たわごと、独り言

テレビ大好き、映画大好き、おしゃべり大好き、あなたは?

家政婦のミタ

2011年12月10日 22時45分15秒 | テレビ番組
まったくなんてドラマでしょう


出てくる人みんな感じ悪い人ばかり

いわゆるいい人なんて皆無


母親を亡くしたばかりの阿須田家の子供たちでさえ

自己中心的でもうばらばら


自殺したお母さんの保険金で賄っているって言ってるけど

家政婦を早朝から毎日雇っているなんてありえない生活ぶり
 

長女はお姉ちゃんだからみんなの面倒を見させられているけどいつもいらいら

現実逃避にボーイフレンドと大人な関係を持っちゃうし

長男もいらいら 二男はお受験のことしか考えていない自己中

末っ子だって可愛いけど困ったチャン まあ唯一の救いだけど


一番ダメダメはお父さん 妻を自殺にまで追い込んでしまうほどのダメダメさ

まあ自殺した母親だって子どもを残して死ぬなんてありえない母親ぶりだけど


お隣さんにいたっては無神経ぶりにはカチンと来たけど

怒鳴るしか能のないお爺ちゃん 傍迷惑な義妹のうらら といらいらさせられる


もう見るのがつらいほどの感じ悪い人たちオンパレード

家政婦のミタさんは無表情、まるでロボットのような無機質ぶりが輪を掛けます



なぜかドラマの導入部でかかる音楽がハリーポッター的な不思議な音楽で

早朝淡々と現れるミタさんと相まって不思議な感覚です


荒唐無稽な家政婦の対応が 徐々に隠されていた家族の根っこをあらわにして本音が赤裸々にされ

いつの間にか家族がまとまっていくのが不思議な爽快感を醸し出してくれます


そしてミタさん自身ふっと表情が和らいで人間らしい感情が湧いてきているようでもあります


まあ夫や子供を自分の不始末で亡くしたんだろうな位の想像はしていましたが

それを上回る不幸ぶり


触れて欲しくない過去を根掘り葉掘り聞きたがる子供にいらっとしたけれど

自分のことしか考えていなかった子供たちが ミタさんを心配してのおせっかいをするまでに成長したのかな


子どもたちが自分の名前通りの役割をミタさんのために一生懸命こなす姿はある意味感動的でもありました



久しぶりに見た松嶋菜々子 あんまり好きじゃなかったけど 

今回の抑えた演技の中でうっすら見せる人間臭い表情が 意外にうまい人なんだなと再認識しました


コメント
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