雨樋の取り付け
再び屋根上に戻って来てまず雨樋を取り付けます。 t0.3×幅0.5mm真鍮帯板(KS)を使用します。取り付けは金属車体の定番の方法です。まず、ほぼ等間隔にセロハンテープでベタベタと帯板を所定位置に仮止めします。次にテープとテープの間にハンダを落として屋根に雨樋を固定します。
セロハンテープを取り除いてステンレス定規を当てながら雨樋全体にハンダを流して行きます。定規を当てる事で多少の凹凸の修正を行いながら真っ直ぐに取付が可能になります。撮影のために写していませんが車体の右側はノートパソコンの端に軽く押し当てるように固定して作業を行っています。
余分なハンダを除去して出来上がりです。
次はランボードの工作になりますが、これが曲者でして、完成まであと一歩のところでEF61の製作が中断した原因の一つがランボードの取り付けに手こずった事にありました。脚の取り付けと折り曲げ、屋根に脚を通す穴開け(穴を開けてもすんなりと脚が入るとは限りません)、ハンダで屋根に固定と工程も多く脚の数もたくさんあります。そのため次回のブログまで時間が掛かるかもしれません。また、途中で他の車両の工作を挟むかもしれません。