12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

工房風景

2020-06-22 12:00:03 | 陶磁

工房は昭和中期の古い建物。元はノベリティを作っていた製陶所。陶磁器でいうノベリティとは、人形や動物、装飾的な小物の総称である。製陶所終了後は、工房として貸し出され何人かの陶芸家を経て現在自分が所有。(所有までのエピソードも面白いので、またいつの日か)下屋はそのうちの誰かが作ったもの。もうウン十年物(笑)。

 

3年前はまだ大丈夫だった。

 

さすがにぼろくなった。穴が開いて雨が漏る。錆びたトタンが台風などで少しづつ剥がされていく。火災保険に入っているので台風などで大きく崩れてしまえば保険が適用される。一度保険鑑定を受けたのだが、雨漏りや一部破損ぐらいでは難しかった。そして台風が来るたび、壊れてくれないかなと思うのだがこれがなかなか壊れない(笑)。

 

錆びて剥がれてきた。

 

そして今年も梅雨の季節を迎える。一部屋根がないので雨漏りを通り越して、濡れてしまう。これでは使用に差し支える。柱の痛みも早い。崩れるのを待つといつになるか分からない。と言う事で、応急措置の修理を梅雨前にすることにした。プラのトタンは何年か前に(笑)買ってある。それを引っ張り出してきた。屋根から伸ばすと1枚と少しいる。母屋根から1枚張ってから気が付いた。

 

2枚目を下にひかないと、雨水が入り込むやん。2枚目が入るように、傷んでいる梁に刺したくぎをそーっと抜く。何とかきれいに抜けた。2枚目を差し込み1枚目と合わせて再び釘打ち。何とか完成。これでしばらくは大丈夫。

雨どいはだいぶ前に外した。

 

しかし問題は、もう一つの錆びて穴の開いた部分。同じように母屋根から張りたいのだが、この下屋に乗ることは無謀。釘が打てない。未だにそのまま。先日の雨で見たら、修理したところは調子が良かったが、手当てできなかったところから雨水が入り込み結局柱を濡らしている。何とか方法を考えよう。

うーん。どう修理するか。

 

アイディアひらめきますように!😀