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高山植物が、お出迎え〜 西吾妻山 〜

2018-06-23 15:39:59 |  山歩き
6月 18日 (月)

朝8時。白布温泉「西屋」を後にする

今日は、奥羽山脈南部 百名山 一座目、西吾妻山へ⛰

深田久弥氏も、白布温泉から西吾妻山を目指したと記している。でも、当時はリフトもなく、雪深い山道を誰とも会うこともなく歩いたそうだ。

もちろん私たちは、ロープウェイもリフトも使う。なにせ、3日間三座登るのだから、利用出来るモノは利用する。



8:20 天元台ロープウェイ 湯元駅 🚠




ルート



ロープウェイと、3本のリフトを乗り継いで、一気に「北望台」標高1820mまで上がる🚠

北望台から、分岐を左手に進み、「人形石」〜 「大凹」〜「梵天岩」〜「天狗岩」〜「吾妻神社」を経て、西吾妻山へ。下山は、若女平ルートを下る。


8:30 ロープウェイに乗り込む。



8:40 「リフトセンター」



ヒメサユリ


今日は、高山植物が期待できそう



3本のリフトを乗り継ぎ、



9:30 「北望台」着。
「安全の鐘」・・・鳴らしておけば良かった💧



サンカヨウ



登山前に、「五名峰展望台」へ。
蔵王、朝日、飯豊、月山、鳥海山が見えると言う。



大日岳・飯豊山方面〜



月山・鳥海山方面〜



ガスが、かかってよく見えません(-。-;


ショウジョウバカマ



9:50 登山開始⛰いきなり急登。




すぐに、雪渓が現れる。つま先で蹴りながら進む。



急な樹林帯を登りつめると、大きな岩がゴロゴロする台地に出る。


10:15 「人形石」



どの角度から見れば人形に見えるんだろ?



イワカガミ


コメバツガザクラ


チングルマ


高山植物が、続々とお出迎え


10:25 再び、西吾妻山へ向かう。



ここからは、木道が続く。
チングルマとイワカガミのコラボ



木道の傍らには、ずーっとチングルマの群生



紅い実



池塘



雪渓




10:45 「大凹」の水場



「大凹」を過ぎると、上りが始まる。



岩の急登になる。



ツマトリソウ



登りつめると、また広い台地に出て、木道が続く。ここでも、たくさんのチングルマがお出迎え



池塘が大きくなる。



タチツボスミレ



11:15 「梵天岩」


晴れていれば、東吾妻山が見えるそうだ。


梵天岩の先を下ると、一面の岩の海。
この辺り一帯を「天狗岩」と、言うらしい👺



その先の断崖絶壁に「吾妻神社」⛩



覗き込むと、大きな鏡が祀られている。



再び樹林帯の中へ入る。



と‼️山頂まで、あと10分くらいの細い平坦な山道で、突然、右脚をすくわれ、咄嗟に左手を付いたが、転倒‼️

相撲技で言うところの、「外小股」をかけられた感じ。

おデコを石に、ぶつける‼️
シャーンと、いう音がおデコに広がり、一瞬何が起こったのか分からなかった(・・;)

靴紐の輪が、草に隠れた木の根に引っかかったのだ💧靴紐は、二重に縛っていたけれど、そのわずかな隙間に、木の根がうまーく入っていた💧

おデコのタンコブは、みるみる大きくなり、タマゴ?ぼた餅?くらいの大きさに💧

すぐに、湿布と登山用ナイフを取り出しておデコに貼る。
去年の誕生日に娘たちからもらった登山用ナイフが、初めて役に立つ(苦笑)



頭痛ナシ。吐き気ナシ。手脚の痛みナシ。
仲間が心配する中、私はいたって元気で、片足バランスも出来るので、再び歩き始め…



11:50 西吾妻山 山頂 標高2035m。日本百名山⛰


木々に囲まれ、眺望ナシ!

山頂は、山の中にできた大きなハゲの様な所にあった(笑)標識がなかったら、通り過ぎてしまいそうな山頂。
「ここが山頂?」と、みんなで笑う^_^;


眺望を求めて、西吾妻小屋へ。左手奥の赤い屋根が、西吾妻小屋。


晴れいれば、磐梯山、桧原湖が見えるそうだ。

たくさんの人が、ここでお昼ご飯を食べていた。
私たちも、ここで🍙

チングルマとイワカガミを眺めながら





12:40 下山開始。皆は「若女平ルート」を下る。



私は転倒したので、会長から、「サブリーダーのM山さんと来た道を戻り、中大嶺分岐から、かもしか展望台〜北望台〜ロープウェイ・リフトで下って下さい。」と、告げられる。皆と一緒に歩きたかったけれど、こればかりは仕方ない…。若女平ルートは、上級者向きとの事。
M山さん、私に付き合わせてゴメンナサイ。ロープウェイ・リフト代は、私が支払いますm(_ _)m

M山さんと、2人で下山する。M山さんが、「若女平ルートは、樹林帯の中で何の眺望もないから、かえってコッチのルートの方がいいと思うョ。」と。

タンコブは、湿布でヒヤヒヤ冷やしているので、気持ちがいい。体調も変化ナシ。むしろ、元気。
2人で軽快に歩く。


タカネサクラ



12:50 吾妻神社に戻って来た。



来た道を逆に歩くのも、景色が変わって見えて、また面白い



13:15 「大凹の水場」



木道に出ると、間もなく35人のパーティに追いつき、なかなか前に進めない。木道の下は「立入禁止」で、歩くわけにいかない。


木道が終わり、上りで渋滞した所で、先に行かせてもらう。


コバイケイソウ



13:15 「かもしか展望台」



ムラサキヤシオ



13:45 「北望台」へ戻って来た。
つくづく思う…、鳴らしておけば良かった「安全の鐘」



リフトを3本乗り継ぎ 、



14:30 天元台高原駅 着。



駐車場に戻り、仲間が下山する若女平登山口で待つ。



15:30 他の4人も無事下山。



若女平ルートは、M山さんが言ってた通り、ぬかるんだ道をひたすら下るだけの面白くない道だったそうだ。


* * * * *

思わず西吾妻山から、おデコにKissされちゃったけど、無事で良かった。

転んで一瞬頭をよぎったのは、「59歳 女性。西吾妻山 山頂直下で転倒。頭を打ち行動不能。救助ヘリ要請有り。」
・・・なんて事にならずに済んで本当に良かった。

あの時、靴紐を全て靴の中におさめていタラ…、めんどくさがらずにゲーターを付けていレバ…。
タラレバは、後の祭り
よい経験となりました。


おデコにタンコブ付けながらの山行だったけれど、西吾妻山の魅力は、急登の先に広がる広大な台地に続く木道を、高山植物に迎えられて歩くこと



晴れていれば、吾妻連峰の眺望が広がり、その山塊の大きさを感じられたのでしょう。

でも、梅雨時ですから、これで十分

ヨーキ君の一番好きな花、チングルマに包まれて気持ちよく歩きました


⛰ おしまい ⛰








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2 コメント

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アクシデンント (Sora)
2018-06-25 17:36:38
危なかったですね。痛かったでしょう。
靴ヒモの輪が、切り株・根にひっかっかる?なんて想定外ですよね。たぶん普通の蝶結びだったら、ヒモが外れるのでは、よっぽどきつく結んであった?やはり鐘を鳴らさなかったから?
いずれにしろ、ヒモの輪をクツに押し込んでおくなんていう注意なんて、私も考えてみたこともありませんが、今度見直してみましょう。

私は眼鏡をかけてますから、前のめりに転んだ時のリスクは、眼鏡を破損することなので、眼鏡には後ろでバンドをしてますし、代わりの眼鏡も携帯しています。
ま、うちどころがおでこで、こぶだけでなんとかなったのがそれでも幸いでしょうか。今度、ヘルメットをつけて登ってみますか。
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soraさん、痛かった… (jun)
2018-06-26 09:12:33
おはようございます^ - ^

はい、おデコを打った瞬間は立ち上がれなかったです(>_<)でも、不思議なもので、タンコブになってしまうと、触らなければ何も痛くなく、その後の山行に支障がなくて良かったです。
ホントに想定外のアクシデントでしたが、草の下に隠れている木の根には要注意ですね。今度からは、一休さんの様に、真ん中を歩きます(笑)

靴紐は蝶結びの上を、さらに、こま結びで二重に硬く縛っていたので、やはり鐘を鳴らさなかったので転んだのでしょう(笑)soraさんも、念のため、靴紐は、靴の中に押し込んで下さい。
メガネをかけてると、尚更心配ですよね。予備のメガネも準備してるのですか。やはりsoraさん、万全の体制で山にのぞんでいるのですね。

〉今度、ヘルメットをつけて登ってみますか。〜
はい、そうします。私が転んだ次の日の磐梯山では、Eさんが、さっそくヘルメットをかぶりましたよ。私の様な顔になりたくなかったのでしょうねー^_^;
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