( 梅の香に誘われて お城の梅林に 日参しています。 もう五分咲きから 満開に近い・・。)
2月12日は 午前と午後2回お城の梅林へ行きました。肝心の 『 枝垂れ梅 』が石垣や詰門の
近くにあるので 午前中は日当たりが悪いのです。 やはり花は 豊かな日射しの中でこそ本当の
美しさがあるのだと思います。相当のカメラテクニックがあれば 芸術的な写真を狙い 逆光や影の
下でも 美しい花の写真が撮れるのかも知れませんが ほとんど記録写真に等しい私などには 光が
大いなる助け手になっています。
午後は期待通り 西に太陽が回って 裾野を広げたように 枝垂れ梅全体が 陽に照らされ もう
満開近い状態で 美しく 又香しく見ることが出来ました。多くの人々が それも大きいカメラを
携えて来ていました。午後には地元のテレビ局も撮影に来ていました。見る人々の中に ガイド歴
25年という高齢者もいて 色々説明をしていましたが そこに地元歴80年位の女性がいて ?
どちらが 西か東かを 言い争っていました。
一方はガイド歴にかけてこちらだと言い 他方は毎日くらいここへ来ているから間違いないと言い
双方が折れないので 次第に声高になり周囲の人々も耳を傾けるほどに・・。 まぁそれぞれ沽券
(こけん)というかメンツというか 長年築いた確信があるのでしょうが そこへ割り込む形で
私の意見を言えば 太陽は午前中東から昇り 午後は西から光を当てながら沈んでいく訳ですから
午前中の太陽の方向が東 午後の太陽の方向が西だと思います。人は昔からそうして方角を求めて
来ました・・・。
私は謙虚ですので ? 口を挟みませんでしたが 私も長年太陽の位置を気にしながら写真を撮って
きているので ある意味確信はあるのです。 まぁ高齢者 三者三様の意地の張り合いという所で
矛を収めましょう。 それでも皆さん年の功で 後々は雑談で言い争いを忘れたように和やかに
可愛いテレビ局のアナウンサーの質問に答えていました。 毎年三分咲きになった他の梅の枝を
先着100名にプレゼントしてくれるので( 私も去年貰いました・・。)更に多くの人々が
やってくることでしょう。もう七分咲きから満開に近いですが 朝方の枝垂れ梅をご覧頂きます。
そういうと今日はバレンタインデー ! 兄の亡くなった命日でもあるので お祝い気分は
遠いのですが 予期しない形で貰うと それはそれで うれしいものですね・・!?
バックの黒い壁は 詰門(つめもん)と言います。壁に近い所はどうしても日陰になります。
これは別の木の梅。 よく陽が当たっている方です。
皆さんの注目の的の オジロビタキ。 それは仮称で正式にはニシオジロビタキとか 仲々細かい?
日陰だと こんな感じになります。
これは全く逆光になって 花もつぼみも冴えません・・。
手前の枝垂れ梅に 淡い陽が指しています。
日陰だと この辺りが 限度です。
花の付き方で 陽が当たったり 影が出来たりで これはこれなりの美しさです。
もう五分咲きです。
これが全体像ですが 日陰が多く 手前だけ光が当たっています。
少し時間が経ってからの 枝垂れ梅。 徐々に光が当たってきています。 次回は午後の枝垂れ梅を!