「花誘ふ比良(ひら)の山風吹きにけり
こぎ行く舟のあと見ゆるまで」
(新古今集)
桜の花を誘って吹き散らす比良の山風が吹いたことだ。
琵琶湖を漕いで行く舟の通り過ぎた跡が見えるほどに湖面に花が散っている。
「花の色はうつりにけりないたづらに
わが身世にふるながめせしまに」
(古今集 小野小町)
花の美しさはむなしくあせってしまったことだなあ。
長雨が降り続き、私がこの世で暮らし、もの思いにふけっている間に。
桜の花が葉桜になりましたね。
そんなに急いで散らさなくてもいいのにね。
今年もありがとう。
こぎ行く舟のあと見ゆるまで」
(新古今集)
桜の花を誘って吹き散らす比良の山風が吹いたことだ。
琵琶湖を漕いで行く舟の通り過ぎた跡が見えるほどに湖面に花が散っている。
「花の色はうつりにけりないたづらに
わが身世にふるながめせしまに」
(古今集 小野小町)
花の美しさはむなしくあせってしまったことだなあ。
長雨が降り続き、私がこの世で暮らし、もの思いにふけっている間に。
桜の花が葉桜になりましたね。
そんなに急いで散らさなくてもいいのにね。
今年もありがとう。