( 金木犀(きんもくせい) 色も香りもよくなってきました。 )
二十四節季の霜降(そうこう)が明日です。早朝に霜が降り始める時期のこと。この時期気温がぐっと下がり 空気中の水分が
凍って草木の表面につく これが霜ですね。確かに高知でも最高気温が下がって来ました。来週はもう25℃以上の夏日は無くなる
のでは・・? それと湿度がぐんと低くなりました。私の部屋で30%です。肌枯れが心配される・・なんてTVでは言ってました。
日本晴れと昔は言いました。雲一つ無い快晴の秋 天高く馬肥ゆる・・のイメージです。
今回は『 地球温暖化の科学 』という本を参考にして 気候についての基礎的なことを学ぼうとブログを書いています。今地球では
温暖化によって異常気象が各地で起こっています。 異常気象とは。 30年に1回も起こるか起こらないか? という現象です。私の意識
では伊勢湾台風(1959年)や西日本豪雨(2018年)です。 今年は 『 救急車の夏 』というイメージが ぴったりの熱中症 或いは
コロナ感染者の増加がありました。 コロナのようなウイルスの発生リスクは温暖化によって高まると言われています。私たちが健康な
社会生活を維持するためにも 温暖化防止が大切ということです。
異常気象かどうかを判断する基準を平年値と言います。例えば2021年をポイントにすると 1991~2020年の30年間の平均を基準に
この数値から著しくかけ離れると異常気象だと言います。これを10年毎に更新します。ですからこの30年間無かったような高温
大雨 強風 寒波 干ばつ 等が生じた時 気象庁では 『異常気象』という表現を使います。
この異常気象を発表するのは『 気象庁 』です。全国の気象を観測しています。海洋・地震・火山なども観測し その資料を
収集して天気予報や気象警報を発表します。高知にも高知地方気台があります。気象庁では気象レーダーや気象衛星など様々な
方法を用いて現在の気象状況を観測します。
異常気象と似た言葉に『 気候変動 』というのがありますが これは長いスパンで 数十年から数百年 場合によっては数千年
という長い年月をかけて変化する 気候の変化を意味しています。約1万2千年程前に寒い時期が終わり。 温暖期に入りました。
これは地球の気候変動なわけですが。私たち人類にとってはラッキーな時期に当たります。 農業が始まり 食料が安定して確保され、
人口も増え 人類は 『 移動から定住へ 』 生活スタイルを変えました。
その後も地球は温暖期と寒冷期を繰り返しますが 度々言う様に18世紀頃から人為的な気候変動要因が加わり その結果 異常気象が
多発しているのです。1900年以来気象庁が発表した陸上の平均気温はジグザグを繰り返しながら上がっています。特に1980年以降
急激に上昇しています。気象庁研究所の温暖化予測では日本付近は2~3℃ 北極圏は6~8℃上昇すると言います。
夏場氷が溶け 北極海航路が開かれ 将来世界の大動脈になると予想されます。
牧野植物園の十月桜(じゅうがつざくら)。 ピンクと白っぽい花が 混じっているような・・。
前回も載せた十月桜です。 桜の花びらは五枚ですが この花は多い ?
吾亦紅(われもこう) 久し振りです。 牧野植物園で見ました。
マツムシソウ。 昔は薬草だった。 松虫が鳴く頃に咲くので 松虫草 ? ?
ジョウロウホトトギス。 牧野博士の命名。 牧野植物園ならではの花。
ホトトギス。 花びらの斑点模様が鳥のホトトギスに似ているから。
秋明菊(しゅうめいぎく) 仲々完全な形をした花が無いのですが・・。
砂地のようなところに広がったコスモス。 次回は越知町のコスモス祭り ! をお送りします
ザクロ(石榴)も実ってきました。
お多福南天も紅葉。葉の紅葉がきれいで よく見ます。
錦木(にしきぎ)の紅葉。 少し萎れている感じですが 昔の人は 鮮やかさを『 錦 』に例えた。
ガマの穂。 棒がはじけて 種が飛び散っています。
我が家のブーゲンビリア。台風で花が落ち 葉が萎れていましたが 又つぼみを付け始めました。
オリオン座の流星群が見える・・というので 朝4時頃 外へ出ましたが・・? 左は月。右にオリオン座。