1999年、私の中国山東省(15)訪問の先々で(1)
経営上の問題
青島についたその日の最初の企業訪問で、改革開放路線が進む中、今中国の企業が抱えている問題の一端を知ることとなりました。
それは、水産関係の総合会社で、漁労から水産加工までを行っています。昔は、相当利益をあげていた地域の代表的な企業です。しかし最近は、漁労部門では、資源の問題、国際的な囲い込みの中で、大きな収益をあげることは出来 . . . 本文を読む
1999年、私の中国山東省(13)煙台にて(4)
衣料品の市場
衣料品等と食品の自由市場はどちらも個人経営小売業と言う範疇に入ることそしてどちらも非常に賑わっていることでは同じですが、全く様相が異なりますし、その生い立ちも異なるように思われます。まず位置関係です。衣料品等の方はメインストリートと言える大きな道路に面しています。一方、食品の方は大きい道路から少し細い路地を入って奥まった所にあります . . . 本文を読む
本日から会席から章が変わって煙台を中心にした話になります。
1999年、私の中国山東省(10)煙台にて(1)
充実した煙台
今回の訪問で比較的時間のゆとりがあったのは煙台でした。多くの人に出会い、街の中を歩いて見学し、古い友人である「常」さんと歓談したり出来ました。そして、少しはものを考える余裕も出来ました。ここでは、煙台を中心にして、話そうと思います。
人と人が接して、意思を伝えようとする時 . . . 本文を読む
1999年、私の中国山東省(7)酒と乾杯と会食(1)
前回で「車窓からの風景」はひとまず終了しました。今回から、暫くは「酒と乾杯と会食」と題して、食事に関わる話になります。実は当初の見出しは「酒と乾杯と宴席」でしたが、もろもろの事情を勘案して、そして、宴席と言える代物ではないと思ったこともあって、「宴席」を「会食」に変更しました。
かなり、不謹慎な話ではありますが、私にとって、今回の中国訪問で . . . 本文を読む
1999年、私の中国山東省(6)車窓からの風景(5)
女性の風景等
車窓からの人の風景はどうしても女性が目立ちます。(事前にこれを読んで頂いた方のコメント:ここには“私には”と入れる必要があるのではないでしょうか。ごもっともなコメントです。)
しばしの間、女性の観察としましょう。有料道路の料金所は日本のシルバーパワーに対して中国ではウーマンパワーです。着ている服は何となく赤色が目立ちます。一般的に . . . 本文を読む
1999年、私の中国山東省(2)車窓からの風景(1)
広い中国
9月3日の昼過ぎに、時差、一時間遅れの山東省、青島の飛行場に着いてから9日の早朝、北京へ向かう済南の飛行場までの7日間、その内、市内だけの移動を除くと正味5日間、山東省内は全て一つのマイクロバスで移動。その走行距離は総計約2100キロ、本当に中国は広い、それも山東省の中だけの行程です。
いつも、移動をしている状態です。ですから、 . . . 本文を読む
初めに
今から約8年前の1999年9月に中国へ県漁業交流団の一員として中国山東省へ行く機会がありました。その時に感じたこと等を纏めたものがありますので、それを暫くの間、合間合間に連載しようと思います。既に内容はご存じの方もおられると思います。
連載に当たって一つ二つお断りをしなければならないことがあります。この一文は公式の報告書、役所言葉で言うと「復命書」ではありません。私的にとりまとめたもの . . . 本文を読む
長かったような米国一人旅も漸く帰国の日になりました。今日から章も終章になります。
米国一人旅(32)終章(1)米国出国(1)
最後の朝食
「ホテルの朝食もこれが最後の朝食」と些か感慨深げに食べます。もう体力は考えることもないし、長い飛行機を考えて、量は半分ほどです。ウエイターはコーヒーを進めてくれますが、「水分摂取」を控える都合がありますので、今日はこれも半分です。お気に入りの「グレープフルー . . . 本文を読む
米国一人旅(30)観光(4)ヨセミテ(1)
ヨセミテへ
ヨセミテは日本の旅行会社が催行しているツアーに参加です。今回は唯一の団体ツアーです。朝、ホテルのチェックアウトを終わり、ボーイに「これから、ヨセミテへ行きます。明日の夜に再度このホテルに戻ります。この荷物を明日の夕方まで預かってくれませんか?」と「バウチ」を見せて、お願いします。多分滞在中私が話した英語?で最も長かったと思います。彼はニコッ . . . 本文を読む
旅行の目的が「観光」ですので当然いろいろなところに行きました。その中で私のお気に入りのところです。まずはナイヤガラ瀑布からです。
米国一人旅(27)観光(1)ナイヤガラ瀑布(1)
ナイヤガラ瀑布へ自動車旅行:
Aさんにナイヤガラの滝へ観光に連れて貰いました。一人では行ける距離ではありません。そこは私のたっての希望です。その時の道中の印象です。ケンブリッジからナイヤガラまでの間は大凡600マイ . . . 本文を読む
今日から節が変わって「会話と親切」です。
米国一人旅(25)街の中で(12)会話と親切(1)
会話と親切
数は少ないですが、ヨセミテでのレンジャーの方との辞書を引き引きの会話。食堂で、親切に手振りで、間違いを教えてくれたウエイトレス。ホテルでは、私の英語と同じように、片言の日本語の単語で「おはよう御座います」「大丈夫」と声を掛け、話し掛けてくれたボーイ。本当に嬉しく思います。その様な会話とか親切 . . . 本文を読む
米国一人旅(22)街の中で(9)日常生活(5)
律儀な日本人
チップを受け取らない人も居ました。ヨセミテの日本の旅行会社が催行している
帰りの現地ツアーのドライバーです。この場合も矢張り、ドライバーが案内をする米国流です。写真を撮って貰ったり、日本人によく分かる様に日本の事例などを加えてする説明等サービスに努めています。非常に嬉しく思います。観光バスの経験もありますし、その私の気持ちがチップの原 . . . 本文を読む
乗り物の話は一応終わってここからは、その他の項として「日常生活」になります。
米国一人旅(18)街の中で(6)日常生活(1)
時差惚け
時差惚けは既に「ボケ」の適齢期に入りつつある私は心配したのですが、これは全く関係ありませんでした。最初の滞在中はAさんがビールとかワインとかを出してくれて、良い寝酒になったことが最大の理由です。感謝・感謝です。帰宅直後は疲れと安堵感から10時頃に寝ましたが、 . . . 本文を読む
中国旅行(2006年8月)
水分補給
この暑さ、水分補給を欠かすことが出来ない。例え、「さいら」のように「夏眠中」であってもである。しかし今日の話題は、人の水分補給ではない。 中国のとある二千から四千メートル位の山岳方面へのパックツアーでのこと。道路はアップダウン・急カーブの連続である。バスは2,3時間走ると、山の中の小屋風の所で停車。トイレ休憩でも無さそう。ドライバーはそこで水分補給をする。「 . . . 本文を読む
米国一人旅(15)街の中で(3)乗り物(1)
バスと地下鉄
地下鉄の良い所は、駅の名前のアナウンスが分からなくても、到着した駅にはその駅の名前が書かれていることです(次の駅の表示がないのは欠点です。)。車両によっては車内の電光掲示板に表示されます。それでも、不思議なことに、何回か乗車している内に、アナウンスが分かる様になります。しかし、バスはその様な表示がありませんし、降りる合図を事前にしないと . . . 本文を読む