すき焼き(25): 具(5) 麩 (その1)
麩。
どうもこれが良く分からない。
麩と云うと生麩のイメージが有り、
京都では高級食材のように思うが、
我が家のすき焼きに入れていた麩は
全くそうではなかった。
昔我が家のすき焼きの具としての麩は
鯉や亀の餌として売っているような
棒状の形をした麩である。
長さ約50センチ程度、
太さ直径3センチほどで
転がしたような焼き目が付いている
ほぼ円筒状の麩である。
竹輪の様に中は空洞ではなくて
詰まっている。
その点で竹輪麩とも異なる。
周りに黒砂糖を塗ってある
お菓子の麩に似ているかもしれない。
それをポキポキと
食べ易い大きさに割って、
水に浸して柔らかくしたのち、
その水を手で絞って、
きつく水を切る。
麩は最初から鍋に入れるのではなくて、
中途から、そろそろ煮汁に
色が付いてから入れる。
それが我が家の流儀であった。
麩。
どうもこれが良く分からない。
麩と云うと生麩のイメージが有り、
京都では高級食材のように思うが、
我が家のすき焼きに入れていた麩は
全くそうではなかった。
昔我が家のすき焼きの具としての麩は
鯉や亀の餌として売っているような
棒状の形をした麩である。
長さ約50センチ程度、
太さ直径3センチほどで
転がしたような焼き目が付いている
ほぼ円筒状の麩である。
竹輪の様に中は空洞ではなくて
詰まっている。
その点で竹輪麩とも異なる。
周りに黒砂糖を塗ってある
お菓子の麩に似ているかもしれない。
それをポキポキと
食べ易い大きさに割って、
水に浸して柔らかくしたのち、
その水を手で絞って、
きつく水を切る。
麩は最初から鍋に入れるのではなくて、
中途から、そろそろ煮汁に
色が付いてから入れる。
それが我が家の流儀であった。