( アガパンサス 別名 紫君子蘭(むらさきくんしらん) ギリシャ語で 愛らしい花 )
『 人類の物語 』((ユヴァル・ノア・ハラリ作)を読みました。作者はまだ若そうなイスラエルの歴史学者です。
子供向けに書いてあるので とても分かり安いです。しかしその内容は画期的です。 私の心配している事柄を 具体的に
指摘してくれます。
驚いたことには You Tubeで彼のインタビューが多く載っています。ここ十数年 人類の歴史を俯瞰して現代社会や未来に
ついて 様々な洞察をしています。彼のことを最近まで全く知らず 不明を恥じる訳ですが 歴史学者の彼が言うには
①核戦争の危険 ② 生態系の崩壊 ③生成AIなど人間を超える人工知能の進化で起こる技術的諸問題が重要課題 だと
言います。 今日は ③番目の問題について彼の考えを 少し紹介したいと思います。
スマホを購入する高齢者が増えていますが 未だガラケーを使っている人々も多い。スマホに変えても やっていることは
電話・メール(LINE)と写真程度。 本来スマホが持つ機能の100分の1も使っていません。 高価な無駄づかい・・?
今世の中の変化が早いです。 果たして高齢者はこの流れについていけるでしょうか ?
ハラリ氏は 世の流れについていけない人々を 『 役立たない人々 』と呼びます。単なる蔑視ではありません。デジタル化
について行けない人々を指します。一方世界でビッグデータを独占して データ独裁を確立し膨大な利益を収めている企業が
あります。 中国はデジタル化が進んだ国の一つですが あらゆる所に防犯カメラがあり 監視社会となりつつあります。
ハラリ氏が恐れるのは 私たちの情報(データ)が企業や国家に握られ 多くの人々が情報にコントロールされる世の中です。
今色々なアプリを使う時 登録を要求されます。買い物をする時クレジットカードの番号まで教えます。住所 年齢だけでなく
何を買ったか 幾つ買ったか全て記録されます。 そうすると人々の趣向が分かり 次にアプリを開くと色々お薦めが出て
きます。前回買った物も教えてくれ 更に買い進めるように導かれます。自由な筈の買い物が誘導されコントロールされます。
政府はマイナンバーカードを保険証に代えて国民に使うよう期限を決めています。 私たちの病気・薬・病院を 一括管理して
病歴、身体や心、脳の状態 趣向 精神的特徴迄 国が把握する危険があります。便利な点もあれば 私たちのプライバシーで
ある心身の情報がハッキングされる(乗っ取られる)可能性があることです。 ハラリ氏はそう指摘します。防犯カメラが外
から私たちを見つめ デジタル保険証で人間の内側まで把握します。そんな時代が来ます。ハラリ氏が技術的混乱の恐怖と呼ぶ
のは そういうことです。
ハラリ氏は問います。 国や企業に貴方の心を読まれたいですか ? 隠したいこと 知られたくないこと プライバシーが
あるのではないですか ? 今や企業の採用においても ローンの申し込みに於いても 人間の判断ではなく コンピュータが
NO と言っている ! ということで決定されます。私たちは粛々とコンピュータの情報に誘導され 判断を操作されます。
そんな社会がいいですか ? と。
グラジオラス。 別名 唐菖蒲(とうしょうぶ) 6月から8月くらいまで咲く。
上から下まで 花を咲かせる。紫色は珍しい ?
いつもの朝顔。 私は西洋朝顔かと思います。
白いキョウチクトウ。 早咲きと遅咲きがあって 10月頃まで咲く。
夾竹桃 と書きます。 花が桃の花に似ていることから 桃の名前がついてますが・・。
アルストロメリア・プルケアと言います。 百合水仙(ゆりずいせん)とも。
姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん) モントプレチアとも。
ネムノキ。 風変わりな花ですね。 ねんねの木 眠りの木とも。
擬宝珠(ぎぼうし) 涼しげに咲きます。 橋の欄干にあるタマネギを想像して・・。
半夏生(はんげしょう)。季節を現す言葉でもあります。 葉が半分白くなる・・?
カンナ。 ちょっとグラジオラスにも 似ていますが。鏡川の土手には結構多く咲きました。
黄ショウブ ? 川辺に咲いています。
ムラサキルエリア。 原産は中米。南アジアに帰化。 ちょっと気持ち悪い感じ ?
毎年同じ場所に咲く 時計草。 パッションフラワー。 受難の花とも・・。
久方ぶりの 時計草、 いつ見ても マカ不思議な花です。一度生の現物を見たいものです。