生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

光明蛍

2024-05-26 20:02:54 | 日々の暮らし
ある古典の中から素敵な言葉を思い出しました。
《恋の蛍》です。
「あまひこよ
雲のまがきに
ことづてん
恋のほたるは
燃えてはてぬべし」
(平祐挙・たいらのすけたか)

「恋にこがれて
鳴く蝉よりも
鳴かぬ蛍が
身をこがす」

鳴かない蛍は光ることで想いを表し、まるで身を焦がしているようだ。
なんと素敵でロマンチックな言葉でしょう。
私なら
「燃え尽きて
夜空をこがす
遠(とお)花火
鳴かぬ蛍も
身をこがす」

遠くに見える花火は音は聞こえないが夜空を焦がしている。
暗闇を音もなく1匹の小さな蛍がほんのり照らす姿は秘めた思いで身を焦がし、みんなの願いを叶える光明蛍のようだ。
私もそんな蛍になろう。
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うぐいす

2024-05-24 04:28:30 | 日々の暮らし
【うぐいす】

平安時代前期の
『古今和歌集』より、

『世にふれば
言のはしげき呉竹
(くれたけ)の
憂き節ごとに
うぐいすぞ鳴く』

憂き節とは辛いこと、悲しいこと。
長く生きていると、いろいろと嫌な事が聞こえて来て、そうした、辛い折々を嘆くようにうぐいすが鳴いている。
 (詠み人知らず)

今でも同感する歌だと思います。
古代の人も同じように感じて過ごしていたのだと分かると自分だけでないと元気が出ます。
私は竹の節を人生の節
と呼んでいます。
この節が強い竹を作っているのです。
人生もそうです。
辛い節目があるから
強くなっていくのです。
今朝もうぐいすが鳴いているなあ。
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言葉の力

2024-05-23 10:39:40 | 日々の暮らし
「刃物は物を切る

言葉は心を斬る

暖房は体を温める

言葉は心を温める

薬は病を治す

言葉は全てを癒す

言葉は生きる勇気の

道標(みちしるべ)

しかし、沈黙と傾聴を

忘れてはならない

言葉の力信じて

共に歩もう

前へ前へ」
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月光

2024-05-22 03:28:37 | 日々の暮らし
「知ってるだろうか
 泥水だって月光は映るんだ。」
       (私)
(泥水=困難な時)
諦めないでください。
月光は泥水だって照らしてますから
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仕事の報酬

2024-05-20 04:27:20 | 日々の暮らし
この仕事は若い人、いや年配者でも無理なのか?
また、2カ月で出社拒否か無断欠勤をして辞めていく。

人間関係が難しいからか。
私が18年間勤められたのは何だろうか。

「仕事が好きになれば仕事が来る。
仕事の見返りは仕事だから。」
      (私)

嫌いになると全てが嫌いになってしまう。
石の上に3年は昔の言葉か。
残りの仕事は皆が手に付けてない書類の整理やら清掃環境整備を依頼されています。
まだまだ役にたつことがあることに感謝しています。
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