~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

爆弾魔が居る谷<836日目> Stayed in アンドラ・ラ・ヴェリャ

2013-06-09 23:59:59 | 帰国に向けて(スペイン&アンドラ)
アンドラ3日目
  今日はアンドラ唯一の世界遺産『マドリウ-ペラフィタ-クラロー渓谷』に行ってきました。


 起きたらなんと12時半!!


 それも当然で寝たのは6時過ぎ。昨日以上に完全に出遅れた(笑)。この部屋、外の光が全く入らんから時間が全く分からへん。



 それでも体調は昨日に比べて遥かに良い。昨日の夜に赤ワイン飲んだのが良かったのかな~(笑)。



 ところが、天気は昨日と違って雨。傘を差すか迷う程度の雨とは言え、今から渓谷を歩いて登ろうってときに雨とはツイていない。



 もう一泊延ばして明日?



 とも思ったが、そうなると最終日に直接バルセロナの空港に向かわないとダメで万が一バスが遅れたりしたら大変なことになるので、さすがに諦めて今日渓谷に向かうことにした。


 一昨日インフォメーションで聞いた話によれば、歩いていけると言うので、教えてもらった渓谷の入口に向かって歩き始めた。でも、途中でまずは昼ご飯。

 1品目のスープ。


 なんかお得感があるので、メニューを頼むんだけど、大概1品目でお腹いっぱい。今回は魚介のスープだったんだけれど、思った以上にお腹に溜まる。単に胃が小さくなっているだけかもしれないが…

 2品目のツナステーキ。



 それでも頑張って2品目まで食べた。白ワインも飲んだけど、お腹の調子も悪くないし、頭も痛くもならない。もう体調は良くなったのかな?




 ただ、、、食い過ぎで苦しい。




 ひたすら坂を登らないとダメなんだけど、食い過ぎでメッチャ苦しい。おまけにやっぱり体力は落ちているようで、さらに苦しい。


 街の中は大した坂ではない。


 石造りの教会がカッコイイ。


 免税の街なだけあってタバコやお酒が山積み。


 坂道開始。


 公共の犬のエチケット袋入れがあった。



 ネコ。


 ネコです。



 この坂、自転車は無理やろう…


 渓谷の入口付近。すでにアンドラ・ラ・ヴェリャの街はだいぶ下の方。


 この川に沿って登っていく。





 なんとか渓谷の入口まで辿り着いたが、この時点でもう帰りたくなった。



 おまけに入口には1本の細いヒモのようなものが渡されていた。



 入っちゃダメってことなのかな? でも、インフォのヒトはこの場所を教えたし、進入禁止の看板もないし…



 ここまで来たことやし、『ダメ!』って書いてる訳じゃないので、そのままヒモを超えて歩き始めた。




 すでにだいぶ登って来たが、ここからもさらに登り坂が続いた。おまけに世界遺産のマークも何もないから、何ともテンションが上がらない。


 一番テンションが上がらない理由は、雨。霧雨なので気にすることじゃないんだけれど、問題なのは足元。滑る、滑る。


 石が濡れて滑る、滑る。


 たまに視界が開けたところがあるが、基本的には森の中。


 でも、道は石でしっかりと作られている。滑るけど…




 そもそも目的地がハッキリしない。正直何があるのか分からない世界遺産。どこまで歩けば良いのか分からないまま来てしまったので、尚更困る。とりあえずどこかで世界遺産マークが見つかるまでは適当に歩いて進むことにした。


 30分程歩いたところで小さな集落のような場所に到着した。恐らくこういう家が文化遺産に登録されたんだろう。


 気に埋もれた家。


 集落といっても5軒くらい家があっただけ。


 門には鍵がかかっていた。


 窓も小さい。


 家のドアを見ると、動物の足が括りつけられていた。今はヒトは住んでいないようだ。


 馬が飼われていた。


 すぐ近くには川があった。




 この時点で『もういいかな~』とは思ったけれど、せっかくなので標識に書いてあったラミオという地名のところまで歩いてみることにした。


 そして、10分程歩いたところで、またもやテープで道が封鎖されていた。今度は1本じゃなくて大量のテープ。何やら文字が書いてあるので、近寄ってみてみると…






 『BOMBERS(爆弾魔)』






 どういうこと!?(笑)




 何コレ?この奥に爆弾魔が居るから危険ってこと? 奥で何かの発破でもかけるってこと?



 意味分からん。




 ただ、さすがにここまで封鎖されているのを乗り越えて進む気にはなれず、来た道を戻ることにした。



 戻りながらも『何で爆弾?危険なら危険って書けばいいのに…そもそも何で英語?英語じゃなかったんでは?』と考えて、ふと閃いた。






 カタルーニャ語だ!!




 スペイン語で『Bombero』が消防士。だから、たぶん消防関連の言葉だ。つまり、きっと消防が管理してるってことなんやろう。




 何でアレを『爆弾』とか思ったのか自分でも可笑しくなってしまった(笑)。



 滑るのに気をつけながらだったので、戻るのにも時間がかかったが無事にホテルまで戻ってきた。全部で4hも歩いていないが疲れた。


 <世界遺産127個目(文化遺産110個目)>マドリウ-ペラフィタ-クラロー渓谷
 訪れたのはマドリウ渓谷。アンドラ・ラ・ヴェリャの北の端あたりから渓谷に入ることができる。入口まで約1h。入口からペラフィタ渓谷、クラロー渓谷までは徒歩2hと書いてあった。マドリウ渓谷を進んだが、途中で道が封鎖されていたので、そのまま戻ることにした。恐らくどのルートを進んでもずっと登り。標高はそんなに高くないけど、意外とキツかった。

 <本日の移動>
 なし。

 <宿泊地>レジデンシア・インダロ(Residencia Indalo) シングル 25ユーロ(約33ドル)
 詳細は昨日と同じ。

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