山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

イマ時はロゼ

2024-08-17 16:10:33 | ワイン四方山話

有名なワイン評論家が講演会で、

今のヨーロッパのワインの流行は、オレンジかロゼですよ。白も売れる。赤は売れない。特に重い赤ワインは敬遠されている」そうです。

来ましたね、山梨の時代が。

やっと時代が山梨に追いついた(おおげさです)。

山梨は白の産地ですから。

赤は軽い赤が多い。

そこで、お勧めのロゼワイン、ベスト3(ベスト3と言っても、売り場で3分ほどタタズミ、ピックアップした3本だけど)。

写真左は、丸藤葡萄酒(勝沼町)のルバイヤートロゼ、1,320円。

このロゼのポイントは、安価な点

レトロなラベルデザインは、50年は経っている伝統のラベル。

マスカットベリーAを中心に、数種類の葡萄を使い辛口に。

いまどき、国産葡萄100%のワインで、この価格は見当たりません。

写真真ん中は、塩山洋酒(甲州市塩山) ドライゼ 1800円。

このロゼワインのポイントは、巨峰とピオーネ

シャインマスカットに負けた巨峰、ピオーネは絶滅危惧品種。

それを味わえる貴重なワイン。

香りも良いですね。辛口。

写真右は、矢作洋酒(一宮町) 甲斐国一宮 1650円。

このロゼのポイントは酸化防止剤亜硫酸塩無添加

白ワインと赤ワインのブレンドで、やや甘口。

いま流行りの自然派ワインですが、私の記憶ではずっと前(30年?)から、このワインはあります。

矢作社長曰はく「昔は生協でよく売れた」。

時代が追いつきましたね。

ロゼワインが売れるのは、食事に合う、食事を邪魔しない点

食事が軽くなってきたからですね。

よろしくお願いいたします。

 

 


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