日本ワインコンクールには、コストパフォーマンス賞という賞があります。
金賞または銀賞受賞の中で、2000円以下の一番評価の高いワインが受賞します。
それはそうでしょう。
1万円のワインと、2000円のワインを、同列で審査するのは、公平ではない(しかし、実質そうなっていますが)でしょう。
2024年の甲州種部門では、アルプスワイン(一宮町)の甲州ドライが、金賞(全体の4番目)とコストパフォーマンス賞を受賞しました。
しかし、発売時に、アルプスワインは2200円に値上げました。
受賞時には2000円以下だったのですが、発売時に値上げになり、コストパフォーマンス賞は辞退したことになり。
代わりにコストパフォーマンス賞を受賞したのは、銀賞(全体の7番目)で最も安い蒼龍葡萄酒(勝沼町)のシトラスセント、1870円です。
シトラスセントは、味に定評があり、2011年と2013年には、日本ワインコンクールで金賞を受賞しています。
棚からぼた餅という表現で良いのでしょうか。
コストパフォーマンス賞おめでとうございます。