをしながら、郵便局に到着したので切手を購入。なんと少しだけ英語を喋れる係員が居た。おかげで割りとスムーズに買うことができた。

 郵便局を出てブラブラ歩いた。

 途中、教会を見つけたのでココでも1枚。今回は近くに警察が居なかったので、今まで以上にコソコソと撮った。撮り終わって振り向くと通りの向こうに警察が居て、ちょっと焦ったがお咎めなし。


 教会から少し歩くと大統領宮殿があった。目の前の道路は、おそらく軍隊が封鎖している。せっかくなので「近くに行っていい?」と聞くと、アッサリ拒否られた。まぁ当たり前か… さすがに無理だな。と言うか、下手したらまた連行されそう(笑)。

 その後も、適当に街を彷徨った。小さい道でもコソコソと写真を撮る。上手く撮れない。




 どうやったら、街の風景をキレイに撮れるんやろう? 今日は久しぶりに広角レンズにしたけど、やっぱ標準レンズの方がいいんやろうか? 何枚も撮ってればだんだん良さ気なものも撮れそうなんだが、何にも考えず1、2枚を撮るだけじゃ何にも分からない。

 ギニアにもカラオケはあるらしい。


 ギニアでは街を歩いていると、「シノワ!」とか「パトロン!」とか声をかけられるけど、コナクリでは「ジャポネ!」も結構聞く。ちょっとしたことだけど、それでも嬉しい。

 普通の道にも飽きたので、昨日訪れた市場へもう一度行った。あまりにゴミゴミしていて結局ココでは写真を撮れなかった。あれだけヒトが多いとちょっと無理だ。

 唯一撮ったのがコレ。ホントはもっとゴミゴミした市場なんだけれど…


 そして、ギニア土産を購入。『どこにギニアらしさが出てるんだろう?』と自分でも思う。まぁ皮製品やし…


 ちなみにこれは中にボトルが入っている。250mlくらいのボトル。買う時にも悩んだけれど、バックパックのどこに入れればいいんやろう? 最近の要らんもん土産はますます要らなさ度合いが増してきた気がする。

 最後に昼食を食べて宿に戻った。暑い。もう無理。

 なんか写真撮るのには気を使うから、あまり観光したって気にはなれない。なかなか難しいね。

 シャワーを浴び、洗濯をし、あとは得意の引きこもり。

 ネットもあるし、ファンもあるし、引きこもるには十分だ。

 夜、夕食を食べに外へ出た。ちょっと悩んだ結果、路上の串焼きに決定。1本11円。何も言っていないのになぜか持ち帰りになってしまったので、ビールとともに宿で食べた。焼き立てじゃなかったのがちょっと気になるけれど、まぁ満足だ。

 明日シエラレオネに向かいます。3日間のグ~タラ生活の後の移動、しかも国境越えはキツイな~。スムーズに行けば良いけど…

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>メゾン・ダキュエイユ(Maison d’Accueil) シングル 75000ギニアフラン
 詳細は昨日と同じ。

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ネットできない<367日目> Stayed in コナクリ

2012-02-26 23:59:59 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 昨日の夜からネットが使えなくなった。
 今日は日曜やし、休みということで、のんびりネットで今後の予定を調べようと思ったのに…

 午前中はシャワーを浴びたり、洗濯したりして過ごした。シャワーは昨日の夜に浴びただけだが、もう一度… それでもキレイになった気がしない。熱い温泉へ行きたい。

 何の意味もないけど、写真ないのは何なんで…まんごー。


 午後もマンガを読んだりゲームをしたり、とにかくグ~タラ生活。移動→グ~タラの繰り返しやな(笑)。

 午後になってもいつまで経ってもネットは復旧しない。困ったなぁ~

 夕方になって少しだけ市場を散歩。日曜だからか、夕方だからかヒトも店もまばら… 『どうせ写真撮れなさそうだから』と、カメラを持って来なかったが、やっぱり持ってきたら良かった。歩いているとどうしても写真を撮りたくなる。

 夕食は屋台のスパゲッティ。1ドル。
 そして、ビールを3缶買って帰った。1缶1ドル。

 今日の支出の大半がビール代だ。酒飲むのやめたら、1ヶ月で1万円分くらいは浮くなぁ。やめる気なんて全くないけど(笑)。

 夜になってもWifiが繋がらない。どうやら大元の方に問題があるらしく、ネットカフェですら無理だった。明日直ってるといいんやけれど… ネット繋がらんとついついゲームしてもうて、ボンバーマン5を全クリしてしまった。海外に居るってだけで廃人やな…

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>メゾン・ダキュエイユ(Maison d’Accueil) シングル 75000ギニアフラン
 詳細は昨日と同じ。

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二年目突入!<366日目> Stayed in コナクリ

2012-02-25 23:59:59 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 メッチャ蚊に刺された。あれだけ殺したのに、朝起きると、数匹の蚊がブンブン飛んでいた。もう最悪… ど田舎でマラリアにならないことを祈るわ…

 珍しく朝食付きなので、宿で朝食を食べることにした。7時~となっていたが、当然のように7時には準備ができていなかったので、少しだけ宿の前で朝の様子を撮った。早起きは辛いけれど、起きてみれば気持ち良くて悪くはない。






 日の出。夕日みたいになっちゃった。




 隠し撮り。




 朝食は、パンとオムレツとコーヒー。1mmくらいの蟻がテーブルを這っているのはまぁご愛嬌か(笑)。


 荷物をまとめて出発。とりあえず大きい通りまで歩いて、道端で通りかかったバイタクを拾った。

 バイタクでセットプラス乗り場へ向かうと、ワラワラと客引きが集まってくる。面白いことにみんなコナクリ行き。どうやら行き先がコナクリのバスターミナルによって違うようだ。とりあえず一番目的の宿のあるカルーム地区に近いマディナバスターミナルに行くセットプラスに乗った。

 さすがに首都に向かうセットプラスなだけあって、ヒトはスグに集まり、荷物を積み込み出発。こういうスムーズな移動だと、随分と気が楽だ。

 道も特に問題なし。かなりのスピードで走っていく。その代わり通る車の数も増えた。おかげで検問で渋滞。

 今日も検問はほぼスルー。1回だけ警察が「降りなさい」みたいなことを言ったように思えたが、運転手や客が何やらわめいたおかげなのか、そのまま通過。結局、今日もワイロ請求は一度もなかった。

 ちなみに、検問ではほぼ毎回運転手がいくらか警察にお金を渡している。半ば通行料みたいになっているんだろう。ってか、ホントに通行料だったりするのかな? で、IDに不備がある人達もいくらか渡しているようだ。コッチは完全にワイロだけれど…

 お金で解決、それも1ドルくらいのお金で解決できるんだから、ある意味スゴいもんだ。

 コナクリに近くなるとやっぱり渋滞。おかげで時間を食ってしまったが、無事にバスターミナルに到着した。そこからはタクシーで宿まで移動。

 目的の宿に到着したものの、なんと部屋がないらしい。困った。テントを張らせてくれと言っても無理で、ホントに困った。

 困った、困ったと嘆いていると、どうやら部屋があるらしい。軽い宿泊拒否なんだろうか? 「なんで予約してないんだ?」みたいなことを言われたから、予約した方がいいみたいだ。

 昼食後は、宿に戻った。なんせ今日の宿は24h電気がある。ファンもある。しかも、有料だけどWifiもある。さすが首都!

 で、Wifiがあると今後の予定とかを調べるんだけれど、調べていくうちにニジェールとナイジェリアがどうもよろしくないらしいことが分かってきた。

 色々考えた結果、中南米に行くまでの時間もそんなになくて、東アフリカはとてもじゃないけど無理。南アフリカですら時間が足りなさそう。だったら、もう飛んじゃおうかって気にもなってきた。

 でも結論は出ず… もうしばらく時間もあるし、ゆっくり考えることにしよう。

 今日は旅に出て1年と1日。2年目突入だ。

 それを記念して良いところで夕食を食べようと出かけたが、目星を付けたレストランが閉まっていたので、結局近くの普通のレストラン。ただし、セネガル料理。少し冷えたチェブジェンだったけれど、やっぱ美味い。


 宿に戻ってシャワーを浴びて、ビール。まぁ正直ビールさえあれば、どこでもいいんやけれど(笑)。


 <今日の移動>キンディア→コナクリ
 セットプラス。3.5h。24000+6000ギニアフラン(1ドル=7000ギニアフラン)。
 キンディアからコナクリへの車はおそらく頻発。行き先もコナクリのバスターミナルを選べる模様。マディナ行きに乗った。

 <宿泊地>メゾン・ダキュエイユ(Maison d’Accueil) シングル 75000ギニアフラン
 住所:コナクリのKaloum地区。Marche du NigerからRoute du Nigerを東へ進んで5分程。
 設備:水シャワー付き。トイレ共同。ファン有り。蚊帳なし。Wifi有り(有料)。電気は24h。
 備考:電気があるって素晴らしい!『最初は部屋がない』と言われたけど、ひょっとして軽く宿泊拒否? それでも実際泊めてもらえることになってからは、やたら親切。

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一周年記念<365日目> Stayed in キンディア

2012-02-24 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 今日はラベから2h程のダラバへ移動。近距離やからスグにヒトも集まるだろうと、いつもより少し遅めの朝7時半にセットプラス乗り場へ着いた。

 ダラバ行きのセットプラスは簡単に見つかったものの、なんと1人目。近くに座ってぼんやりと待つものの、1h待っても誰も来ない。1.5hくらい経った頃にようやく2人目がやってきた。この調子じゃいつ出発するのか分からない。見通しが甘かった。

 スグそばにキンディア行きのセットプラスがあったので聞いてみると、こっちはあと4人らしい。そうこうしている間にさらに2人増えて、あと2人で出発。ダラバ行きは相変わらず2人のまま変わらない。

 そして、キンディアに行くことに決めた。このままじゃ5、6hは待たないといけなさそうなダラバへ行くくらいなら、いっそのことキンディアへ行った方がマシだ。結局、キンディア行きが出発したのは、さらに30分程経ってからだった。今日は2.5h待ちで10時出発だった。

 一昨日とは違って今日は快適な舗装道路。ところどころ穴はあるものの快調に進む。車が快調だと余裕が出るのか、周りの景色も楽しむことができた。ちょっとモヤがかかっているものの、確かに良い景色だ。特にラベ~ダラバ間は良くて、トレッキングするのもアリな景色。




 13時半くらいに何でもないところで車が停車した。『何だろう?』と思っていると、みんな下車して1つの建物に入っていく。

 モスクだ。

 どうやらお祈り休憩らしい。ビールは飲めるけど、ギニアには割りと敬虔なムスリムが多いようだ。

 停車地点。




 他の車も停まっていた。


 そして、3時過ぎにご飯休憩。『なぜこんな時間に?』と思うもどうせ食べるつもりはないからどうでもいい。近くの椅子に座っていると、乗客の1人が話しかけてきた。最初はフランス語だったが、英語が喋れるらしく途中からは英語に。

 そう言えば、英語喋ったのも久しぶりだ。ビサウの宿で少しだけ従業員と喋っていたけど、それを除けばガンビア以降10日間くらい英語すら喋っていない。英語でもコミュニケーションは十分じゃないけど、フランス語よりは遥かにマシ。その英語すら喋れないなんてそりゃ~ストレスも溜まるわ…

 ラベを出発して7h後、ようやくキンディアに到着した。ロンプラに載っている宿に向かうためバイタクに乗ったが、思った以上に遠い。と言うより、キンディアではなく、キンディアの郊外の村まで行ってしまった。

 ようやく宿に着いて値段を聞いてビックリ。ロンプラの2倍以上の値段。『いくら何でも高い』と思ったが、随分遠いところまで来てしまったから今さら戻るのも難しいし、他の宿もどこにあるのか分からない。

 今日の移動中に気付いたけれど、今日は旅に出てちょうど1年。せっかくの1周年記念やし、今日は少々の贅沢は目をつぶろうと、宿に泊まることにした。

 ところが、この宿が最悪。30ドル近くも払っているというのに、水は出ない。「なんとかしろ」と言っても対応は遅い。何度も言いに行って、最終的には出るようになったけれど…。『アフリカだから』、『日本の感覚を持ち込んだらダメ』とか思うけど、それでも金払ってるんだからさっさと何とかしろっ!

 ビール1つすらなかなか出てこない。お釣りも全然返ってこん。安けりゃ文句は言わんけど、この値段でこの仕打ちはないわ。全くもってやってられん。とか言って、結局3本もビールを飲んでしまった(笑)。

 そして蚊の多いこと多いこと… 10匹は殺したのにまだ目の前を2、3匹飛んでいる。なんで蚊帳が無いんだ。テレビより前に蚊帳やろう!! ヨシ!今も一匹殺した。あ~、こんなの刺されないなんて不可能だ…orz 散々な宿だ…

 さすがにこんな宿に連泊する気はないので、明日も移動。結局キンディアもスルーするハメになってしまう。素直にダラバ行きを待った方が良かったんだろうか?

 明日コナクリで2年目突入を気分良く祝えることを祈るのみ…

 最近、日記が文句&愚痴&ボヤキだらけになってきたな… 他にはけ口がないのでお許しを…

 <今日の移動>ラベ→キンディア
 セットプラス。7h。80000+10000ギニアフラン(1ドル=7000ギニアフラン)。
 ダラバに行くつもりをしていたが、あまりのヒトの集まりの悪さに急遽予定変更。それでも2.5h待ったけれど…

 <宿泊地>オテル・ル・ソリ(Hotel Le Soli) ダブル 200000ギニアフラン
 住所:バイタクで行ったのでよく分からない。歩いていけるような距離ではない。
 設備:トイレ&水シャワー付き。TV、エアコン(動かない)、ファン有り。蚊帳なし。Wifiなし。電気は夜間19時以降。朝食付き。
 備考:キンディアの街からかなり遠い。ロンプラに載っているが値段が倍以上。他に選択肢がなくなってしまったので、仕方なく泊まることに。30ドルの価値は全くない。全くオススメしない。キンディア市内で安宿を探すべき。あるのかどうかは知らんけど… ただ、ギニアに入って初めて欧米人を見た。ギニア在住なのかも知れないが、ドライバーを雇って移動しているようだった。

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トレッキング起点の街、だけど・・・<364日目> Stayed in ラベ

2012-02-23 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 夜中に目が覚めると身体にいくつも蚊に噛まれた跡が… どうやら蚊帳の中に蚊が入ってしまっていたらしい。とりあえず1匹殺したが、5、6ヶ所は刺されている。毎日のように蚊に刺されているが、今のところマラリアの兆候はない。それでもスッゴイ不安だ。

 寝直して起きたら9時を過ぎていた。久しぶりに早起きしなくていいので良かった。

 それでも身体が重い。三日連続の移動、特に、昨日と一昨日の移動の疲れが全然取れていないようだ。

 午前中はそのままベッドの上でゴロゴロして、昼になって外へ出た。

 宿のスグそばの道路。相変わらずの赤土。


 日本支援の何か。ラベの街には結構こんなのがあった。。なのに、みんな「シノワ(中国人)」と呼ぶ。まぁギニアには大量の中国人が来て働いているらしく、仕方ないか…


 ウロウロとしながらセットプラス乗り場付近の屋台で昼食。ぶっかけ飯だが、美味かった。そして、安い。5000ギニアフランなので60円くらい。昨日宿で食べた夕食のわずか5分の1だ。


 昼食後は、銀行に両替に出かけた。ところが、CFAフランの両替を扱っていなくて、ドルかユーロだけだと言う。『ここでドルやユーロの切り崩しは避けたいから困ったなぁ~』と思っていると銀行のスタッフがCFAフランを両替してくれるヒトを紹介してくれた。
 連れて行ってもらうと、どう見ても闇両替なんだけれど、まぁ両替できればコッチのもん。レートも悪くなかった。

 ラベの路上マーケット。


 中心部。


 中心部だけど、ど田舎。


 これってジャカランダの木?


 ラベはギニアのフータ・ジャロン(Fouta Djalon)という地域の中心の街。ロンプラによると、フータ・ジャロンは西アフリカで最も有名なトレッキングスポットの1つらしい。昨日も山道を通ってきたし、ラベの街自体も起伏に富んでいる。

 なので、『トレッキングにも行こうかなぁ』と思ったが、

 ヤメた。

 なんせ暑い。

 それに、周囲の風景を見ても、想像以上の景色が見られるような気がしなかった。まだ少なくともあと1ヶ所はフータ・ジャロンの街へ行くつもりしているから、ラベでは行かなくてもいい。

 とにかく一番の理由は疲れているから。

 ネットでもしようかと思ってネットカフェに行ったが、今日はネットが繋がらないらしい。別の宿でもネットを聞いてみたが、やっぱり無理。
 その宿に居た犬。メッチャ吠えられた。


 仕方なく宿に戻ってビール(笑)。

 夕方になってシャワーを浴びようと思ったら、水が出ない。宿のスタッフに言うと「元栓を閉めてしまった。開けてくる。」と言ったまま30分以上経過。もう一度文句を言いに行くとようやく水が出るようになった。あ~、早く水がまともに出る街へ行きたい。もっと言うなら早くホットシャワーが浴びれる街へ行きたい。

 宿が街から離れているせいで(と言っても、10分くらい歩けばいいんだけれど)、高いけれど夕食も宿で食べることにした。注文してから料理が出てくるまで約1h。客商売なんだからもう少ししっかりして欲しい。まだまだギニアが観光客で溢れかえるなんてことは無さそうだ。そもそも道路事情が悪すぎるけど…

 明日は移動。また移動だ。移動って辛いなぁ~

 <今日の移動>
 なし。

 <宿泊地>オーベルジュ・ラ・カンパーニュ(Auberge La Campagne) シングル 100000ギニアフラン
 詳細は昨日と同じ。

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キッツいわ~~<363日目> Stayed in ラベ

2012-02-22 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 連続移動3日目。さすがにしんどくなってきた。

 7時半前にセットプラス乗り場に到着し、ラベ行きのチケットを購入。ちゃんとした料金表があったのでチケット自体の値段は正確だと思うけど、問題は荷物代。3万ギニアフラン(4ドル強)も請求された。

 『いくら何でも高すぎるやろう!』と思い、交渉するも一向に下がらない。挙句の果てには、「チケット代を返すからお前は乗るな」と言われた。さすがに乗らない訳にはいかないので、結局2万ギニアフランを荷物代で支払うはめになってしまった。相場が分からんけど、たぶん高いと思う…

 1.5h程待って9時頃にセットプラスは出発した。今日も運転手含めて11人乗り。しかも、なぜか運転手の横に3人で、真ん中4人、後列3人。『それは運転できんやろう…』と思っていたら案の定、1回目の検問で1人が荷物入れのところへ移動した。前から3-4-3-1。サッカーのフォーメーションみたいになってる。

 出発してしばらくはビックリする程、キレイな舗装道路が続いた。どうやら昨日愚痴っていたギニア人が中国人とともに造った道路のようだ。中国国内のものよりキレイなんじゃないか?

 『ひょっとしてこのままラベまで舗装道路が続いて快適な移動ができるんじゃないか?』と一瞬期待したものの、1h程走ったところで見事に期待は裏切られてしまった。突然プツリと舗装道路が途切れ、赤茶色の土の上を走ることになった。


 こういう赤茶色の土を見ると、熱帯気候に入ったんだなぁとつくづく思う。


 それでも舗装道路のおかげで100kmを2hもかからないうちに走破。残り150kmだ。『意外と早く着くんじゃないか?』と思っていたが、これまたスグに裏切られた。


 道がヒドイ。とてもじゃないけどスピードが出せるような道じゃない。

 1.5h程走ったところで、目の前には浅い川があった。とりあえず車から降ろされる。そして、石の上を渡りながら向こう岸へ移動。


 車はと言うと、ジャブジャブと川の中を強引に突っ込んでいった。このルート、雨期は完全にダメやな。。

 奥に写ってるのが乗ってきた車。右側を歩くのが乗客達。


 ちなみに荷物の量は少ない方。車の3倍くらいの高さにまで積み上がっている車もあった。


 その後も悪路をひた走る。辛いのは途中からずっと日が当たりっぱなしだったこと。暑い、暑い。汗がダラダラ… それでも周りの現地人達は汗をかいていない。何でだ?

 そこからは揺れというより暑さとの闘い。ペットボトルの水も温かくなるし、ホントに辛い。熱射病になりそうだ。

 さらに、土埃が凄くて体中、服もカバンも埃まみれ。あまりの汚さに涙が出そう。

 途中休憩。あと2hって言われた地点だったが、あと4hかかった。


 住居?ではないよな…何かの倉庫かな?


 結局、9hかかってようやくラベに到着した。ちなみに検問は4ヶ所程あったが、全てパスポートを見せるだけでOKだった。1回だけ「予防接種は?」と聞かれたが、フランス語の「vaccination」が聞きとれず、意味が分からなかったので「えっ?えっ?」と言ってるだけで通過できた。今のところワイロは一度もない。コナクリに近づけばあるのかな?

 ラベのセットプラス乗り場からはバイタクで移動。昨日もそうだったが、この荷物の量でバイタクは恐ろしい。加速する度に落ちそうになるから、必死に掴めるところを掴むんだけど、しばらくすると腕の力がなくなってくる。でも、力を抜いたら間違いなく振り落とされ、大怪我を負いそうなので必死。「ゆっくり走ってくれ」って言っても聞いてくれへんし…

 宿に到着し、ようやく一段落。それにしても今日の移動は辛かった。シャワーで髪の毛を洗うと、水が真っ茶色。ここまで茶色いと気持ち悪い。服を洗濯しても、出る水は茶色。あ~、汚い。この汚さはいつになったら解放されるのか…? 南アフリカまではひたすら我慢か?

 いまいちだった夕飯。


 <今日の移動>クンダラ→ラベ
 セットプラス。約9h。95000+20000ギニアフラン(1ドル=7000ギニアフラン)
 最初の1hだけは物凄くキレイな舗装道路。期待させておいて、残りの時間はヒドい…

 <宿泊地>オーベルジュ・ラ・カンパーニュ(Auberge La Campagne) シングル 100000ギニアフラン
 場所:ラベの中心部にあるセットプラス乗り場から南に進むと、インターネットカフェのある交差点に出るので、ネットカフェに向かって右側の道を進むと看板が出ている。
 設備:共同トイレ&水シャワー。電気は夜間のみ。蚊帳有り。Wifiなし。ファンなし。
 備考:ロンプラに載っている。スタッフはあまりヤル気ない。

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セットプラスがセットプラスじゃなくなった<362日目> Stayed in クンダラ

2012-02-21 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 アフリカの移動は基本的に早朝スタート。バス自体が早朝発なのが多いし、乗合タクシーの場合も早朝の方が断然ヒトが集まりやすい。

 昨日の夜はついつい「20世紀少年」にハマってしまって完読。寝たのが1時を過ぎてしまった。おかげで6時起きが辛かった。

 7時にはセットプラス乗り場へ移動し、ヒトが集まるのを待った。運の悪いことに1番目。しばらく待つも全然集まる気配がない。せっかく早起きしたときに限ってコレやとちょっと萎える。

 結局、ヒトが集まったのは3h後の10時。全く何のための早起きだったのか… と言うか、そんなにもギニアへ行くヒトが少ないことにビックリだ。ちなみにセネガル行きは1hに1本は出ていた。

 ところで、セネガル以降の乗り物でよく使っているのがセットプラス。セットプラスはフランス語で、英語ならseven seater、つまり7席っていう意味。3列シートのプジョーの車で、運転席の隣に1人、真ん中の列に3人、後列に3人乗るから7人席。

 ところが、今日は運転席の隣に2人、真ん中に4人、後列に4人の10人席。『セットプラスじゃないやん。ディプラスやん。』とココロの中でボヤくもどうしようもない。幸い運転席の隣だったとは言え、それでも狭い。セネガルの移動は快適やったのに…

 車もボロボロ。最初は無事にエンジンがかかったが、一度停まったときにはかからず、押しがけ。まぁちゃんとエンジンかかっただけマシか…

 そして、道もボロボロ。一応舗装されているが、穴だらけで穴を避けるために左右に何度も車が揺れる。当然ながら避け切れないので上下にも揺れる。途中からは舗装もなくなった。まぁ舗装がない方がマシやったけれど…
 出発してまだ間もない頃。この頃の舗装はまだ良かった。






 結局わずか50kmの距離を2hかかってギニアビサウ側の国境に到着した。イミグレは何の問題もなくクリア。

 そして、ギニアの最寄りの街のセレボイド行きのセットプラスを待った。『こんな誰も来なさそうなところでヒトが集まるのか?』と思っていたが、先客が居たらしく、1h待っただけで出発した。
 国境からのセットプラス。ボロボロ。


 ものの10分程でギニア側のイミグレに到着。ワイロ天国のギニア。ドキドキしながらまずは税関へ。

 係官「何か申告するものあるか?そのカバン何だ?」

 おれ「これ?カメラ、カメラ。」

 係官「そうか… 行っていいよ」

 おれ「ありがとう」

 何の問題もなく通過できた。次はイミグレだ。パスポートを渡した後、少しだけ渡されたが、パスポートを見ながらノートにおれの情報を書き始めた。

 係官「職業は?」

 おれ「学生」

 係官「そうか」

 で、終了。別の係官にパスポートが渡り、スタンプをポンっと押されて返された。

 結構ビビってきたのに拍子抜け。今までのイミグレと同じくらい楽勝だった。この国境は良い国境なんだろうか?それとも係官がたまたま良いヤツに当たったんだろうか? そもそもビサウで警察に連行されたんやから、これくらい良いことがあっても良いやん(笑)。

 とりあえず、無事にギニア入国!この旅21ヶ国目。

 ギニアビサウにしろ、ギニアにしろ、まさか自分がこんな国に来てるとはね… 何だか変な気分だ…

 1h程走ってセレボイドの街に到着した。ここでもクンダラ行きのセットプラスを1h待った。ちなみに国境からのセットプラスもセレボイドからのセットプラスも10人乗り。国境からのは屋根に3、4人乗せていた。そして、最初から鍵を回してエンジンをかけるんではなく、押しがけ。ボロいボロい。

 セレボイドからも未舗装道路が続く。不思議なもんで慣れたのか、寝てしまった。おかげで、運転手がギアチェンジするたびにジャマしていたようで、ホントすみません。

 1h程でクンダラに到着した。宿情報も何もないので、バイタクの兄ちゃんに適当な宿に連れて行ってもらうことにした。連れていかれたのは、街の端っこ(と言っても中心部から徒歩10分くらい)にある宿。1泊20000ギニアフランで約3ドル弱。200円くらいだ。
 宿の外観。


 安いだけあって設備も何もない。辛いことに電気がないので、ファンもない。1泊だけやし我慢するしかない。昨日の10分の1の値段だ。

 ようやく落ち着けたので、何か食べに出かけた。見つけたバーで串焼きが食べれたので、注文。1本1000ギニアフラン(約10円)。食い放題だ♪ 串焼きにビール♪ 最高の組み合わせ♪




 「写真を撮れ」と言ってきたギニア人。


 夕方に食べたんだけれど、調子に乗って夜も行ってしまった。

 すると何やらギニア人が仕事の契約証みたいなものを見せて話しかけてきた。どうやら中国人に雇われていたんだが、いきなり解雇になったらしい。他にも色んな国のパトロンの元で働いたことがあるらしかったが、なんせフランス語なのでほとんど分からない。でも、彼は一通り愚痴を言った後、満足した様子だった。ひょっとしておれって聞き上手?(笑)

 <今日の移動>ガブー→ブルントゥマ→セレボイド→クンダラ
 ・ガブー→ブルントゥマ(ギニアビサウ側国境)
  セットプラス。約2h。2000+荷物代500CFA(1ドル=500CFA)。
  途中までは舗装道路やけど、それでもボコボコ。50kmの道のりに2hもかかった。
 ・ブルントゥマ→セレボイド
  セットプラス。約1h。8000+荷物代2000ギニアフラン(1ドル=7000ギニアフラン)。
  完全未舗装。雨期はヤバそう。乗り場はギニアビサウの国境を超えたところ。セットプラスに乗った後、10分程走ったところにギニア側のイミグレがある。
 ・セレボイド→クンダラ
  セットプラス。約1h。10000ギニアフラン。
  完全未舗装。揺れに慣れたのか寝ていた。

 <宿泊地>オテル・ガンガン(Hotel Gangan) シングル 20000ギニアフラン
 場所:クンダラのセットプラス乗り場を北上し、突き当りで右折し、そのまま真っ直ぐ。舗装道路を越えてさらに真っ直ぐ進んで、一番奥の右側にある建物。看板も何もなし。
 設備:共同トイレ&バケツシャワー。電気なし。Wifiなし。蚊帳なし。ファンなし。
 備考:バイタクの兄ちゃんに連れて行ってもらった宿。質素。何もない。まぁ3ドル弱やからこんなもんだろう。

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ギニアビサウの田舎町<361日目> Stayed in ガブー

2012-02-20 23:00:00 | モーリタニア~ギニア(2回目)
 ちゃんと6時の目覚ましで起きた。

 けど、眠い。そして、めんどくさい。もう一泊していきたいという欲望に駆られる。

 でも、もう一泊したところで引きこもるだけやし、なんとか出発することにした。

 バスターミナルまでタクシーで移動し、ガブー行きのセットプラスを探し、値段を聞くと、3100CFA。チケットにもちゃんと値段が明記されているので、安心。
 ところがやっぱり、荷物代は必要。そして、1000CFA(2ドル)から下がらない。相場になっているのか全然下がらない。結局、100CFAだけオマケしてもらって合計で4000CFA。

 30分程待っただけで出発。なかなか幸先の良いスタートだ。

 そして、最初にビサウに入ってきたときにあった検問に到着。今度は何の問題もなく通過できた。ただ現地人の何人かはやっぱりお金を払っていた。たぶんIDカードに何か問題があるんだろう。お金で解決するならIDカードなんて失くしてしまえばいいのに。 逆か… お金を取るためにIDカードが必要なのか?

 道はしっかり舗装されていて快適。検問もない。わずか3hでガブーに到着してしまった。ロンプラには6hって書いてあったのに…

 ガブーに到着してからは宿探し。イマイチ自分が今居る場所が分からなかったので、アッチへ行ったりコッチへ行ったり。ヒトに聞きまくって無事に目的の宿に到着した。
 値段は12500CFA。部屋の設備自体は問題ないんだけど、なんせ電気がない。『電気もないのにその値段は高いんじゃない?』って思うけど、ギニアビサウの田舎で電気を期待しても無駄。何より暑い中、宿探してうろつく元気がない。

 宿も決まったことやし、何か食べに出かけた。
 ガブーの街の様子。


 舗装道路はほぼ無い。






 まずはマーケットに行ってみたが、田舎街の割に結構デカいマーケット。活気もある。写真を撮りたいが、絶対にどっかから「撮るな」って声がかかる。ヒトに「撮っていいか?」と聞いて「OKだ」と言われても、全然関係ないヒトから「撮るな」と言われる。だから結局一枚も撮れず…

 それにしても歩く度に、「チーナ、チーネ、シノワ」のオンパレード。慣れてはきたけど、やっぱり気分のいいもんじゃない。
 でも、よく考えれば、おれも「黒人」って一括りにしてるから同じなのかも… 口に出して言うかどうかは別として。

 昼食。


 昼食も食べたし、暑いし、一度宿へ避難。で、寝てしまった。

 起きたらもう夕方。シャワーを浴びて休憩がてらベランダからちょっと外を見ると、たくさんの人が歩いている。よく見ると子供たちは顔にペイントしていたりする。

 どうやらガブーでもカーニバルをやっているようだ。見に行ってみようかと悩んだが、結局、ベランダから街行く人を眺めるだけにしておいた。

 1人だとついついサボりグセが付いてしまっている。最初から行きたいと思っていなくて、どっちでもいいような感じなら「行かない」選択をしている。でも、『やっぱ行くべきかなぁ~せっかくやしもったいないなぁ』って思ってる自分も居る。貧乏性と怠惰な性格の葛藤だ(笑)。

 という訳で、今日も文章ばっかの日記になってしまった。自由に写真を撮りたい。

 <今日の移動>ビサウ→ガブー
 セットプラス。約3h。3100+荷物代900CFA。
 ロンプラで6hと書かれていたが、実際は半分の3h。検問もビサウを出たところにある1ヶ所のみ。舗装道路で快適。

 <宿泊地>レジデンシャル・ジャラマ(Residencial Djarama) ダブル 12500CFA
 場所:マーケットの中心の交差点(数台のタクシーが停まっていた)を北上し、確か2つ目の交差点を左折すれば、右側に見える。銀行の隣。
 設備:共同トイレ&水シャワー。電気は夜間のみ。ファンあり。蚊帳なし。Wifiなし。
 備考:ロンプラに載っている。ヒトに聞くなら「オテル・ジャラマ」と聞いた方が分かってくれる。部屋は調度品などがヨーロッパ風でビックリ。

 アフリカでは更新が滞りがちになりますが、励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
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