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高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

米国一人旅(7):街の中で(3):日常生活(1)

2006年08月22日 | 外国旅行:三題
 乗り物の話は一応終わってここからは、その他の項として「日常生活」になります。

米国一人旅(18)街の中で(6)日常生活(1)
時差惚け
 時差惚けは既に「ボケ」の適齢期に入りつつある私は心配したのですが、これは全く関係ありませんでした。最初の滞在中はAさんがビールとかワインとかを出してくれて、良い寝酒になったことが最大の理由です。感謝・感謝です。帰宅直後は疲れと安堵感から10時頃に寝ましたが、今日はもう日本時間になっています。元々自分は全てにアバウトな性格な上に、体内時計も年齢と共に正確でなくなってきているのでしょう。そう思うと寂しい限りです。

サマータイム
 日本の時刻とニューヨーク、シカゴ、ロサンジェルスの時刻が出てくる電卓を持参したのですが、どうも1時間狂っています。現地時刻にあわすと日本時間が狂います。まあ1時間ですから、問題はないのですが、景品の電卓は「ダメだなあ」と疑問に思っていました。まもなくその疑問が解けます。10月とは言え、未だ「サマータイム」のところがあったのです。
 全くの余談ですが、「サマータイム」と言うと幼い頃は日本でも実施された時がありました。幼い頃ですから意味も良く分かりません。確か一時間時刻を進めたように記憶しています。損をするのか得をするのか、朝寝坊の「さいら」は気になりました。又、何故か「サンマ」タイムと覚えてしまいました。時々このような間違い記憶が「さいら」にはあります。理由はハッキリしています。親が英語を全く知らないためです。ハンドルネーム「さいら」としては「サマータイム」は何か縁があるように
今も思えます。

ケーブルテレビ
 Aさんの自宅はケーブルテレビです。ケーブルテレビは日本の家庭よりも普及しています。ホテルも勿論そうです。テレビは野球とアメフトを見ていると、英語が聴き取れなくても全く退屈はしません。あるチャンネルはアジア専用のチャンネルです。アジアと言っても、韓国、台湾、日本の情報やドラマとかを流しています。日本の少し古いドラマもやっています。ニュースも当然あります。新潟地震はほぼ同時期に発生した台湾の地震との関連で見ました。台風23号もそのテレビで見ました。(2004年10月です。)

日本の情報:株など
 今の私に一番関心があるのは日本の株と為替相場です。多分それも放映しているのかもしれませんが、時間的に見ることが出来ません。朝、Aさんの自宅で「ニューヨークタイムス」をみます。ホテルでは備え付けの新聞を見ます。日本では、株だけでなく、米国の政治・経済ニュースは大きく取り上げられますが、米国では日本のそのような記事を探すことは中々困難です。無いことは無かったのですが、「海外経済ニュース」のページに多くの外国の一つとして「日経平均」、「$¥為替相場」、特に有名なニューヨーク市場に上場している「ソニー」とかの株価が掲載されているに過ぎません。取り立てての解説はありません。あくまでも日本国は米国にとって「One of Them」でしかないことを実感します。それよりも、何よりも、日本の株価はほとんど毎日下がっています。「円高」も確実に進行しています。手持ちの$やT/Cを使わないでそのまま持ち帰って、為替相場が改善するまで、$で銀行に預け、使うのをカードにしようかと悩みます。もしも株価が相当上がれば、メモをして来たサンフランシスコの「インターネット・カフェ」へ行く予定でしたが、その必要性は残念でしたが全くありません。

米国一人旅(19)街の中で(7)日常生活(2)
クレジットカード
 旅行会社の説明では、「米国では、多くの現金を持ち歩く習慣がないです。パーソナルチェックかクレジットカードです。カードは米国では必須です。JCBは利用できる所が少ないです。」と言う訳で、私もJCBとVISAの2枚のカードを持参です。しかし、結局の所、この2枚のカードと国際免許証は色んな場面で使うことは使いましたが、本来の目的としては使うことがありませんでした。
 チェックインでカードを利用することに違和感があります。しかしカードは代金決済だけでなく他にもよく利用されます。カードの利用方法です。ホテルでは、カードで本人の信用度等を確認します。幾ら現金を積んでも信用されません。と言っても、ホテルでは、日本の旅行会社が発行した「バウチ」を渡すと、実際の所、問題は全くありませんが。「ID提出」を求められると多分このカードで充分です。カードの会社名とコード番号を伝えるか、カードを提示すると、それで一応信用されて宿泊などの予約・チェックインもスムーズに行くのが米国の特徴です。

スーパー
 スーパーも見学です。スーパーでの最初の買い物は「傘」です。自認する雨男ですが、用心のための傘は持たない主義者でもあります。食料品専門、雑貨専門、アルコール専門と日本に比べて細分化している様に思えます。それは偶々かも知れません。と言うよりか、「スーパー」の範疇でないのかも知れません。「専門店」というイメージでも全くありません。所謂「お店」という感じなんですが店員はレジに座っているだけです。何処かの街で「1$ショップ」を見た様に思います。日本の100均」です。これを見ながら、使い易さから言っても、確かに「1$は100円程度」と思います。ただ消費税がどうなるのか気になります。Aさんの自宅は閑静な住宅地ですが、地下鉄を降りて帰宅する途中、少し歩くと買い物モールがあって、その一つにスーパーがあります。

食料品専門スーパー
 私が行った食料品専門のスーパーは日本で言う有機野菜とか環境に優しい食品・容器を売り物にしています。米国の農産物と言えば「工業的農業産物」のイメージが崩れてしまいます。Aさんの話では他のスーパーに比べて高いと言うことです。商品の並べ方は殆ど日本と同じです。しかし、一人当たりの買い物の量が驚くほど多いのです。小型トラックでも要るのではないかと思う位です。わずか数品しか買わない私はこれじゃ順番を待つのは大変だと思いキョロキョロしていると、会計カウンターの上に「小口専用?」と書かれた札がぶら下がっています。そこは私の様な数品しか買わない人のための専用のカウンターです。確か「6品以下」と書かれていた様に思います。そこに並ぶと、すいすいと順番は回ってきます。日本のスーパーでも真似て欲しいと実感します。

米国一人旅(18)街の中で(6)日常生活(1)
 気になる魚類はそのコーナー自体が狭くて充実していません。種類も鮭鱒が中心で、少ない様に思いました。生食用は特に無いように感じました。これも当然かもしれません。決して彼らは「魚食の民」ではないのですから。果物は「リンゴ」のシーズンです。日本の様にピカピカ光っていません。「ノー ワックス」です。大きさもそんなに揃っていません。これらは米国では一般的なのか、それとも、そのスーパーの「販売戦略」なのかはよく分かりません。
 そのスーパーだけではないのですが、「干しぶどう」「ジャーキー」に代表される「乾燥品」が多い様に思います。「マグロのジャーキー風」も有ります。買って食べましたが、私の好みではありません。計量売りとパック詰め放題(パックに入るだけ入れても可)が思ったより多かった様に思います。これこそ販売戦略ではないかと思ってしまいます。


米国一人(20)街の中で(8)日常生活(3)
寿司
 発見!「寿司」を売っています。「環境に優しいのではなく、身体に優しい食品」と言うことでしょう。巻きずし、にぎり寿司の他に米国で発達した様な寿司「激辛手巻き寿司」もあります。早速味を見るために、にぎり寿司1パックを購入します。店内に飲食用のカウンターがあります。魚は新鮮で日本の鮮度よりも劣ることはありません。味も殆ど日本のスーパーで買うのと変わりません。醤油と山葵が付いています。しかし、しゃりと魚の間に山葵は塗ってありません(日本でもそうですが)。「山葵好きは日本人特有でしょうに」と思いながら。レモン1片が入っていました。不思議とこの量は日本の一人前ほどで、他の食べ物の様に異様に多いとは思いませんでした。価格は約15百円ほどです。(少し米国流の表記にしました。)日本のスーパーよりは可なり高めです。それはまあ当然でしょう。他の品物も比較のしようがありません。殆ど日本では買い物をしない私ですから。

会計方法
 会計の仕方は少し違っています。自分の前の人が勘定をしている間に買った品物を籠から取り出して、レジ用のカウンターに並べます。籠はカウンターの下へ置き、そこで籠とは「さよなら」です。籠を持ったままレジに進むと叱られます。実際、初めてのところではチョンボをしないように熱心に観察をしているのですが、いつもの癖が出て、叱られました。前の人の会計が終わると、そのカウンターは一区画レジの方へ動きます。それで会計係がレジを打ち、袋に入れてくれます。お客は袋に入れる必要がありません。そのための机もありません。どうもこの方式が、グローバルスタンダードで我が国の方式はローカルスタンダードの様です。 「袋の希望(紙袋とか)」を問われたのには不意打ちで参りました。キョトンとしていると、紙と合成樹脂の袋を見せてくれました。私は指で、「紙袋」を指定です。
 その店の中には机と椅子が並んでいて、持ち帰るのではなくて、そこで食べている人も居ます。私もその様にしました。お箸は日本同様に言えばくれるのかも知れませんが、そのテーブルには置いてありません。仕方なく「手で」食べます。矢張り「寿司」はこの点でも便利そのものです。このようにしてスーパーでの買い物は楽です。普通一言も会話を交わす必要がありませんから。
 言い忘れましたが、購入金額は少ないので私は紙幣と硬貨のキャッシュです。硬貨は良く分からないので、何枚も出すと、何かブツブツ言っているようでしたが適当に取ってくれました。シカゴのハンバーグ屋とは全く違い親切この上ない方でした。

追記:
 以降、外国へのパックツアーでも麦酒とか、ミネラルウオーターとかの小物はホテル近くのス-パーへ買いに行くようになりました。これは旅行慣れしていると言う見栄もありますが、安いのです。最近は日本の添乗員も手慣れたもので必ず近くのスーパーを教えてくれます。

韓国・日本用品専門店
 韓国・日本食材専門店もケンブリッジに有ります。食材だけでなく、例えば炊飯器などの家庭用品も置いています。ケンブリッジで長期滞在しなければならない人が、炊飯器、掃除機などの電化製品、食器、その他諸々の家財道具・消耗品、さらに出身地の特殊な食材まで全て揃えることが出来る非常に便利な店です。手ぶらで米国へ来て手ぶらで帰国する。そう言う話が分かるような店です。ここは、Aさんに連れて行って貰いました。Aさんご愛用の店でも有りそうです。
 ケンブリッジを中心にして或る意味で学術都市であるこの周辺は韓国や日本人の留学生・会社員などが多くてその店も繁盛しています。Aさんに連れて行った貰ったためかも知れませんが、そして日本人としては残念ですが、ウエイトは韓国にあり、日本は従の位置づけの様に思います。確かに日本人よりも韓国人の方が巾をきかせています。しかし、驚きました。その品数の多さに。日本の店ではとても一軒では品揃えが出来ないほど多くの種類が並んでいます。日本酒・明太子・韓国海苔を購入しました。このような店とか韓国・日本食堂には韓国人・日本人の店員がいます。便利は便利ですが、折角日本語が通じない米国に来ているので、買い物や食事ぐらいは日本語を避けたい気持ちも多々あります。これは勿論本当に「気持ち」だけの話です。留学生かその奥さんだと思うのですが、アルバイトだそうです。中には、異国の地で正に身をくずさんとする様なお色気たっぷりの女性もいます。

米国一人旅(21)街の中で(8)日常生活(4)
両替
 朝、ホテルで先ず両替をします。T/Cを現金にすること、コインを紙幣にすること、10$紙幣1枚を1$紙幣10枚にすること。の3つの両替です。ホテルではパスポート番号を書く必要がありますが、手数料なしで、T/Cを現金に両替してくれます。手持ち現金はやはり必要です。
 コインは注意して可能な限り使う様にはしますが、どうしても溜まります。外国人には何処でもそうですが、硬貨は使いにくいです。特に、米国では、10¢硬貨が異常に小さいこと、25¢(コーター)硬貨も有り、特にそう感じます。25¢硬貨は慣れると便利です。そう言えば、地下鉄も1$25¢でした。と言っても、実際、買い物では旨く使えません。硬貨が溜まってきて1¢硬貨を10個支払って、嫌な顔をされたことがあります。ですから、ホテルに晩戻ると「硬貨」がジャラジャラです。 1$紙幣は専らチップ用です。途中で、これが無くなると、大変です。余分に持参している必要があります。これでその日の準備は「OK」です。出発のスタンバイ完了です。

チップ
 心配していたチップも思ったより迷うことも有りませんでした。T/Cで支払う時も20$某かの代金にチップを加えて"Make it 24$,please."とおつりを貰うことも出来ました。実はこれは重要なことです。チップを必要とする所で、最低でも50$単位のT/Cで支払うときには必ずきちんとしなければなりません。敢えて英語で書いた次第です。
 チップですが、思ったよりも簡単に慣れます。お金のやり取りがある時には概ね15~20%、それがない時には、1$~2$。また、自分でレジへ行って支払う場合にはチップは原則不必要。これは旅行会社の人の原則説明です。
 そう言えば、食堂では必ず自分の「お席」で支払います。決して計算書を持って、「会計は何処か?」とキョロキョロ・ウロウロしません。食堂でのチップは少し注意が必要です。計算書の中に「サービス料」の項目があり、そこに金額が記入されている時があります。何となく計算書が来る前に店の雰囲気で分かります。客に対して店員が固定していないで、空いている店員が追加注文とかを聞きに来る、或いは観光客が多い店です。その様な時には、チップはサービス料込みで基準に合う様にします。あくまでも、チップは私が受けたサービスに対して払う対価ですから。 
 例えば、ホテルの売店などで、ジュースを買う時などは払いませんが、葉書を持って、切手を買いました。するとその店員は葉書にその切手を貼ってくれます。その様な時には躊躇無くニコッと笑顔で感謝のチップです。エコノミーなホテルですのでポーターはいません。荷物は自分で運びます。自分にチップを払いたくなります。連泊する時にも毎朝、極少額の「枕銭」を置いておくことも忘れません。しかし、これは些か抵抗もあります。その部屋の係の顔が全く見えないからです。時々フロント代わりに、聞いたり、頼み事をしたりする雑用のボーイには当然払います。ですから、
そのベルボーイには払うだけでなくチップをはずみます。私のためにしてくれた労働の対価と考えるとスムーズにいけます。
 しかし、タクシーにチップを渡すまでは抵抗もありながら、そのサービスは私だけのものですし、重たくて大きい荷物の出し入れもあり、重々理解しますが、観光バスのドライバーにも渡す訳です。ヨセミテで半日コースの米国観光バスに乗りました。
ドライバーはマイクを付けて、運転しながら、バスガイドの役目もします。下車観光では、下りて、見所の案内・説明もしますし、お願いをすれば、記念写真も撮ってくれます。これが、昔、英語の教科書に出て来ていた米国の観光バスだと納得します。最後に降りる時になって、席は一番前でしたが、「ちょっと待て。まさかチップは?」と思い、慌てて降りずに、他の乗客の様子の観察です。

注:
見知らぬ土地では、先ず、行動を起こす前に「観察」が大切です。その意味で「Aさん」のアドバイスは「若干抜けがあった」と思ってしまいます。

 皆さん某かのチップを渡しています。「エッ やっぱり」と思いながら、私は慌てて財布から相当額を出して、手に握ります。「サンキュー」とにこやかに、そして、当然のように渡します。しかしです。私にはそのドライバーのガイドは全く理解不能でした。何しろガイドする時も、ドライバーの使用言語は英語だった訳ですから。となると、何故地下鉄やバスに乗る時に渡さないのかと疑心暗鬼に陥りますが、そこはそれ、常識と言うことになります。



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