明智光秀の三女細川ガラシャ夫人の辞世の句。
キリスト教徒のため自害できなかったので、家臣に槍で胸を突かせ落命した。
「散りぬべき
時知りてこそ
世の中の
花も花なれ
人も人なれ」
花は散る季節を知っているからこそ、花として美しい。
私もそうありたい。
胸を打つ辞世の句です。人も散る時が分かれば、もっと美しく生きようとするのに。心に刻みました。
明智光秀の三女細川ガラシャ夫人の辞世の句。
キリスト教徒のため自害できなかったので、家臣に槍で胸を突かせ落命した。
「散りぬべき
時知りてこそ
世の中の
花も花なれ
人も人なれ」
花は散る季節を知っているからこそ、花として美しい。
私もそうありたい。
胸を打つ辞世の句です。人も散る時が分かれば、もっと美しく生きようとするのに。心に刻みました。
「自分が本当に好きなものを見つけてください。見つかったら、その大切なもののために努力しなさい。君たちは、努力したい何かを持っているはずだ。きっとそれは、君たちの心のこもった立派な仕事になるでしょう。」
(黒澤明・映画監督)
聖書マタイにタラント(通貨・タレントの語源)の話しがあります。神から与えられた才能を意味しています。誰もが与えられた才能を見つけ努力して何倍もの力に育てなさいと説いています。何も見つけないで地に埋めてしまった者は罰として取り上げてしまう話しです。自分の才能を見つけて、人の役にたちましょう。
禅の言葉に「雲を耕し月に種まく」があります。
すぐに結果を出そうと思うな、あきらめないで努力すること。
信じた生き方なら、廻りから無駄なことと言われようが、信念を持って突き進んで行かなければならないという意味です。
ゆえに秘めた事にも挑戦しようと思いました。
月に種まき、水をやりにいきましょう。
チベット仏教だったか、『縁起空(えんぎくう)』という言葉があります。
この世は全て縁というものでできている。
空=自由な心
これまでの、良かった事のお返しをしたと思えば楽になるでしょう。
これを縁起空といいます。
いいことばかり続かない。
不幸があるから幸せの有り難さを知るのです。
『嫌な事も何かの縁』
(沢庵)
そう考えれば道は拓けるものです。
縁があって私達も皆さんと出逢ったのです。
ありがたく感謝しています。きっと嫌な事も知ったでしょう。
それも明日を生きる為の修行と思ってください。その節の数だけ強くなったのですから。
古い昔の中国の話。
大寧院可弘(だいねいいんかこう)禅師に
ある修行僧が聞きました。
『この道さえ歩いてゆけば、絶対にまちがいのない真実の道とはどういうものですか?』
可弘禅師が答えました。
『七転八倒(しちてんばっとう七回転んで八回倒れる)。
「七転び八起き」じゃありません。
転びっぱなし、倒れっぱなし。
つまり、失敗の連続。
それが、真実の道だ』
と述べたといいます。
私は苦しくて転げ回る意味だと思っていましたが、本当はこのような意味があったのですね。
人生は七転八倒。
転びっぱなし、倒れっぱなしなんだと思えば
気が楽になりますね。
明日も気楽にいきましょう。