“予防医学”と言いますと、伝染病に対するものが知られています。
伝染病は、ご承知の通り、病原性を持った微生物の感染・増殖が原因の病気であることが解明されました。
これに対しては、体が元来持つ防御機構である免疫を利用した予防接種や、抗生物質の服用により極めて顕著な効果を上げることができるようになりました。
結核などの例を見れば良く判りますが、“死病”と呼ばれる存在であったものが、治癒しうる病 . . . 本文を読む
水の枯渇から食糧生産が顕著に減少する事態となった場合に、どんなことの起こることが予測されるでしょうか?
当然、穀物・大豆・飼料の価格の非常な高騰が起こることでしょう。
そして、酪農で飼料を家畜に食べさせて肉を生産した場合に、飼料から肉が作られることの歩留まりは1割ほどであります。
したがって、酪農は極めて水を大量消費する産業ですので、その経営が極めて困難になるであろうことが予測できます。 . . . 本文を読む