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高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

すき焼き(18): メインの具(2):肉 続き

2015年09月02日 | すき焼き
すき焼き(18): メインの具(2):肉 続き

急いでいるので、文章が非常に荒くなっているが
ご容赦を。


すき焼きの具を買うのであるが、
母は他の具を買うために八百屋へ。

そして肉を買うのは大概私の役目である。

『このお肉百匁下さい。』と
母親に指定されていた肉を指差す。
確か、母の指定は匁あたりの値段だったと思う。

買い物としては一番簡単であるからである。

当時は牛肉の種類も余りないし、
買う量も決まっている。

匁は「め」と発音する。

匁は真珠業界以外はもう使われない
懐かしい重さの単位である。

お店の人は時には大きい肉塊を冷蔵庫から出して
機械に挟んでスライスしてくれることもある。

その器械は確かに魚屋さんでは見ることが無い
「文明の利器」の様に見ながら感心した。

何しろ、非常に薄く切れるのに驚いたものである。

肉を秤に掛けて
丁度100匁かほんの少々オーバーの時もある。

その時は得をしたような気分で
自分の手柄のように『今日はまけてくれたよ』と報告。

秤の受け皿にはほんまもんの竹の皮が敷いてある。

その竹の皮を一筋剥がして、包みの紐に使う。

竹の皮は鯖寿司なんかでも良く使った記憶があるが、
普通の魚を店で買うと包装は新聞紙であった。

竹の皮はやはり特別な食い物を演出する包装素材である。
今では肉と言えども
本当の竹の皮は使うことが少ないが。

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