横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

座して死を待つのか? それとも・・・その62

2008-06-16 17:59:17 | Weblog
 ただ、問題は、その食事の量並びに質の節制がなかなか思い通りに人々は実践されないということです。
 なお、このことには、主には三つの原因があるのではと私は考えております。

 一つには、なぜその節制が必要であるのかという理由を、人々が良く理解できないでいるということがあると考えられます。
 この点に関しましては、私どもの研究成果である酸性腐敗便学説(詳しくは私著『医療革命』をご参照下さい)をお読み頂ければ十分にご理解頂けるものと確信しております。

 もう一つは、経済的な事情が関係すると私は考えております。
私は、日本人の伝統的食文化は、世界的に見ても極めて秀逸したものであるという結論に達しております。
 ところが、今日このような類の食事をしようとしますと、経済的に高いものにつくのです。
 西洋風ことにアメリカ人と類似した食事をした方が、遥かに安価なものとなるのです。
 経済的な事情から食費を切り詰めると、どうしても洋風の食生活となってしまうことが、今日の慢性病の蔓延と、その症状の増悪化の要因に成っていると私は考えております(洋風の献立の方が料理が簡単であるのに対して、和風の方が手間がかかるし、なおかつかなりコツが必要であることもこのことに関係すると私は判断しています)。

■ 私著「医療革命」について
 このブログでも再三採り上げております“酸性腐敗便ほか”の内容をコンパクトにまとめた「医療革命」は一般書店にもネット書店にも置いてありませんが、手元に在庫が二千冊ほどございます。お買い上げいただける方がおられましたら、yokota-labo@u01.gate01.comまでメールをいただければ幸いです。1600円+送料290円で、郵便振替用紙を同封して本をお送りいたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。