三養醸造(山梨市牧丘)から、山ソービニヨンのワインが2種類入荷。
山ソービニヨンは、日本在来の山葡萄とフランス原産カベルネソービニヨンの交配品種。
1990年、山梨大学の山川教授(当時)が交配した品種なので、山梨ではメジャーにしたい品種ですが、酸が強いワインなので、各ワイナリーが苦労している品種です。
上記の山ソービニヨンは、安い方1836円(税込)です。
酸が強いので、海外の酸の強いワインに飲み慣れている方には違和感無く飲んで頂けそうです。
ラベルのアンカーは、地元に根差したワイン造りを目指す、三養さんのモットーを表しています。
ワインを醸造する家業後継者の山田さんは、4代目です。
こちらは、樽熟成の山ソービニヨン、2160円です。
原料の山ソービニヨンは南アルプス市産。
このワインは、委託醸造だったのですが、事情があり、キャンセルされたワイン。
よって、当初の価格より、大幅に値引きされているとの事。
樽熟成なので、山ソービニヨン特有の酸は気になりません。
しっかりしたボディで、今からも瓶熟していくだろう可能性を秘めています。
3年後くらいが最も美味しいかも。
醸造家の山田さんは、和やかな癒し系の方です。
ワインに対する真摯な姿勢を、ゆっくり話されます。
山梨のワイン業界を代表する一人です。