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高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

戦場で心が壊れてー元海兵隊員の証言―

2006年09月30日 | 本と音楽の話題
戦場で心が壊れてー元海兵隊員の証言―(2006年9月30日)  海兵隊員としてベトナムに従軍した著者は、任務を終えて母国である米国に戻ってくる。しかし帰国後の彼は、独立記念祭の花火・爆竹の音・ネズミの匂い等で敵の襲来に対する防御体制を辺り構わず取る。魚釣りの餌がベトナムでのヒルに似ているので、餌を付けられない。夜は突如として、銃撃戦の殺戮が脳裏に出て来て、恐れで目が覚めて暴れ回る。異常な行動が彼 . . . 本文を読む

米国一人旅(9):街の中で(5):会話と親切

2006年09月27日 | 外国旅行:三題
今日から節が変わって「会話と親切」です。 米国一人旅(25)街の中で(12)会話と親切(1) 会話と親切  数は少ないですが、ヨセミテでのレンジャーの方との辞書を引き引きの会話。食堂で、親切に手振りで、間違いを教えてくれたウエイトレス。ホテルでは、私の英語と同じように、片言の日本語の単語で「おはよう御座います」「大丈夫」と声を掛け、話し掛けてくれたボーイ。本当に嬉しく思います。その様な会話とか親切 . . . 本文を読む

何もしない亭主

2006年09月27日 | 今日の話題
何もしない亭主 昨日、家の近くで、新築するのかも知れないが、大きな発動機の音が、聞こえてきた。我妻は、その音を聞いて「今日はお父さん何を思ったのか、」「二階の自分の部屋に掃除機をかけている。」「やる時は徹底的にするので、長いなあ」と思っていたそうだ。  隣の奥さんと妻の会話から。隣の奥さん:「昼は五月蠅かったね。」妻:「ゴメンね。お父さんが珍しく二階で掃除機を」隣の奥さん:「まさかあ?!」「お宅の . . . 本文を読む

光化学の驚異―日本がリードする「次世代技術」の最前線―

2006年09月23日 | 本と音楽の話題
光化学の驚異―日本がリードする「次世代技術」の最前線―(2006年9月23日)  私どもの世代は「光」は物理の分野で、「化学」・「生物」の分野でないとのイメージがある。光と化学・生物との接点はこの本でも少し触れられている「クロロフィル」による光合成の話くらいであった。尤も、「見ること」や「顕微鏡」も光の分野であるには違いないが・・・。  持ち合わせている「光化学」の知識は、最近になって、と言うか . . . 本文を読む

私が売られた日

2006年09月13日 | 本と音楽の話題
私が売られた日(2006年9月13日)  雨が強く降り、落雷の音が激しく聞こえる奴隷所有者のキッチンからこの脚本は始まる。その日は二日目の奴隷市である。奴隷である主人公「エマ」の所有主は博打で大負けして、農園経営から撤退を余儀なくされた。最後の財産である彼の所有する奴隷を売るための市である。その奴隷市に主人・その娘、そして馬車の御者を務める「エマ」の父親、「エマ」も子守として同行する。  その . . . 本文を読む

米国一人旅(8):街の中で(4):日常生活(2)

2006年09月10日 | 外国旅行:三題
米国一人旅(22)街の中で(9)日常生活(5) 律儀な日本人  チップを受け取らない人も居ました。ヨセミテの日本の旅行会社が催行している 帰りの現地ツアーのドライバーです。この場合も矢張り、ドライバーが案内をする米国流です。写真を撮って貰ったり、日本人によく分かる様に日本の事例などを加えてする説明等サービスに努めています。非常に嬉しく思います。観光バスの経験もありますし、その私の気持ちがチップの原 . . . 本文を読む

江戸時代ハワイ漂流記―「夷蛮漂流帰国録」の検証

2006年09月05日 | 本と音楽の話題
江戸時代ハワイ漂流記―「夷蛮漂流帰国録」の検証(2006年9月5日)  江戸時代に日本人として初めてハワイの地を踏んだ漂流者の帰国録を題材にした本である。その様な記録があることを広く世に出されたことに敬意を表したい。その帰国録は長崎で「禁を犯した」ための事情聴取書の他にも幾つかある。それぞれはそんなに長いものではない。その中には著者が発見したものもある。この本はそれらの史料間の異なるところ、共通 . . . 本文を読む