オーロラ

バレエ大好きな私にぴったりな映画

それが「オーロラ」です


フランスらしいシックな映像と静かな、絵本のようなおとぎ話

パリ・オペラ座のトップダンサーが幻想的な世界を作り出しています


何より主役のオーロラ姫を演じているマルゴ・シャトリェが可憐で美しい

バレエを踊る姿は本当にきれいです

すぐ脱いでシュミーズ姿になってしまうのはアララ…ですがでもきれい


王妃役のキャロル・ブーケはさすがの貫録

重厚感を与えてくれます


子供のころ読んだ絵本の王室とは違って

おとぎ話ながら現実的な小さな王国　金策に悩みながら統治能力に欠ける王

なぜ踊ることを禁じられているのか分らないけど

ひたすら踊ることしか考えていないお姫様は無表情でちょっと怖い

そしてそんな姉を見つめる弟王子も夢の世界のよう


各国の王子がプロポーズに来るのに自国の踊りを披露しますが

中東風の踊りは圧巻　素晴らしくって何度も見てしまいました

ジパンゴって日本？風はちょっと疑問

暗黒舞踏のようなおどろおどろしたダンスは

異質過ぎてついていけません

何もこんなのにしなくっても…


後半になって愛する画家が殺され雲の上で踊る二人は

素晴らしいバレエテクニックを見せつけてれくれますが

話としては…　　む・むずかしい

観念的すぎる

前半のおとぎ話と後半のファンタジーは苦しい


バレエ好きのために作られた映画と思ってみれば

とってもきれいで好きだけど話としてはもうちょっとなんとかならなかったのかし
ら

好きだけど若干の消化不良が病みつきになりそうな

不思議な映画でした


それにしてもあの弟王子は美少年ですね

美味しいビール！！

最近ビールの美味しさに目覚め週末は「ご苦労さん」ということで

缶ビールを一本御馳走になっております

でもビンボーなので発泡酒


それでも美味しいしいい気持ちになって寝てしまう安上がりな私です



先日叔父が新宿中村屋で御馳走してくれました

時々行くカレーの階ではなくも一つ上の階


リッチなところであります


お料理もコース


従姉妹とダンナはお肉のコース、叔父と私は魚のコース

飲み物はまずは乾杯ということでビールを


グラスビールでしたがこれが絶品


えびすとのことでしたが

今まで飲んだことのない美味しさ

泡がクリーミィで苦くないのです

なんで？

あまりの美味しさに全部飲みたかったのですが

ここは新宿　寝ちゃうわけにはいきません

涙をのんで半分でやめてダンナにあげました



今日見たテレビ番組「アインシュタインの眼」ＢＳＮＨＫ衛星第２で

ビールの泡の秘密をやっていました


サーバーで注いだビールが入れ方（泡の立て方）によって味が違うとのこと

名人高橋の「高橋注ぎ」なるテクニックのビールはクリーミィで一味違う


これです！あの中村屋の美味しいビールの謎が解けました


びんではなくグラスで出てきたのもきっとサーバーで注いだものなのでしょう


幸せなひと時を過ごした後

家で飲む発泡酒は泡が大味であまりおいしく感じられません


ダンナは連日の暴飲暴食がたたってダウン

まあこれからは身の丈に合った生活をしましょうね


贅沢を味わった後の普通の生活はちょっと寂しい


でもまたあのビールを飲みに中村屋へ行きたいものです

がんばっちゃおうかな