生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

桜舞い散る道

2024-05-01 19:05:38 | 日々の暮らし
「花誘ふ比良(ひら)の山風吹きにけり
こぎ行く舟のあと見ゆるまで」
   (新古今集)

桜の花を誘って吹き散らす比良の山風が吹いたことだ。
琵琶湖を漕いで行く舟の通り過ぎた跡が見えるほどに湖面に花が散っている。

「花の色はうつりにけりないたづらに
わが身世にふるながめせしまに」 
 (古今集 小野小町)
花の美しさはむなしくあせってしまったことだなあ。
長雨が降り続き、私がこの世で暮らし、もの思いにふけっている間に。
桜の花が葉桜になりましたね。
そんなに急いで散らさなくてもいいのにね。
今年もありがとう。
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前世の縁

2024-05-01 00:59:10 | 日々の暮らし
「袖振りあうも他生の縁」(日本の諺)
この言葉には暗示する意味があります。
「他生」とは、仏教では「前世、来世」のこと。
道ですれ違うまったく関係ない人でも前世からの因縁があると教えている言葉です。「袖」を「魂」に変えてください。「魂すりあうも前世、来世の縁」となります。声掛け合う人は前世、来世でも深く触れ合う人です。
私は相談事、悩み事を受けて知らない人と接する事が良くあります。
その方よりも背後霊の方に親しみを感じる事もあります。
お互いの前世のご縁があるからでしょう。
皆様とお話ししているのも前世からのご縁があるからだと思います。
私の前世は皆様の前世に救われていたのだと感じています。
そのご恩返しで生かされているのです。
ありがとうございます。

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