広い北京 ＜４日目＞ 城市国際青年旅社 ドミ６０元 ｉｎ 北京

　昨日、夜遅くまで飲んだせいで、結局起きたら１０時過ぎてしまっていた。シャワー浴びてアレコレしてるうちに１１時。そんなに腹減ってないので、そのままとりあえず天安門広場に行くことにした。

　宿は北京駅のそばで、地図で見たらスグのところにあるように見えたけど、これが結構遠い。３０分くらい歩く羽目に…で、何より寒い。３枚しか着てない上も寒いけど、何よりズボンがペラペラで薄い上に、靴下も短いのんを履いてるから風が入ってメチャクチャ寒い。

　一度宿に戻ろうかと思ったけど結構歩いてきたので、今さら戻るのはちょっとってことで我慢。。でも、後から考えればこのときに戻って服を着込めばよかった。。

　ようやく天安門広場に到着。ＴＶでよく見る毛沢東（だよね？）の肖像画の入った大きな建物の前に広々とだだっ広い広場が広がっている。あー北京に来たんだなぁ～とようやく実感。。



　広場の奥から天安門方向を見るとこんな感じ。



　広場をウロウロして写真を撮るも、寒くて手がかじかんでしっかりカメラを持てない。もう限界ってなって、早々に広場から出て、天安門を通って紫禁城（故宮）へ。それにしても至る所に公安の姿が。

　紫禁城もまた広い。最初こそデッカイ建物に、中国風の装飾に感動したものの、それが何個も続けば、もはや違いが分からん。ただ、貧乏性な性格のために、寒くて震えていようが、足がしんどかろうが、とりあえず行けるところは隅々まで歩いてみる。そうすると、歩き方では目安の観光時間が２ｈってところを４ｈ近くもかかってしまった。







何かを押さえつけてるこまいぬ。



　結局、疲れきった上に、動き出したのが遅かったせいで、今日は天安門と紫禁城だけで終わってしまった。。全然予定通りいかないけれど、宿の連泊を延長して、北京に４連泊することにした。ちょっと高いけど、Ｆｒｅｅのｗｉ－ｆｉ飛んでるし、快適やしね。

　紫禁城にはネコが居た。





　ちなみに今日のご飯は吉野家。



　まだ日本を出て４日目やけど、目に入ってしまったからには、入ってみたくなるし。ジュースと漬物のセットで２５元。ホントは単品にしたかったんだけど、単品って言えなくてセットになってしまった。。味はまぁまぁ。腹減ってたし、なんでもうまく思えたんだろうけど。。

　明日こそは早起きして、万里の長城に向かうことにします。

地獄 ＜３日目＞ 城市国際青年旅社 ドミ６０元 ｉｎ 北京

　朝、と言っても何時のことだか分からないけれど、起きたらビックリするくらい船が揺れていた。まだ暗かったので、とりあえず横になっていたけど、あまりの揺れに眠れない。。そうこうしてるうちに気持ち悪くなってきた。で、バタバタ横で音がなって、どうやら同じ部屋のヒトがトイレに吐きに行ったみたいだ。
　その後も激しい揺れはずっと続いた。ものすごい音もなってるし、船が何かに当たったんじゃないかってほどのすごい音。朝、普通に放送が流れたけど、風速が１３ｍ、波の高さが３ｍらしい。ホントにすごかった。。乗務員さん曰く「今年一番の揺れ」だったらしい。おかげさまで吐くまではいかなかったものの、あまりの気分の悪さに食欲は全く湧かず、そのまま何も食べずに天津に着くのを待った。
　写真じゃ分からないかもしれないけれど、甲板が凍ってた。。



　結局、天津に着いたのは予定より２ｈ近く遅れて、午後４時半頃。船の中で喋ってたツアー客たちと別れて、いよいよ一人で行動開始。

　ちなみに下船の様子。。



　外は雪が積もっていて寒い。服３枚でぺらっぺらのズボンではちょっときつい。船のターミナルを出ても、残念ながら誰も話しかけてくれず、とりあえず道路の方に歩いていくと、タクシーと交渉しているヒト達に会って、言葉が分からないので呆然としてると天津駅まで一緒に行くことになった。６０元。探せばバスもあったんだろうけど、早く北京に行きたいし、まだ、体も旅に慣れてないので、仕方ない。
　話を聞いてみると交渉してたヒトたちは、天津に留学してるみたいで、中国語もぺらぺら。。大雪のせいでボッてきてるみたいで、本当ならもうちょっと安く行けるらしい。とりあえず、助かった。
　６時過ぎに天津駅に着いて、そこからは新幹線で北京へ。１００ｋｍ以上あるのに３０分で到着。天津の駅も北京の駅も近代的で日本と全く変わらない。中国はやっぱすごいね。北京南駅に着いたので、地下鉄を乗り継いでようやく目的のホテルに到着した。もう８時回ってたけど、なんとか無事に着いた。ドミトリーで１泊６０元。ちょっと高いけど設備とかはきれいでシャワーも出るし、快適だ。
　近くで夕食を食べて部屋に戻ると韓国人が２人居た。で、ビールを出してきたので、ご馳走になり、結局３人でビール８本空けた。初日からビール三昧で、さすがにちょっときつかった。

　これが夕食。



　で、北京駅の外観。



　ちなみに、船員さんとちゃっかり写真も撮りました（笑）

いきなりだけど休息。＜２日目＞ 天津行き船中泊

　旅行中はいっつも早く起きるんだけど、準備とかで無理したせいか、結局８時に朝食の放送が入るまで寝てしまっていた。起きて、朝食を食べたものの眠い。結局、午前中はベッドに横になって本を読みながら寝てしまっていた。持ってきた本の３分の１くらいをすでに読んでしまったけど、どうしよう？持ってきた本は１ヶ月くらい持つかな？

　上唇にできた出来物は相変わらずで、無理をしても仕方ないので、昼からもずっとベッドで横になっていた。３時過ぎくらいになってちょっと風に当たろうと思って、デッキへ。意外と太陽が出てるうちは寒くない。今どの辺に居るのかとかはさっぱり分からないけど、島が見えているので、韓国の南か西あたりに居ると思う。飛行機なら３ｈなのに、３０ｈ経ってもまだ韓国。急ぐ旅ではないので、別にいいけど。。

　少し北京に着いてからの計画を考えたけれど、１ヶ月で香港までって結構急ぎ足かも…行くところを絞っていけば余裕なんだけど、そこは貧乏性なんで、アッチもコッチも行きたい。とりあえず、北京に着いてからもう一度考えることにした。。そもそも北京の宿もあやふやなので、なんとも分からん。

　もう明日には天津に到着。無事に北京まで行けるやろうか？ってかどうやって行くのがいいのか？もう少しちゃんと調べてくるべきやった。

出発！！ ＜１日目＞ 天津行き船中泊

　ついに出発の日。結局、昨日は準備に追われて、寝たのは午前２時。６時に起きたから４時間しか寝てない。親に最寄駅まで送ってもらって、最後に「とにかく無事に帰ること」ってだけ言い渡され、電車に乗って神戸に向かった。電車の中では、「あ～ホントにやっちゃったなぁ～これからどうなるんやろ？」っていう不安に駆られ、全然落ち着くことができなかった。

　２ｈ程で、神戸のポートターミナルに到着。中に入ると、中国人がいっぱい。って言うか、みんなが中国人に見えてくる。でも、日本人のグループっぽいのも何組か見つけた。手続きは程なく完了し、出国。税関でパスポートを見られ、「よく海外行かれるんですねー？今回はどのくらい行かはるんですかー？」って聞かれたので「１ヶ月で、北京から上海まで」って答えておいた（笑）



　船に乗ると、チャイナドレスのお姉さんが迎えてくれた。中国語で（笑）。部屋は、１６人部屋だけど、４人くらいしか居ない。大きい船の割りに客は少なかった。しばらく船内をウロウロしてると、１１時になっていよいよ出発。港には見送りのヒトが大勢居てた（後から聞くと、中国に１年間留学するヒト達を見送りに来てたらしい）。

　出発してすぐ明石海峡大橋の下を通過。



　もうこの頃にはテンション高め。もう頑張るしかないって（笑）。日本人のツアー客（内モンゴル草原ツアーとかで、若い学生さん達ばっかり）と少し話したり、ぼんやりしたりしてるうちに、今度は瀬戸大橋を通過。やっぱり、船って良いなー。

　その後、ビールを飲んでると、避難訓練が始まった。そんなの聞いてない。仕方なくビールをベッドの脇に置いてライフジャケットを着て訓練に参加。マジメにすべきなんやろうけど、なんかオモロかった。

　夕食後は、今度は歓迎セレモニーとかが始まった。これまた聞いてない。で、セレモニーって何をするかというと、要はカラオケ大会。乗務員さんやお客さんが１０人くらい歌ったかな？とりあえず、チャイナドレスのお姉さんの写真をしっかり撮りました♪



　これで１日目終了。なんか唇に口唇ヘルペスになりそうな出来物が…>_<　疲れてるせいかな？寝なければ…