武井アカデミー>宅建・行政書士合格受験講座(ー講師:武井信雄)

宅建・行政書士受験講座と資格勉強法
(主催:武井アカデミー)

【問41】 宅地建物取引業者

2013-01-22 11:50:16 | Weblog
【問41】 宅地建物取引業者Aが建物に係る信託 (Aが委託者となるものとする。) の受益権を販売する場合において、宅地建物取引業法第35条の規定に基づいてAが行う重要事項の説明に関する次の行為のうち、宅地建物取引業法の規定に違反するものの組合せはどれか。


ア Aは、販売の対象が信託の受益権であったので、買主Bに対し、取引主任者
  でない従業員に説明をさせた。

イ Aは、当該信託の受益権の売買契約を締結する半年前に、買主Cに対して
  当該契約と同一の内容の契約について書面を交付して説明していたので、
  今回は説明を省略した。

ウ Aは、買主Dが金融商品取引法第2条第31項に規定する特定投資家であった
  ので、説明を省略した。

工 Aは、当該信託財産である建物の瑕疵を担保すべき責任の履行に関して保証
  保険契約を締結していたが、買主Eに対しその説明を省略した。

1 ア、エ

2 イ、ウ

3 イ、エ

4 ウ、エ



<回答>
1
<解説>
重要事項説明は取引主任者にさせなければならないので、アは宅建業法違反となる。
同一の内容の契約について1年以内に書面を交付して説明していたときは説明不要であるので、イは違反しない。
買主が特定投資家の場合においては、説明不要とされているので、ウは違反しない。
信託財産である宅地又は建物の瑕疵を担保すべき責任の履行に関し、補償保険契約の締結その他の措置で次に掲げるものを講じられているときは、その概要について記載してある書面を取引主任者をして、その相手方に交付して説明しなければならないので、エは違反する。
よって、違反するのはアとエとなり、、解は、1となる。









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