12の楽しみ!

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中岳・木曽駒ヶ岳(西駒ヶ岳) 2024.2

2024-02-27 21:06:35 | 

昨年に引き続き、今シーズン最初の雪山登山は木曽駒ケ岳を計画する。

天気予報では、雪のち晴れ。どうなるかなとも思いつつ、晴れ男なので大丈夫でしょうと床に就く。

しかし、起きると小雨が降っている!そのうち高気圧に入るはずと出発する。😁

 

ロープウェイを使う木曽駒ケ岳登山は、マイカー規制で菅の台バスセンターからだ。瀬戸からざっと130km、1時間30分とグーグルマップ。

サービスエリアでの朝食、駐車場ついてからの準備等考えて、始発のバスに乗るために家を5時に出る。

時々思うのだが、前泊しない日帰り登山は家を出るのがとても早い。時には4時出とか、3時出とかになると車中泊か迷う(笑)。

登山している人ってほとんど寝不足だよなぁ。

行動中は気が張っているので差ほどだが、お昼食べてゆっくりしていると眠くなる(笑)。


さて駐車場に入るところで目にしたのは、ベンチにずらっと並んだザック。あらま始発バスに乗るための順番取りか。

準備を整えてバスの時間に並ぶと、バス停からはみ出て最後尾(笑)。

前方におそろいの赤と黄色ツートンのジャケットのグループがいる。どこかのクラブ、山岳会かなと思っていると

背中に『遭対協』の文字、腕には『NAGANO POLICE』のワッペンが見えた。混同してしまうのだが、遭対協は長野県山岳遭難防止対策協会で通称:遭対協。

民間組織で山小屋関係者やガイド、市町村職員などで構成されている。一方警察組織として長野県警察山岳遭難救助隊がある。遭難に対しては官民協働の歴史がある。

昨年は見かけなかったので、登山者が集中する土日祝には入るのかもしれない。

バスは、始発には人数が多すぎて乗れなかったが臨時便が間もなく出たので良かった。😊

 

朝早いロープウェイの中はほとんど登山者、数名の観光客と写真愛好家がいる。

山に登らないならそんなに早く出かけなくても十分楽しめる。😄

登山者は、駅を降りて準備を始める。12本爪のアイゼン、オバーグローブ、ゴーグルかサングラス、ヘルメット。

その登山者等に声掛けをする救助隊の隊員たち。準備できた者から次々に出発していく。

冬用スパッツのファスナーが上手く入らず手間取り、外へ出たら思った以上に風が強くてオーバージャケットを取り出したりしているうちに最後の出発になった(笑)。

 

この景色サイコー!!
キラキラしているのはダイアモンドダスト⁉



既にありの行列(笑)。



トレースはしっかりついている。
木曽駒ブルーが素晴らしい!



天気良し!



時より吹く強い風。



カールを登りきったところで、宝剣岳を望む。



伊那前岳方面。昨年より雪がある。



さて、木曽駒ケ岳目指して歩く。
だいぶ登ってきて振り返る。宝剣岳と奥に中央アルプスの山々が良いね~。😎




東側には南アルプスが連なる。




今いる中岳から一度下って登り返せば頂上だ。




ほどなく到着。




頂上からの眺め。御嶽山は雲の中。



富士山が見える。昨年はなっかた雪が今年はあるね。




山頂に立つ木曽駒ケ岳神社。この山には信州、木曽、伊奈と3つ神社がある。
そのうち山頂には2つの社殿がある。木曽側にあるのがこちらで、もう一つ伊那側にあるのが伊那駒ヶ岳神社である。
そして、ロープウェイ千畳敷駅すぐ出たところにあるのが信州駒ケ岳神社。
神社をいう場合、駒ケ岳でなく駒ケ嶽と書く場合もあるようだ。御朱印は駒ケ岳となっているのでどちらもありかな(笑)。




エビの尻尾(シッポ)が見事。




風が強いと行動食をかじるぐらいで終わることもあるが、今日はさほど風もなく天気も良い、お昼はカップ麺を食し温まる。コーヒーも入れた。😁
たっぷり休憩して下山だ。降りてきて振り返る。まあまあの高低差。登るときはこれ登るのかと思うが、歩いていれば着くのだ。体力はそれなりにいるけど。




下山方向にそびえる宝剣岳。良い感じに撮れた。😎



双眼鏡で覗くと、トレースが見える。



あの斜面で滑ったら、この世とサヨナラね。



さて、千畳敷カールへ降りる。昨年は、凍った所と腐った雪のミックスでかなり緊張して下ったのだが果たして今年は・・・入ると雪が深くモフモフ!
午後からでも、パウダースノー状態がキープされてて安心だ。これだけモフモフだと滑落する前に雪に埋まるぐらいだ。
少し緩くなった斜面で尻セード(お尻で雪斜面を滑ること、スピードコントロールは必要)で楽しい!
さらに斜面が緩くなったところで立ち上がり歩く。スキーしてる人はいなかったが山スキーが十分可能だ。




駅に到着して、一息入れる。
左側のトレースは夏道ルート。信州駒ケ岳神社から延びるルートはバリエーションルート。




記念撮影、宝剣岳には登ってないけどね(笑)。



無事下山。
頂上では桂小場 からのクラシックルートで登ってきている人もいた。
味わいありそうだな。
今回はピストンでゆっくり登山。初級者に優しい雪山だが、天候が崩れると完全にホワイトアウトになる。
隊員の話では、カールの降り口間違えて救助した例もあるとのこと。油断は禁物。
今年は暖冬だが、この日の木曽駒ケ岳はサイコーだった。😆
駅のある建物の中から見る富士山と南アルプス。


先週の長雨で、雪の解けた山も多い。スキー場も閉じたりして。昨年登った伊吹山は完全に溶けて夏道が見えている。先日は落石があり1人が亡くなっている。自然相手の遊びに慎重さは必要である。特に雪シーズンはいつもより慎重でないと、と毎度思うのである。

今シーズンもう1回ぐらい登れるかそれともスキーかと休める日と天気サイトを眺めながら悩ましい(笑)。
昨年のブログはこちら

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