ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  本格的な秋がやってきました !

2024年10月09日 | 自然 花 写真

( 秋によく見る うろこ雲。 これからは こんな空もよく見られるでしょう・・。)

 

さすがに暑かった夏も終わり 秋らしい陽気になりました。寒露(かんろ)の季節、草に宿る露が冷たく感じるという季節です。

今年の猛暑は草花にも影響を与えたらしく 埼玉の彼岸花は2週間遅れで満開といっていました。高知では 今も彼岸花が咲いて

います。彼岸花にも早咲き 遅咲きがあるようですが 今迄は お彼岸時に咲くというのが習慣のように守られて来たように思い

ます。私が驚いているのは高知の何処でも彼岸花が綺麗に咲いていて 今年は当たり年かと思われます?? 

 

鏡川の河川敷の ある区画をいつも手入れしているおばさんがいる。私は週3回ゴミ出しをするが その際次いでに 朝の散歩を

します。幾つかコースはありますが メインは鏡川です。朝の6時でも 河川敷の世話係のおばさんに出会います。近くの喫茶店でも

会うので 時々挨拶して親しくなりました。そのおばさんが言うのには 今年はコスモスが余り咲かない !?  他の雑草に挟まれて

しおれてしまっているということです。

 

確かに雑草の繁殖はスゴいです。以前も書きましたが 植物の世界にも競争があります。地中には多くの種があり 根があります。

地中の気温により芽を出しますが 陽の光を多く浴びようと背を伸ばし横にも広がり いわば押しくら饅頭で他を圧倒して 勢力を

伸ばします。花を咲かせ 子孫を残す為 種を運んで貰います。これも生存競争です。彼岸花は地上の葉や茎は枯れますが 地中で

球根が生きており 分球して翌年再び花を咲かせます。 宿根草(多年草)と言います。 球根で増えるチューリップや百合もそう

です。コスモスは1年草なので 種から発芽します。

 

今年の猛暑はやはり 鏡川土手のコスモス(秋桜)にも悪い影響があったようです。簡単に言えば勢力争いに負けた・・ということ

です。秋の風に揺れる秋桜 広く咲き出しており あぁ秋桜の季節が来たな~と思ったのですが 毎年面倒をみているおばさんから

すると その勢力は去年に比べ ずう~と小さいそうです。他の雑草にもまれて(囲まれて) 勢力を伸ばせなかったようです。

野生の草花の密植状態で 芽が出ても 充分生育出来なかったようです ?  

 

福岡では今年の暑さで 未だ普段9月下旬から咲き出すのに 未だコスモス畑は一面緑だそうです。 7月の気温が高かったので 

コスモスの発芽が余りうまく行かなかった ? 雨が少なかったのも一因だったらしい。福岡でも彼岸花が遅くまで咲いており 

見頃がズレているようです。コスモスの見頃は10月下旬とのこと。野菜の価格にも影響し 高騰しています。季節のズレは自然の

変化ですが  猛暑で生育不良による物価の高騰となると 私たちの生活にも影響してきます。

 

黄花コスモスの群生。 黄色が目立つので虫や蝶が多くやって来る・・。奥に見えるのは葦(あし)

草むらの間から 茎が伸び 花が咲く。 白い彼岸花。 背が高いので見つけ安い。

コスモスも頑張って細い茎を伸ばし 花を咲かせています。 雨風に弱いですね・・。

水の中でも草は生えます。浮葉性植物と呼ぶようですが 名前は分かりません・・。

カッシア・コリンボーサ と呼ぶそうですが・・。アンデスの乙女とも・・。

ノウゼンカズラも長く咲いてくれましたが もう見納めのようです。

黄色い彼岸花。 鍾馗水仙(しょうきずいせん)と言いますね。

ヤナギバルイラソウ。 多年草。 生態系に被害を及ぼす危険がある外来種。    盛んです。                        

秋明菊(しゅうめいぎく)ですが 高知ではあまり見ません・・。

ケイトウ(鶏頭)も 普通に見られるようになりました。         

             

     鏡川に自生するカンナ。葉っぱが大きいですね・・。

              

   いつもチェックしているレモン。 大きさも充分 色づいてきました。

鳶(とび)の勇姿。サギも鳩もいます。 ♫ みんな みんな 生きているんだ 友達なんだ ♫

 

 

コメント (1)
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