( 鏡湖は 放水も無く 静かな流れ。)
高知・室戸では 今 菜の花が 盛りとなって来たというニュースがありました。
春の花として知られる菜の花ですが 1月とは早すぎる!? と 思いました。
菜の花は 春の初めに 1日10cmも背丈が伸びて その先端に花を咲かせます。
冬の寒さの中で育った菜の花は 初夏の暑さに耐えられないので 暑くなるまでに
花を咲かせ タネを作ろうと急いでいるのです。 背一杯に伸びて花を見せ 虫たちに
ここに居るよ! アピールしています。 慌てん坊、せっかちな花ですね・・。
土田さんに 植物博士 と言って頂いて のぼせ上がるほどでは ありませんが
樹木は動けないのに 何故人間より 長生き ? というのが興味の原点でした。
春に花を咲かせる植物は 冬至が過ぎ 夜が短くなって来ると その長さを
感じて つぼみを作ります。 こぶしなどは秋の終わりには もう暖かい外套の
つぼみを持って 冬を過ごします。 でも余り早く花を咲かせると 体が充分成長
していないので 多くの種を残せません。 体がよく成長した植物の方が 多くの花を
咲かせ タネを多く残せるのです。 生き物には全て 種族保存の本能があります。
これが基本だと思います。 人間にも この考えは当てはまりますが 人間の生きる
目的は別にあるので 健康オタクでは植物と同じレベル ? と神様から言われそうです。
写真は 文章とはほとんど関係がありません・・。 久しぶりに行ってみた鏡湖と
鏡川周辺の景色です。
水量は ほぼ満水。 昨日の雨で 更に増えたかも・・?
鏡川の上流。
高知自動車道が 鏡川と交差します。
紅葉が遅いせいか 針葉樹が多いせいか 山も豊かな色合いがあって 穏やかな感じです。
鏡湖ダムへの道。
竹林も風情があります。
鏡湖ダムの土手に 水仙。 まだつぼみが付いたほどで やはり高知市内とは 相当の温度差。
こぶしのつぼみ。
山茶花は やはりきれい・・。
午前中雨でしたが 午後には上がり 夕方は美しい夕焼け!